日本よりひとまわり小さな南米の国、エクアドル。
山あり、海あり、ジャングルあり、さらにはあのダーウィン博士も愛したガラパゴス諸島あり…と豊かな自然が楽しめる国として知られ、多くの観光客が訪れています。また、キトやグアヤキルなど個性豊かな美しい街並みも魅力のひとつです。
そこで今回はそんなエクアドルへの旅行を考えていらっしゃる方必見、都市別のおすすめホテルについてご紹介します。
エクアドルのおすすめホテル
(1)キト(Quito)
400年前の植民地時代の教会や建造物が今もなお佇む、アンデス山脈に囲まれた緑の都市、キト。
かつてはインカ帝国の北の都として栄え、現在はエクアドルの首都となっています。キト市内は、世界遺産にも登録されている旧市街と、そこから北に広がる新市街に分かれており、両者は「8月10日通り」や「アマソナス通り」といったメインストリートで結ばれています。
キトのおもなみどころとしては、「セントロ・イストリコ」と呼ばれる旧市街の街並みや、旧市街の中心にある「独立広場」、キトで最も威風のある教会「サン・フランシスコ教会」、現在も未完成の「バシリカ教会」などが挙げられます。
キトにおいて、高級ホテルはマリスカル地区の東側の「10月12日通り」、中級~安宿はマリスカル地区中心部に多くあります。旧市街には安宿のほか、コロニアル建築の歴史あるホテルもいくつかあります。
◇ビエナ・オテル・インテルナシオル(Viena Hotel Internacional)
「独立広場」まで2ブロック、パティオを囲むコロニアル建築の家を改装してつくられたホテル、「ビエナ・オテル・インテルナシオル」。
日中は周囲の人通りが多く、スタッフもフレンドリー。客室も清潔感にあふれ、明るいので快適なひとときを過ごすことができます。
◎詳細情報
所在地:Calle Flores 600 y Chile
電話番号:(02)295-4860/9611
客室数:29室
◇キト(Hotel Quito)
キト市内を見下ろす坂の上に位置する4つ星ホテル、「キト」。
ホテルからは「クンバヤ渓谷」や、太平洋と大西洋を分ける分水嶺までも一望でき、その眺望は市内随一。プールやスパ、ジムなどの施設も充実しています。
◎詳細情報
所在地:Av. González Suárez N27 142
電話番号:(02)396-4900
客室数:215室
◇ブティック・ホテル・カフェ・クルトゥーラ(Boutique Hotel Café Cultura)
キトで最も古い一族が暮らしていたという風情ある館を利用したブティックホテル、「ブティック・ホテル・カフェ・クルトゥーラ」。
部屋に配されたアンティーク家具や絵画が古き良き時代を物語っています。26ある客室の内装はすべて異なっており、壁にはそれぞれフレスコ画が。晴れた日には美しい庭で朝食を楽しむこともできます。
◎詳細情報
所在地:Robles 513 y Reina Victoria
電話番号:(02)222-4271
客室数:26室
(2)クエンカ(Cuenca)
キトから南へ約441㎞、グアヤキルとキトに次ぐエクアドル第三の都市、クエンカ。
16世紀にスペインに支配され、街はスペイン風につくりかえられてしまったものの、今でも人口の多くをインディヘナが占めるクエンカでは、至る所に古い伝統・風習が染みつき、まるで時が止まったかのような錯覚に陥ります。
クエンカのおもなみどころとしては、クエンカのシンボルともいえる青いドームの「カテドラル」や、土器や石器が展示されている「先住民文化博物館」、いくつもの活気ある「市場」などが挙げられます。
クエンカのホテルは、キトやグアヤキルに比べると安め。「アブドン・カルデロン広場」周辺には中級~高級ホテルが多く、その外側に安宿などが点在しています。
◇ビクトリア(Hotel Victoria)
トメバンバ川を見下ろす絶好のロケーションが魅力的なホテル、「ビクトリア」。
建物はクエンカの重要文化財に指定されているというだけあって、内装は見事で、木材を使用した重厚且つエレガントな造りになっています。レストランからの眺望が素晴らしく、評判です。
◎詳細情報
所在地:Calle Larga 6-93 y Presidente Antonio Borrero
電話番号:(07)282-7401
客室数:23室
◇カサ・サン・ラファエル(Casa San Rafael)
クエンカの文化遺産に指定されている築100年以上のコロニアル建築の、優雅で美しいホテル、「カサ・サン・ラファエル」。
吹き抜けを囲むように配された部屋の内装はすべて異なり、それぞれ落ち着いた趣があります。コーヒーや紅茶の無料サービス有、パソコンも利用できます。
