アジアと欧米スタイルが融合した独特の雰囲気が味わえる地域、香港・マカオ。
日本から近く、絶品グルメやすばらしい夜景を楽しむことから、非常に人気な旅行先となっています。
香港・マカオは、比較的治安が良い地域として知られていますが、犯罪率が高いエリアもあります。せっかく旅行をするのなら、危険に巻き込まれたくないですよね?
今回は、香港・マカオ旅行で避けた方が良い危険エリアと対策をご紹介します。この記事を読んでいただければ、あなたの香港・マカオ滞在がより安全により楽しくなりますよ!皆様の参考になれば幸いです。
最新の新型コロナウィルスによる香港への渡航制限状況
最新の新型コロナウィルスによるマカオへの渡航制限状況
1.香港旅行における役立ち情報
まずはじめに香港旅行について知っておきたいことを紹介します。
(1)公用語は英語と中国語
中国語の中でも広東語と北京語が使用されています。
(2)通貨は香港ドル(HK$)とセント(¢)
1香港ドルはおよそ16円で、1セントは0.16円です。
(3)時差は1時間
日本より1時間遅れています。サマータイムはありません。
(4)春から夏は蒸し暑い
毎年7月がもっとも暑く、30℃を超える日も多数あります。春から夏の香港は降雨量も多く、なんと湿度100%という日もあります!!湿度が高い分、体感気温が高くなる傾向があり、春から夏の香港はかなり過ごしにくいです。
(5)冬は日本と比べて過ごしやすい
毎年1月が最も寒くなりますが、最低気温は14℃ほどなので日本ほど寒くはありません。
(6)日本国籍を所持している人で90日以内の滞在ならビザがいらない
香港から中国本土に出入りする場合も15日以内の滞在ならビザは不要です!!
2.マカオ旅行における役立ち情報
次にマカオ旅行について知っておきたいことを紹介します。
(1)公用語はポルトガル語と中国語
中国語の中でも、広東語と北京語が使われています。香港と同じです。
(2)通貨はパタカ(Pataca/MOP)とアボス(Avos)
1パタカは約15円で、1アボスはおよそ0.15円です。
(3)時差は1時間
日本より1時間遅れています。サマータイムはありません。香港と同じです。
(4)ベストシーズンは秋
10月~12月は、晴れのことが多く、温度も湿度も高すぎることがないのでおすすめです。
(5)日本国籍を所持している人で90日以内の滞在ならビザがいらない
マカオから中国本土に出入りする場合も15日以内の滞在ならビザは不要です!!香港と同じです。
3.香港の危険エリア
続いて香港の危険エリアについてお伝えします。
香港に特別治安の悪い地区やエリアはありませんが、人が多く集まる場所や観光名所などではスリや詐欺に遭う可能性が高くなります。犯罪件数や現地の声を元に香港の危険エリアを選定しましたので、ご紹介します。
(1)重慶大厦(チョンキンマンション)
特に夜はドラッグの取引などに巻き込まれる可能性が高くなります。怪しい雰囲気を感じたらすぐに逃げてください。
(2)蘭桂坊(ランカイフォン)
ナイトクラブやバーがたくさんあるので、酔っ払いの人に絡まれたり暴行事件や性犯罪に巻き込まれる可能性が高い場所です。
(3)油麻地(ヤウマアテイ)
以前はマフィアのアジトがたくさんありました。今は警察の働きにより、比較的安全になったそうですが、気をつけてください。また、近くにスラムがあるため、スリやひったくりに遭う可能性が高いです。
また、治安が悪いとされている地域でも、エリアや時間帯によって危険度が異なることをご了承ください。加えて、安全だといわれている地域にも危険な地域があるということにはご留意ください。
4.マカオの危険エリア
次にマカオの危険エリアをご紹介します。
マカオにも特別治安の悪い地区やエリアはありませんが、香港と同様、人が多く集まる場所や観光名所などではスリや詐欺に遭う可能性が高くなります。犯罪件数や現地の声を元にマカオの危険エリアを選考しましたので、ご紹介します。
(1)福隆新街(フォッロンサンガーイイ)
メインの通りは幅広く人も多いですが、路地になると細くなり薄暗くなります。
(2)宋玉生公園(ソンユンシェン公園)
特に夜になると、暗くなり人通りも少なくなるので、気をつけてください。
(3)セナド広場
セナド広場は大人気観光スポットで、たくさんの人が集まっている為、スリが多発しているのでお気を付けください。またセナド広場に限らず、人気観光スポットではスリの件数が多いので、ご注意ください。
また、治安が悪いとされている地域でも、エリアや時間帯によって危険度が異なることをご了承ください。加えて、安全だといわれている地域にも危険な地域があるということにはご留意ください。
5.避けるべきエリアの見分け方
次に避けるべき地域の見分け方をお伝えします。これは香港・マカオだけではなく、世界共通で言えることなのでぜひ覚えてください!
(1)落書きや落ちているゴミの量
治安が悪い地域にはタバコの吸い殻やビニール袋などのゴミがたくさん落ちている場合が多いです。
(2)道と車の清潔さ
道が汚い・古くて汚い車が多く通行している・駐車してある場合、低所得者が多い地域なので、犯罪に巻き込まれる確率が高まります。
(3)ホームレスの方の数
ホームレスの方が多い地域は、犯罪率が高いのでお気を付けください。また、ホームレスの中にはドラッグ中毒で街中で叫んでいる人、他人に危害を加えようとする人など予測不能な行動をする人もいます。なるべく近づかないようにしましょう。もし話しかけられても無視しましょう。
6.危険から身を守るための方法
最後に、罪に巻き込まれないための対策法をご紹介いたします。
(1)貴重品は常に肌身離さず、頼まれてもお金を渡さない。
置き引きやスリの対策になります。
(2)夜に一人で出歩かない。
性犯罪、置き引きやスリの対策になります。お昼では比較的安全な場所でも、夜になると危険度が増すエリアがたくさんあるので、気をつけてください。
(3)お酒の席では細心の注意を払う。
性犯罪や薬物犯罪の対策になります。
(4)知らない人に話しかけられたら、無視する。
日本語で口当たりの良い言葉をかけてくることがありますが、絶対に笑わず無視してください。ぼったくりや性犯罪の対策になります。
(5)部屋や窓に鍵をかける。
旅行客や留学生を狙ったスリや置き引きに加え、空き巣被害がよく発生しているのでお気を付けください。外出時はもちろん、在宅時でも必ず施錠を心がけましょう。
(6)路地に入らない。
路地に入ると人が一気に少なくなるため、犯罪に遭いやすくなります。特に夜間は危険です。
7.安全な香港・マカオ滞在を!!
いかがだったでしょうか?
今回は、香港・マカオ旅行で避けるべき危険エリアと対策を厳選してご紹介しました。ぜひこの記事を参考に、旅を心ゆくまで楽しんでくださいね。
Ooohでは現地に詳しい旅のプロが、チャットを通してあなたの希望に合わせて旅行プランをご提案します。チャットは無料で利用できますので、ぜひお気軽にご相談ください。
香港・マカオ旅行の相談が無料でできるOooh