最新の文化を発信し続ける“世界の中心地”、ニューヨーク。独立戦争の契機となる事件が勃発した都市、ボストン。1800年以来の首都、ワシントンD.C.などなど…アメリカ東部エリアにはアメリカの歴史を今に伝えながらも進化し続ける魅力的な都市がたくさんあります。
そこで忘れてはいけないのが、ご当地のグルメ!せっかく海外を訪れるのなら、現地の“食文化”も楽しみたいですよね!今回はアメリカ東部エリアで食べたいおすすめのグルメを有名な都市ごとにご紹介します。
ニューヨークの名物グルメ
世界中から多くの旅行者が集まる、グルメやファッション、エンターテイメントの中心地ニューヨーク。「セントラルパーク」や「タイムズスクエア」、「自由の女神」に「メトロポリタン博物館」など世界的に有名な観光スポットが盛りだくさんの都市です。
まずはじめにそんなニューヨークのおすすめグルメからご紹介します。
①ハンバーガー
ニューヨーク民のソウルフードといっても過言ではないのが、ふわふわのパンにジューシーなお肉を中心とした溢れんばかりの具材が挟まった絶品ハンバーガー。日本でもファストフードとして広く人気を集めています。お店によって具材にこだわりがあり、カリカリに焼かれたベーコンが入っているものや、アクセントとしてあめ色のたまねぎが入っているもの、自分でカスタマイズできるものなど様々な本場のハンバーガーが楽しめます。ぜひお気に入りの一品を見つけてみてくださいね。
②ステーキ
世界中に輸出されており、その味に定評のあるアメリカンビーフ。ニューヨークを訪れたのなら、その極上のアメリカンビーフをこれまでかというくらい分厚くカットした絶品ステーキはいかがでしょうか。ニューヨークのステーキハウスではお肉の焼き方やソースなど、お店によって様々な違いがあるので食べ比べしてみるのもおすすめです。
③NYスタイルピザ
ピザってイタリアの名物ではないの?そう思った方も多いはず。しかしピザは各地の食文化によって独自の進化を遂げており、旅先で食べるとその地域だけの味を楽しめることが多いんです。ニューヨークのピザは、歯ごたえのある薄い生地にモッツァレラチーズがたっぷりトッピングされているのが特徴。アメリカンサイズのピザ1枚はとても大きくて食べきれない!という方にも手軽に1ピースだけ買うことができるお店が多くあるので安心です。
④ホットドッグ
ニューヨークのB級グルメで圧倒的な人気を誇っているのが、食べ歩きグルメの定番であるホットドッグ。
「ニューヨークで一番多いのは観光客、そして二番目に多いのはホットドッグスタンド」というジョークが生まれるくらい、親しまれているソウルフードです。19世紀後半にドイツの移民がアツアツのソーセージを手で食べられるようにとパンに挟んで売ったことから発祥したといわれるホットドッグですが、現在では牛肉100%のソーセージにこだわるお店、唐辛子やチーズ、アボカドなど多彩なトッピングが選べるお店などがあり、オリジナリティ溢れるホットドッグを楽しむことができます。
ワシントンD.C.の名物グルメ
続いてご紹介するのはアメリカの首都であるワシントンD.C.の名物グルメ。ワシントンD.C.は「ホワイトハウス」や「リンカーン記念館」、「ワシントン記念塔」などの観光スポットで知られています。各国の大使館が集まることから世界各国の料理が楽しめるとともに、太平洋で獲れた新鮮なシーフードも絶品です。
①ソフトシェルクラブ
ソフトシェルクラブとは、脱皮したての青いワタリガニのこと。殻がとてもやわらかいので、剥かずにそのままフライにして殻ごと食べることができるのが大きな特徴です。ソフトシェルクラブのフライを食べることができるのは4月上旬~6月にかけての間といわれていますが、そのまま食べるのに加えてハンバーガーやサンドイッチ、手巻き寿司など幅広い料理に使われているのでお目にかかることも多いはず。カルシウムが非常に多く含まれているのも嬉しいですね。
②ブルークラブ
ソフトシェルクラブが成長して殻が硬くなったものはブルークラブといわれており、日本ではほとんど見かけることのない珍しいものです。先ほどのソフトシェルクラブの多くがフライの形で提供されるのに対して、ブルークラブは蒸して、チリなどをブレンドしてつくられたスパイスをまぶして提供されることがほとんど。日本でよく食べられているカニと比べると身は少なめですが、硬い殻をトンカチで叩き割り、中の身を食べる体験はなかなかおもしろいので、ワシントンD.C.を訪れたらぜひ一度食べてみてくださいね。
③チェリーストーン
チェリーストーンとは大きさが10cmくらいのハマグリの一種であり、日本ではホンビノス貝と呼ばれているもの。身にとても甘さがあるため、レモンなどを絞って生で食べるのが一番おすすめの食べ方です。
その他にも蒸して食べたり、クラムチャウダーに入れたり、スタッフクラム(貝にパン粉、ベーコン、ハーブなどを混ぜたものを貝殻にのせて焼く料理)の材料として使われたりと色々な場面で登場する、ワシントンD.C.を代表する魚介のひとつです。
ボストンの名物グルメ
ボストンは、17世紀にイギリス植民地の拠点として栄えたことから、アメリカ独立に際して様々な歴史的事件が起こった場所。イギリスとアメリカの文化が融合し、現在は全米で一番大学の多い都市としても知られています。最後にはそんなボストンの名物グルメをご紹介しましょう。
①ニューイングランドクラムチャウダー
ボストンのあるニューイングランドは、クラムチャウダー発祥の地。
牛乳や生クリームと小麦粉をベースにしてつくられた白いスープが特徴ですが、形状はサラリとしたものからドロッとしたものまで様々です。。具材は角切りにしたチェリーストーンなどの二枚貝の身、たまねぎ、セロリ、じゃがいもが定番ですが、お店によってはベーコンや人参などバラエティに富んだ食材が使われていることも。テイクアウトができるお店も多いので、ぜひ色々なお店で食べ比べしてみてくださいね。
②ロブスターロール
海に面したボストンでは新鮮なシーフードがたくさん売られていますが、そのなかでもおすすめしたいのは名物のロブスター。
食べ方はボイルやグリルなど様々で、多くのレストランで食べることができます。しかし価格はほぼ「時価」となっており、時期によっては割高になってしまうこともしばしば。
そんなときにおすすめしたい食べ方が、手軽に本場のロブスターを食べることができるロブスターロール!これはホットドッグの要領で、ボイルしたロブスターをマヨネーズで和えたものをパンに挟んだ料理です。街角のスタンドやレストランで比較的手頃な値段で食べることができるので、ぜひともご賞味ください。
③ボストンクリームパイ
ボストンの定番スイーツといえば、スポンジのなかにたっぷりとカスタードクリームをはさみ、全体をチョコレートでコーティングした、ボストン発祥のボストンクリームパイ。「パイ」という名前がついているものの、どちらかというと「ケーキ」にそっくりで放射状に切り分けて食べるのが一般的です。1856年にボストンのシェフが考案し、そこからずっとボストン民に愛されているスイーツなんだとか。シーフードに飽きたら、ぜひこの歴史あるスイーツにチャレンジしてみてくださいね。
Ooohおすすめのプライベートツアー
Ooohがこれまでに提供したアメリカのおすすめのプライベートプランをご紹介します。
アメリカで美味しいグルメに酔いしれよう!
いかがだったでしょうか。今回はアメリカ東部エリアのおすすめ名物グルメを、都市ごとにご紹介しました。そこでしか味わうことのできない絶品グルメをぜひ味わってみてくださいね。
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