◎詳細情報
所在地:Boílvar 5-05 y Mariano Cueva
電話番号:(07)282-3920
客室数:13室
(3)グアヤキル(Guayaquil)
太平洋に注ぐグアヤス川の河口から約56㎞上流に発達した、エクアドル最大の都市、グアヤキル。
グアヤス港は交易の拠点として栄え、特産品であるコーヒーやカカオ、バナナなどの農作物がこの港から世界中へ輸出されています。また、赤道直下のこの街は1822年、南米独立の父シモン・ボリバルと英雄ホセ・サン・マルティンが当時の支配国スペインに対して独立戦争を起こす密談を交わした場としても有名です。
グアヤキルのおもなみどころとしては、ステンドグラスが美しい「メトロポリタン大聖堂」、イグアナ公園とも呼ばれる「セミナリオ公園」、グアヤキルで最も古い地区「ラス・ペーニャス地区」などが挙げられます。
グアヤキルにおいては、「セミナリオ公園」周辺に高級~中級ホテルが多く、安宿は「センテナリオ公園」の南側に集まっています。グアヤキルは典型的な熱帯性気候のため、エアコンの有無を確認するようにしましょう。
◇オロ・ベルデ(Oro Verde)
「センテナリオ公園」近くの近代的な5つ星ホテル、「オロ・ベルデ」。
4つのレストランやカフェのほか、トレーニングジム、プール、サウナなど各種設備が充実しています。客室は高級感にあふれ、快適なひとときを過ごすことができます。
◎詳細情報
所在地:Av. 9 de Octubre 414 y García Moreno
電話番号:(04)232-7999
客室:236室
◇アンプトン・イン・バイ・ヒルトン(Hampton Inn by Hilton)
ガラス張りの外観が目を引く、ヒルトン系の5つ星ホテル、「アンプトン・イン・バイ・ヒルトン」。
カジノやジャクージ、ジム、サウナなど各種設備が整っており、1階にはスシバーも入っています。客室はベージュ系のモダンなインテリアで揃えられ、バスタブつき。
◎詳細情報
所在地:Av. 9 de Octubre 432 y Baquerizo Moreno
電話番号:(04)256-6700
客室:95室
◇マンソ(Hotel Manso)
グアヤス川の望むおしゃれなホテル、「マンソ」。
15ある客室は部屋ごとにテーマカラーがあり、洗練された空間のなかで過ごすことができます。キヌアなどを使ったヘルシーな料理を提供するベジレストランや、自転車ツアー・地域住民宅を訪問する独自ツアーが人気。
◎詳細情報
所在地:Malecón 1406 y Aguirre
電話番号:(04)252-6644
客室:15室
(4)ガラパゴス諸島(Islas de Galápagos)
チャールズ・ダーウィン博士が愛した動植物の楽園、ガラパゴス諸島。
島々は1978年、ユネスコの世界遺産に登録され、2001年には登録範囲が周囲の海にまで拡張されました。
ガラパゴス諸島のおもなみどころとしては、動植物の保護観察がなされている「チャールズ・ダーウィン研究所」や、真っ白な砂のビーチ「トルトゥーガ・ベイ」、ガラパゴスの絶景を満喫でき「ティヘレータスの丘」などが挙げられます。
ガラパゴス諸島のホテルは、ガラパゴス諸島で最も大きな町プエルト・アヨラに集中しています。
◇ロイヤル・パーム(Royal Palm Hotel)
世界のVIPが宿泊するガラパゴス最高級の5つ星ホテル、「ロイヤル・パーム。
すべての客室にジャクージがついており、敷地内にはプール、テニスコートも。
◎詳細情報
所在地:Km. 18 vía Puerto Ayora-Baltra
電話番号:(05)252-4470/(02)252-0000(キト)
客室数:21室
◇レッド・マングローブ・ガラパゴス・ロッジ(Red Mangrove Galápagos Lodges)
「チャールズ・ダーウィン研究所」近く、マングローブ林のなかに位置している眺めの良いロッジ、「レッド・マングローブ・ガラパゴス・ロッジ」。
ビーチ側とガーデン側の客室があります。
◎詳細情報
所在地:Av. Carles Darwin y Pigueros
電話番号:(05)252-6564/(02)382-3941(キト)
客室数:14室
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いかがだったでしょうか。今回はエクアドルの都市別おすすめホテルに関する情報をまとめてご紹介しました。ぜひエクアドルの旅を心ゆくまで楽しんでくださいね。
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