日本から遠く離れたブラジル。現在直行便は就航しておらず、アメリカ、ヨーロッパ、中東を経由する乗継便を利用します。アマゾン川やイグアスの滝をはじめとする大自然から、コロニアルな建築が残る街並、絶景が楽しめるスポットまで、ブラジルを旅行するなら外せない観光地・グルメ・アクティビティをご紹介します!
なお、新型コロナウイルスの影響により、現在多くの国や地域で入国制限が行われています。渡航を計画中の方は事前に当該国の入国制限を確認し、現地で施行中の規制や条例を遵守するようにしましょう。
最新の新型コロナウィルスによるブラジルへの渡航制限状況
初めてのブラジル旅行でおすすめの観光地5選
(1)コルコバードの丘
リオデジャネイロと言えば、なんといっても山の上に大きく手を広げているキリスト像!このキリスト像はそのぽっこりとした形が印象的な標高710mの「コルコバードの丘」の上に、両手を大きく広げて立っています。1931年のブラジル独立100周年を記念して立てられ、その高さはなんと約40m!
リオデジャネイロには「キリストの神様が見守る街」という意味があり、多くの人がキリスト教徒です。このキリスト像は、そんな人々の信仰を象徴しているのです。
さて、709mの高さから街を360度見渡すことのできる「コルコバードの丘」からの絶景は、リオデジャネイロを訪れたなら必ず見ていただきたいです。そして夜はライトアップされたキリスト像の幻想的な姿が神秘的です。
(2)コパカバーナビーチ
南米で最も有名で、世界的にも知られるコパカバーナビーチ。コパカバーナの名前は、ボリビアのコパカバーナの聖母を記念する教会が、19 世紀ここに建設されたことに由来します。
白い弓状の砂浜は、紺碧の海とうまく調和し、林立する浜辺のビル郡と合わせて、魅力的なリオデジャネイロを象徴する景色になっています。全長は約4kmで、南のコパカバーナ要塞付近からプリンセザ・イザベル大通り間の約3kmがコパカバーナ海岸で、その東のポン・デ・アスーカルに近い約1km はレーメ海岸と呼ばれています。
海岸沿いのアトランチカ大通り沿いの建物は、ほとんどが高層マンションだが、ホテル、レストラン、バーも軒を連ねていて、真夏は地元、そして欧米からの観光客で広い砂浜が人で溢れ、ビーチサッカー、バレー、サーフィンを楽しむ人で賑わいをみせます。
特に晴天のビーチの雰囲気は魅力的で、まさに南米随一のリゾートといえるでしょう。
(3)イグアスの滝
南米に来たら絶対に欠かせないイグアスの滝!ブラジル側とアルゼンチン側から眺めることが出来ます。
ヴィクトリアの滝、ナイアガラの滝と合わせて『世界三大瀑布』とも呼ばれています。
先住民の言葉で「大いなる水」という意味です。なんと毎秒65,000トンという想像もつかないような大量の水を放出しており、その最大落差は80メートル以上にもなるそうです。
世界遺産(自然遺産)にも登録されており、毎年たくさんの観光客が滝を見に訪れます。トレッキングコースを歩いたりボートに乗るのもおすすめです。
(4)サンパウロ
2000万人以上の人口を誇り、南米はもちろん、南半球最大の都市として知られる「サンパウロ」。ブラジル経済を支えるこの大都市は、世界でも8番目に人口の多い都市として知られています。
サンパウロの街のちょうど中心部に位置するのが、セー教会。緑色の尖塔が美しいゴシック様式の入口を通り抜けると、中には真っ白な石柱や、光に映えるきれいなステンドグラスが。その絶景は思わず息をのむほどです。
(5)マナウス
地球上最大の大自然、アマゾンの拠点となる「マナウス」。アマゾンの醍醐味と言えば、やっぱりジャングルクルーズ!船に乗って観光するだけのものから、自分でワニやピラニアを捕まえるようなものまで、お好みに合わせてさまざまな観光ツアーが用意されています。
そんな中でも必ず見たい絶景が、アマゾンのシンボルでもあるオオオニバスの群生。大きいものはなんと直径3mにもなるのだとか!
