3000年以上に渡って独立を維持し、アフリカ最古の独立国として知られるエチオピア。
独自の原始キリスト教文化が息づき、80以上の民族が暮らすエチオピアはとても神秘的な国で観光客を惹きつける魅力に溢れた場所です。さらに「ラリベラの聖堂」や「シミエン国立公園」、「オモ川流域」など世界遺産も盛りだくさん。
そこで今回はそんなエチオピアへの旅行を考えていらっしゃる方必見、おすすめホテルについてご紹介します。
1.エチオピアの基本情報
まずは、エチオピアの基本的な情報を押さえておきましょう。
【正式国名】エチオピア連邦民主共和国(The Federal Democratic Republic of Ethiopia)
【首都】アディスアベバ(Addis Ababa)
【面積】109.7万㎢(日本の約3倍)
【人口】約7070万人(2007年)
【国旗】上から緑、黄色、赤の順に並ぶ。緑は労働と肥沃な土地と発展を、黄色は希望と正義を、赤は平等と自由のために犠牲になった人々と勇気を表す。中央の紋章の青い円は平和を、星は民族の融和を示す。
【時差】日本より6時間遅れ。エチオピアでは、エチオピア独自の12時間制エチオピア時間が使われている。これは1サイクル目が日の出(6時)を基準として夕方(18時)に終わり、2サイクル目が18時から翌朝6時に終わるというもの。たとえば朝の9時は、エチオピア時間では「3時」となる。
【言語】公用語は独自の文字をもつアムハラ語。英語はあまり通じない。
州ごとに公用語が定められているが、各民族が固有の言語をもつ。
【通貨】エチオピアブル、セント
【民族構成】セム系のアムハラ族やティグラィ族など、クシ系のオロモ族やソマリ族など、オモ系のムルシ族やハマル族ほか、83部族で構成される。最大はオロモ族で、アムハラ族、ティグラィ族がそれに続く。
【宗教】キリスト教(大半はエチオピア正教)とイスラム教が半々。そのほか、ユダヤ教や伝統宗教も残る。
2.エチオピアの都市別おすすめホテル
続いてエチオピアのおすすめホテルについてご紹介します。
(1)アディスアベバ(Addis Ababa)のホテル
“新しい花”という意味をもつエチオピアの首都、アディスアベバ。
人口は約400万人、都市部の標高は2300~2500mほどで平均気温は16℃くらいです。中心部にはビルが建ち並び、車も多いですが、羊やヤギの群れがそのなかを行き交う様子は都会と田舎が混在しているかのよう。
アディスアベバのおもなみどころとしては、対イタリア戦勝利の記念に建てられた「聖ギオルギス教会」や、何でも揃う市場「マルカート」、エチオピアで最も大きい教会である「三位一体大教会」などが挙げられます。
◇シェラトン(Sheraton Hotel)
1998年開業の格調高い高級ホテル、「シェラトン」。
ホテル内には、レストランやバーをはじめとして、ショッピングモール、プール、サウナ、ディスコなどが完備されており、充実したステイを楽しむことができます。スニーカーとジーパンは禁止で、ローカルタクシーで行くと門の外でおろされてしまいます。
〇詳細情報
所在地:Taitu St, Addis Ababa 1000
電話番号:5171717
公式HP:https://www.marriott.com/hotels/travel/addlc-sheraton-addis-a-luxury-collection-hotel-addis-ababa/
◇ギオン(Ghion Hotel)
広い敷地を誇る政府系のホテル、ギオン。
部屋は古いですが、緑に囲まれているため環境がとても良いです。ホテル内にあるエチオピア料理のレストランもおすすめ。地方にも同系列のホテルがあるので、ここで予約してから行くのも◎
〇詳細情報
所在地:Ras Desta Damtew St, Addis Ababa
電話番号:5513222
公式HP:https://ghionhotel.com/index.php/en/
◇タイトゥ(Taitu Hotel)
1898年にメネリクⅡ世の妻、タイトゥ皇后が建てたというエチオピア初の西欧風ホテル、「タイトゥ」。
邸宅風のおしゃれな雰囲気が魅力で、特に本館はアンティークのセンスが良くおすすめ。安くて美味しいと評判のレストランやバー、インターネットサービスがあります。
〇詳細情報
所在地:Dej. Jote St, Addis Ababa
電話番号:1560787
(2)ラリベラ(Lalibela)のホテル
ザグウェ朝の王のなかで最も有名な王、ラリベラ王がこの地に遷都したことから王の名前がそのまま名づけられた町、ラリベラ。
ラリベラ王は聖地エルサレムへの道がイスラム教徒に占領され、巡礼が困難となったことから、ラリベラの地に第二のエルサレムの建設を試みました。こうして建立された12の岩窟教会群はアクスム様式を引き継ぐ、大変美しい建物。現在ではユネスコの世界遺産にも登録され、人気の観光スポットとなっています。
◇セブン・オリーブス(Seven Olives hotel)
多くの外国人観光客で賑わうホテル、「セブン・オリーブス」。
敷地内は緑であふれていて、リラックスできる空間が広がっています。また、高台のテラスからの眺めは最高で、谷を望むことができます。
〇詳細情報
所在地:the center of the Lalibela town
電話番号:3360020
公式HP:https://www.sevenoliveshotelandrestaurant.com/
◇ラル(Lal Hotel)
清潔なコテージ風の客室が人気のホテル、「ラル」。
テラスからの眺めが良く、庭ではビリヤードを自由に楽しむこともできます。門を入ってすぐの、エチオピア教会を模した石造りのどっしりとした建物はレストラン。
〇詳細情報
所在地:Geterge Street Kebelle 02
電話番号:3360008
(3)ゴンダール(Gondar)のホテル
1636年から1864年に至るまで約2世紀にわたってエチオピアの首都であった、タナ湖の東に位置する都市ゴンダール。
以前の首都からの遷都を決めたファシリデス王は、この地にエチオピア正教のための新しい町を建設しようと意気込み、現在でもゴンダールでは信仰心が大切にされています。
ゴンダールのおもなみどころとしては、世界遺産にも登録されている「ゴンダール城」や、エチオピア最高傑作といわれる宗教画がある「ダブラ・ブラハン・セラシエ教会」などが挙げられます。
◇ゴハ(Goha Hotel)
ゴンダールの町を見渡せる小高い丘の上に建つ政府系のホテル、「ゴハ」。
庭のテラスからは「ゴンダール城」が正面に見え、眺めは抜群。レストランも併設されています。
〇詳細情報
所在地:Ethiopia, Gonder Arboghoch Adebabay, 30 Goha Hotel
電話番号:1110634
公式HP:https://www.gohahotel.com/
◇クアラ(Quara Hotel)
バスターミナルに近いというロケーションが魅力のホテル、「クアラ」。
町の中心部に位置しているため、観光にも便利です。やや古いホテルで部屋は狭いですが、清潔感は◎
〇詳細情報
所在地:Pizza Centre of Gonder
電話番号:1110153
エチオピアに行こう!
いかがだったでしょうか。今回はエチオピアの都市別おすすめホテルに関する情報をまとめてご紹介しました。ぜひエチオピアの旅を心ゆくまで楽しんでくださいね。
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