【最新版】海外旅行でジャマイカに渡航するための手続きまとめ(申請/航空券手配/PCR検査等)

新型コロナウイルスの影響で各国で旅行者の入国について制限を課しています。一方で、ワクチン接種の拡大に伴い入国制限が緩和されつつある国もあります。海外旅行ができるようになったとき、安全で楽しい旅のために事前準備をしっかりとしたいですよね!
今回は海外旅行でジャマイカに渡航するための手続きなどをまとめてご紹介します!ぜひ皆様の楽しい旅行の参考になれば幸いです。

 

 

最新の新型コロナウィルスによる渡航制限状況

1.ジャマイカの新型コロナウイルスの感染状況について

コロナウイルス

ジャマイカでの感染者数は減少傾向にあり、平均で1日59人の新規感染者が報告されています。この数字は、1日平均人数のピークだった2021年9月7日の8%と、良い状況になってきています。しかし、新たなコロナウイルス変異株の感染が世界で確認されているため、引き続き感染状況に注意が必要です。
また、日本の外務省は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大状況も踏まえ、ジャマイカに対する感染症危険情報をレベル3(渡航中止勧告)に設定しています。

 

2.ジャマイカへの入国手続きについて

旅行

ここからは、ジャマイカへの入国手続きについてご紹介いたします。
ジャマイカ入国の際には、国籍を問わず全ての12歳以上の渡航者は、オンラインでの事前入国申請と、ジャマイカへの入国便の出発3日以内に検体採取されたPCR検査の陰性証明が必要です。

〇ウェブサイトでの事前の入国申請について

渡航日の7日前から申請可能なので、旅行日程が確定したらお忘れなく!
こちらのURL(https://www.visitjamaica.com/travelauthorization/)から申請することができます。

〇入国時の流れ

医療健康担当官、医療担当官または保健担当官から健康及びリスク評価を受けます。
①検温
②新型コロナウイルス感染症の症状についての観察
③新型コロナウイルス感染症にさらされるリスクのある職業かどうか
④申請日から直近の6週間以内に訪れた国、そのほか健康面など
以上4つの点についてチェックされ、新型コロナウイルス感染症の高い危険性を有しているかを判断されます。

〇PCR検査の陰性証明書のルールについて

以下4つのルールがありますので、ご確認ください。
①「Reverse Transcription Polymerase Chain Reaction Test (RT-PCR検査)」、「Nucleic Acid Amplification test (NAA)」、「RNA」、「Antigen test(抗原検査)」のみ認められる。
②口腔咽頭あるいは鼻咽頭から検出した検体の結果のみ認可される。「Antigen test(抗原検査)」の場合は鼻咽頭から検出した検体の結果でないといけない。
③CAP(College of American Pathologists)認証、 CLIA(米国臨床検査改善修正法案)登録もしくはISO 15189 認証を受けた検査機関により、アメリカ食品医薬品局(FDA)の緊急使用承認によって認められた検査もしくはWHOの基準を満たした検査であること。(ファイザーとモデルナは認められています!)
④氏名・生年月日(入国申請と同一であること)、検査機関名、認証の区別(CLIAもしくはISO 15189)、検体採取日、検査種別、検体種別、検査結果が記載されていること。

〇検疫の免除について

新型コロナワクチン接種完了者(ワクチンの必要回数分を接種して14日間を経過した者)が、ジャマイカへの入国便の出発3日以内に検体採取されたRT-PCR検査陰性証明書を提示できれば検疫は免除されます。
RT-PCR検査以外で入国した場合は、入国後の自己検疫期間は入国日の翌日から8日間となります。ただし、政府が承認する機関でRT-PCR検査を自費で受検し、陰性証明を提示できれば、以降の検疫は免除されます。

〇入国に関する注意点

過去14日間にエスワティニ、ジンバブエ、ナミビア、ボツワナ、マラウイ、南アフリカ共和国、モザンビーク、レソト滞在歴のある者(ジャマイカ国籍者及び永住者を除く)は入国禁止となっています。お気を付けください。

〇観光目的で入国される場合の注意点

①レジリエント・コリドー内、もしくは営業許可を取得し、観光商品開発公社(TPDC)の認可を受け、観光省規則を遵守するコリドー内外のホテルもしくはリゾート・コテージに留まること。
しかし、以下の場合を除き、ジャマイカに滞在している間、検査の必要はなくなります。
・ ハイリスクであると判断された場合。
・新型コロナウイルス感染症の症状を示している場合。
②検査が必要とされる場合、結果が判明するまで、ホテルに待機しなければならないこと。

〇商業目的で入国される場合の注意点

①空港でRT-PCR検査(採取検体は口腔咽頭あるいは鼻咽頭ぬぐい液)を受け、検査結果が判明するまでは、ジャマイカの居住地において検疫となること。
検査費用は渡航者自身が負担することになるので、あらかじめお金をご用意ください。

 

3.ジャマイカから日本へ帰国する際の手続き

旅行

ジャマイカから日本へ帰国する際にも、入国するための必須手続きが5つあります。今からその手続きをご紹介いたします。この記事を読めば、スムーズに帰国できること間違えなし!

①出国前72時間以内のコロナウイルス陰性証明書の提出

もしも、搭乗時に検査証明書を所持していない場合、航空機への搭乗を拒否されます。検査証明書の取得が困難な場合、出発地の在外公館に相談することができます。
入国時に必要な検査証明書の要件は、
(1) 検体採取が出国前の72時間以内であること
(2) 所定のフォーマットを使用して以下の内容を英語で記載されていること
・氏名/パスポート番号/国籍/生年月日/性別
・検査法/採取検体
・結果/検体採取日時/結果判明日/検査証明書交付年月日
・医療機関名/住所/医師名/医療機関印影
(3) 検体採取方法は以下のいずかであること
・鼻咽頭ぬぐい液/唾液/鼻咽頭ぬぐい液・咽頭ぬぐい液の混合
実際の検体採取箇所が「鼻咽頭」でも検査証明書に記載の検体が「鼻腔」を示す「Nasal swab」や「Nasal and throat swab」などとして記載されている場合は無効となってしまいますのでご注意ください。
(4) 検査方法は以下のいずれかであること
RT-PCR法/LAMP法/TMA法/TRC法/Smart Amp法/NEAR法/次世代シーケンス法/抗原定量検査(抗原定性検査ではない)

②空港での検査

結果が出るまで、空港内のスペース・検疫所が指定した施設等で待機する必要があります。到着から検査結果が判明して入国するまでの所要時間は検査方法により異なるため、ご注意ください。

③誓約書の提出

誓約の内容は、14日間の公共交通機関の不使用や自宅等での待機、位置情報の保存、接触確認アプリの導入などです。

④スマートフォンアプリ3種類のインストールおよび設定

・健康居所確認アプリのMySOSと接触確認アプリのCOCOAをインストールし、GoogleMaps等のスマートフォンの位置情報設定・保存を行うことが求められます。

⑤質問票の提出

質問票WEB( https://arqs-qa.followup.mhlw.go.jp)で回答完了後、QRコードが表示されるので、表示されたQRコードをスクリーンショットで保存するか、印刷をして検疫時に提示してください。

4.ジャマイカ渡航を安全に楽しもう!

ジャマイカ

いかがでしたか?
今回は「【最新版】海外旅行でジャマイカに渡航するための手続きまとめ」と題し、必要事項などを紹介しました。ぜひ感染拡大に気を付けながらぜひ海外旅行を楽しんでください。
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