野生動物たちが生き生きと暮らす、アフリカの国ケニア。
広大なサバンナで繰り広げられる生命のドラマを間近で見ることが出来るサファリツアーが大人気で、毎年多くの観光客が足を運んでいます。今回はケニアの観光スポットのなかでも、家族旅におすすめの場所をご紹介!老若男女を問わず楽しめる魅力的なスポットを厳選しました。
最新の新型コロナウィルスによるケニアへの渡航制限状況
1.ケニアの基本情報
まず最初にケニアという国に関するごく簡単な情報をご紹介します。
【国名】ケニア共和国
【面積】58.3㎢(日本の約1.5倍)
【人口】4,970万人(2017国連)
【首都】ナイロビ(Nairobi)
【民族】キクユ族、ルヒヤ族、カレンジン族、ルオ族、カンバ族など
【言語】スワヒリ語、英語
【宗教】伝統宗教、キリスト教、イスラム教
【時差】日本よりマイナス6時間
【ベストシーズン】サファリの側面では、ケニアでは一年を通して動物たちに出会うことができます。
乾季(7~10月、1~2月頃)は雨が少なく、観光しやすいというメリットがありますが、サファリカーの数が多く、ホコリが舞いやすいという難点もあります。一方の雨季(3~6月頃、11~12月頃)には降雨量は増えるものの一日中降り続けるといったことはなく、サファリカーの数が少ないためサファリがしやすいというメリットがあります。
2.ケニア観光で注意すべきポイント
ケニアはサファリなどの観光資源が豊富であり、東アフリカ経済の中心地としての役割を果たしています。英語も広く通用することから、ビジネス・観光を問わず多くの人々が訪れる国として有名です。
しかしその知名度のわりには、ケニアは治安があまりよくない国といわれます。特に首都のナイロビは南アフリカのヨハネスブルク、ナイジェリアのラゴスと並んで治安が悪いことで有名です。
必要以上にびくびくすることはありませんが、貴重品の管理を徹底する、夜間の一人歩きは避けるなど最低限の注意は怠らないようにしましょう。外務省が発表している情報はもちろんのこと、常に最新の情報を収集することを心がけることが大切です。
3.家族旅におすすめ!ケニアの観光スポット
さて以下では、家族旅におすすめのケニアの観光スポットをご紹介していきます。
(1)マサイマラ国立公園(Maasai Mara National Reserve)
最初にご紹介するスポットは、生息する野生動物の多さではケニア随一を誇る「マサイマラ国立公園」。
タンザニアの「セレンゲティ国立公園」に隣接し、総面積約1800㎢、大阪府と同じくらいの広さがあります。
そんな「マサイマラ国立公園」のおすすめポイントは“ビッグファイブ”と呼ばれるライオン、ヒョウ、バッファロー、アフリカゾウ、サイが生息しているところ。その他にもお子様に人気のチーターやハイエナなどの肉食動物や、キリン・シマウマなどの草食動物、ダチョウやカンムリヅルなどの鳥類、川にはカバやワニなど実にさまざまな種類の動物たちが生き生きと暮らしており、その様子をサファリツアーで観察することができます。「マサイマラ国立公園」のサファリは、サファリカーでサバンナを自由自在に走りながら動物たちを探すサファリドライブが定番。多くの野生動物たちの姿に加え、アフリカらしい迫力あるサンライズやサンセットも眺めることができるので、素敵な思い出になること間違いなしです。
サファリドライブのほかにも、気球に乗って楽しむバルーンサファリや、サバンナの大地を歩いてまわるウォーキングサファリもあるのでご家族の好みに合わせてチャレンジしてみてくださいね。
また、「マサイマラ国立公園」の名物として知られるものに“ヌーの大移動”もあります。
150万頭ものヌーの大群が一斉に移動する姿はまさに迫力満点で、サバンナの神秘といわれる“決死の川渡り”は特に圧巻。「マサイマラ国立公園」と隣接する「セレンゲティ国立公園」で“ヌーの大移動”が見られる7~10月は、世界各地かた観光客が押し寄せる人気のシーズンとなっています。
(2)ナイロビ国立公園(Nairobi National Park)
ケニアの首都ナイロビの中心部から直線距離で約10㎞、車でわずか30分ほどでアクセスできる利便性が魅力的な「ナイロビ国立公園」。
帰国前、最後にサバンナの風景を目に焼き付けたい!という方や、お子さまが小さく移動時間をなるべく短くしたい!といったご家族に人気のスポットとなっています。
そんな「ナイロビ国立公園」のおすすめポイントは、街の建物と野生動物たちの姿がマッチした不思議な写真を撮影できるところ。サバンナと聞くと、あたり一面に果てしなく広がっているイメージがありますが、「ナイロビ国立公園」では人間の生活のとても近くに野生動物たちの生活圏があるということを実感できると思います。人間と野生動物たちが共存しているこのような光景こそが、ケニアが“野生動物王国”であることを証明しているのではないでしょうか。
このように聞くと、生息する動物たちの数や種類が少ないのでは…と思われる方も多いかもしれません。しかし「ナイロビ国立公園」では先ほどご紹介した“ビッグファイブ”のうちアフリカゾウを除く4種が生息しています。さらに希少なクロサイの保護にも力を入れているため、ケニアの国立公園のなかでもクロサイの目撃率はかなり高いスポットであるということもできます。ぜひ足を運んでみてくださいね。
(3)ジラフセンター(Giraffe Centre)
ケニアの首都ナイロビにある「ジラフセンター」はキリンに餌をあげたり、触ったりすることができることから、老若男女を問わず多くの観光客が訪れる人気のスポット。
一般的なサファリでは野生動物たちに触ることは禁止されているので、「ジラフセンター」はケニアで唯一キリンと直接の触れ合いができる場所となっています。
キリンは“世界で最も背の高い動物”といわれるだけあり、全長は4~4.5mにも及びます。日本の動物園などでも見ることはできますが、キリンの顔を間近に見たことがあるという方はかなり少ないのではないでしょうか。
「ジラフセンター」では建物の2階部分にあるテラスにのぼることで、キリンの顔の位置まで近づくことが可能で、餌やりの体験ができます。ここでぜひやってみてほしいのが、餌を自分の口に加えてキリンが来るのを待つという動作。キリンが餌に気づくと長い舌を使って餌を取りに来るため、なんとキリンとディープキスをすることができちゃうんです!きっと一生忘れることができないキスになるはずです。
さらに「ジラフセンター」にはキリンをモチーフにしたかわいらしいグッズを取り揃えているギフトショップがあります。キリンと思う存分触れ合ったあとはぜにショップを訪れて、お気に入りのキリングッズを探してみてくださいね。
ケニアに行こう!
いかがだったでしょうか。今回は、ケニアの観光スポットのなかでも老若男女を問わず楽しむことができる家族旅におすすめの場所を厳選してご紹介しました。少しでも皆さまの旅の助けになれば幸いです。Ooohでは、皆様一人ひとりのご要望に合わせた旅のプラン作りのお手伝いをさせていただいております。些細なことでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください。
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