また、マナウスはアマゾンだけではなく、開拓時代の名残を今も留める古い建築物や、巨万の富を得た入植者たちが贅を尽くした豪華絢爛な公共施設など、ブラジルの歴史を物語る興味深いスポットも盛りだくさんです。
初めてのブラジル旅行でおすすめのグルメ3選
(1)シュラスコ
ブラジル料理といえばシュラスコ!と思う方も多いのではないでしょうか。串刺しにした牛肉、鶏肉、豚肉のかたまりに岩塩をふって、炭火でじっくり焼き、ナイフでそぎ落としながら食べるという、かなり豪快な肉料理です。焼きあがったお肉を持って店員さんが各テーブルを周ります。
(2)フェジョアーダ
ブラジルの国民食と言われているフェジョアーダ。フェジョアーダは、どちらかというと何かイベントや祝い事などで食べられる料理で、フェイジョンという黒豆と豚の耳や尾、干し肉、羊肉、臓物を使ったソーセージ等を煮込みご飯にかけて食べるのが定番です。家族や友人など大人数が集まってみんなでワイワイ食べるのが一般的です。
また、多くの地域では仕事が午前中で終わる水曜日と土曜日にフェジョアーダを食べるという慣習もあります。レストランに行くと「Dia de Feijoada(フェジョアーダの日)」という張り紙が出され、家族や友人でシェアする姿が見られます。
(3)ハバーダ
ハバーダは雄牛の尻尾を煮込んだ、要するにブラジルのオックステールの煮込みです。ジャガイモやニンニク、タマネギなどをトロトロになるまで煮込み、ご飯にかけて食べます。ヨーロッパのようにスープがメインでなく、テール肉がメインの料理です。日本では入手しにくい食材なので、好きな方は現地で沢山食されることをおすすめします。
初めてのブラジル旅行でおすすめのアクティビティ3選
(1)リオのカーニバル!
謝肉祭(カーニバル)は世界中のカトリックの国で行われてますが、リオのカーニバルは世界最大級であり、最も熱狂的といわれています。
統一されたテーマをもとに、1チーム3,000〜6,000人の大規模なグループが行進をして、コンテスト形式で優勝を競い合います。華やかな衣装、ダイナミックな音楽とリズム。観客も皆、思わず自然に身体を揺さぶり踊り出してしまいます。是非年に一度の祭典・リオのカーニバルを肌で感じてください。
(2)透明度世界一の川でフローティングツアー
ブラジル中西部地方マット・グロッソ・ド・スウ州の州都、カンポ・グランジから280kmの場所に、ボニートという町があります。この町の一番のおすすめが、透明度世界一とも言われる川をシュノーケリングで下るフローティングツアーです。ウェットスーツ、シュノーケルを装着して、川面を浮かんで(フローティング)進んで行きます。
透明度が世界一だからこそ、川の中の様子がくっきり見えます。川に沈んだ流木や藻、また現地の淡水魚であるピラプタンガ、ピンタード、パクー、ドラードなど、体長40センチほどの魚たちが優雅に泳いでいる姿も見られます。泳げない、体力に自信がない…という方も全く問題ありません。“フローティング”という名前の通り、川に“浮いて”川の流れに乗ってシュノーケルができるので泳力を必要としません。流れも速すぎず、お子さんでも心配ありません。川も浅く、途中で足が川底に着ける場所もあるくらい。途中で疲れたとしても、一緒に同行する舟に掴まったり、上がることもできるので安心です。
(3)ヘリコプターツアー
サンパウロなどの道路が混雑する地域ではヘリコプターでの移動も普及しつつあります。
ヘリコプターにのってリオデジャネイロに街並みや、イグアスの滝を上から眺めるツアーはいかがでしょうか。
美しいパノラマのフライトで、非日常的な忘れられない方法で忘れられない思い出を作ることが出来ます。新しい視点からリオデジャネイロを体験し、ビーチ、山、森のパノラマ写真を撮る瞬間をお楽しみください。
初めての海外旅行はブラジルへいこう!
いかがだったでしょうか。今回は「【ブラジル】初めての海外旅行で訪れるべき観光地・グルメ・アクティビティまとめ」と題し、タイでおすすめのスポットやグルメをご紹介しました。ぜひブラジルへの旅を思う存分楽しんでくださいね。
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