【インド】海外旅行で避けるべき危険エリアと対策まとめ

異国情緒を味わえる国として日本人にも人気の高い国、インド。
数々の遺跡や世界遺産、グルメにマーケットなど多彩な魅力に胸が躍る一方で、治安に不安を覚えている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、インド旅行で避けるべき危険エリアと対策をまとめてご紹介。ぜひ旅の参考にしてみてくださいね。

 



1.インドの基本情報

インド 地図

まずは、インドを訪れるなら知っておきたい基本的な情報をお伝えします。

正式国名:インド共和国 Republic of India(Bharat Ganarajya)
国旗:サフランと白、緑の3色の横縞。サフラン色は勇気と犠牲、白色は真理と平和、緑色は大地と誠実を表す。中央の法輪は古代文明を象徴している。
面積:約329万km2(世界第7位)
人口:約13億5140万人(2018年推計)
首都:ニューデリー New Delhi
民族構成:トルコ・イラン、インド・アーリヤ、スキト・ドラヴィダ、アーリョ・ドラヴィダ、モンゴロ・ドラヴィダ、モンゴロイド、ドラヴィダの7種
宗教:ヒンドゥー教徒80.5%、イスラム教徒13.4%、キリスト教徒2.3%、スィク教徒1.9%、仏教徒0.8%、ジャイナ教徒0.4%、そのほかの宗教0.7%

 



2.危険!インドの避けるべきエリア

危険エリア

インドは国土の広大な国。そのため、インドの治安といっても地域によって差があります。以下では、外務省のホームページを参考に、インドの危険エリアについてご紹介します。

参考:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_001.html#ad-image-0

(1)そもそも危険レベルとは?

外務省では安全対策の目安として、世界の各国・各地域を4つのカテゴリーに区分しています。
その基準は以下の通りです。
「レベル1:十分注意してください。」
その国・地域への渡航、滞在に当たって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。
「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」
その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。
「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」
その国・地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)
「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」
その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国・地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。

(2)インドの危険エリア

外務省の情報によれば、インド全域が危険レベル1とされています。渡航の際は充分注意してください。

インドの危険レベル1の地域では、スリや置き引き、詐欺、睡眠薬を使用した強盗などの犯罪が報告されています。常に防犯対策をとりながら、行動しましょう。

インドの危険レベル2の地域は、スリナガル、ピハール州、ジャールカンド州、オディシャ州、アンドラプラデシュ州、テランガナ州、マハーラーシュトラ州、チャッティースガル州の一部地域です。これらの地域には不要不急の渡航は控えましょう。

インドの危険レベル3の地域は、スリナガルとその近郊にあるラダック地域を除く場所です。
またインドの危険レベル4の地域は、ジャンム・カシミール州の管理ライン❨LoC❩付近です。これらの地域には絶対に近づかないようにしてください。

 



3.都市別 インドの治安情報

警察

次にインドの治安情報を、都市ごとにみていきましょう。

(1)デリー(Delhi)

南アジアを代表する世界都市、デリー。
観光客も多いデリーですが、比較的治安の悪いエリアといえます。女性はもちろん、男性も一人での行動は避け、夜に出歩くことは止めましょう。
またデリーの世界遺産「レッドフォート」では、日本人観光客が狙われやすく、一緒に観光しようと誘ってきたインド人と食事をし、睡眠薬を導入され窃盗被害に遭うなどのケースが多発していますので注意が必要です。

(2)ムンバイ(Mumbai)

2300万人もの人々が暮らす経済の中心地、ムンバイ。
ムンバイはデリーとは異なり、軽犯罪が少ない傾向にあります。しかし大都市は同時多発テロのターゲットにされやすいともいわれているので、気を抜かず最新情報の確認を怠らないようにしましょう。

(3)ゴア(Goa)

日本の面積の9倍ともいわれるほど広大な面積を誇る南インドの州、ゴア。
南インドは北インドよりも治安が良いとされています。しかし、かつては世界から多くの麻薬がもたらされ流通していたため、現在も麻薬への警戒がなされています。

(4)バンガロール(Bangalore)

インドの三大都市のひとつに数えられるバンガロール。
移住者や外国人居住者が多い地域ですが、重犯罪や性犯罪の被害は少ないことが特徴です。しかし、軽犯罪は日常的に報告されていますので、防犯対策はしっかりと行いましょう。

(5)チェンナイ(Chennai)

観光スポットが多く、日本人も多く居住しているチェンナイ。
賑やかで、比較的治安の良いエリアとして知られています。ただ交通状況が悪く、死亡事故は世界ワースト1位といわれるくらい多発。チェンナイを訪れた際には、交通事故に巻き込まれることがないよう十分注意してください。

(6)ニューデリー(New Delhi)

高層ビルや大型のショッピングモールも多くあり、多くの人々が行き交う街、ニューデリー。
ニューデリーでは地元民も危険に感じるほど、さまざまな犯罪が多発しています。特にスリやぼったくり、ひったくりは日常茶飯事。観光客は特に狙われやすいので注意が必要です。

(7)コルカタ(Kolkata)

かつてはイギリス領インド帝国の首都としても繁栄した、コルカタ。
観光地として有名で多くの旅行者が訪れるコルカタでは、比較的治安が安定しています。しかし、スリなどの被害は報告されていますので、手荷物の管理は怠らないようにしましょう。

(8)アグラ(Agra)

「タージ・マハル」があることで知られる、北インドの都市アグラ。
治安はさほど悪くなく、他のインドの都市と比較するとゆったりと過ごすことができそうです。しかし、強引な客引きや、観光客を狙った置き引きなどの被害は報告されています。

(9)バラナシ(Varanasi)

インド最大のヒンドゥー教の聖地として知られるバラナシ。
バラナシの治安は悪く、観光客を狙った詐欺や殺人事件などが起こっています。日が暮れてからの一人歩きは、性犯罪に巻き込まれる恐れを高めるため絶対に避けましょう。また、日本語で日本人観光客に話しかけることでガイド料をとったり、土産物屋で商品を買わせたりといった詐欺も多発しているのでそのようなインド人には注意してください。

 



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インドを安全に楽しもう!

いかがだったでしょうか。今回は「【インド】海外旅行で避けるべき危険エリアと対策まとめ」と題し、インドで危険なエリアや、都市ごとの治安状況をご紹介しました。ぜひインドへの旅を安全に楽しんでくださいね。
Ooohでは、皆さま一人ひとりのご要望に合わせた旅のプラン作りのお手伝いをさせていただいております。些細なことでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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