ワクチン接種の拡大に伴い、海外旅行ができる国も少しずつ増えてきました。安全で快適な旅行のために事前準備は欠かせませんよね!
そこで今回は、海外旅行でフランスに渡航するための手続きをまとめてご紹介します!これを読んで楽しいフランス旅行をお過ごしください!
最新の新型コロナウィルスによる渡航制限状況
1.フランスの入国方法
2022年8月1日より、ワクチン接種有無等に関わらず、これまでフランスへの渡航者に適用されていた新型コロナウイルスに関する水際措置は撤廃されました。そのため、現在のフランスへの入国方法は新型コロナウイルス発生前と同じで、とても簡単に入国することができます!これから詳しく説明していきます。
【フランスへの入国に必要な持ち物リスト 】
①フランスへの航空券
②パスポートの残存期間
③査証(ビザ):日本国籍の方で、かつ90日以内の観光や商用目的以外での滞在は不要。ただし、シェンゲン協定加盟国出国時に3カ月以上のパスポート残存期間、未使用査証欄は見開き2ページ以上が必要。
※フランス経由でシェンゲン加盟国経由、訪問する場合、目的国の入国制限を受けますので、目的国の制限を確認するようにしましょう。
フランスに入国する際に、渡航理由証明書やワクチン完全接種証明書または直近の院政証明書を提示する必要はないので、ご安心ください!
【海外旅行保険の加入確認】
海外旅行中は事件や事故、盗難被害、病気など予期せぬトラブルがあるかもしれません。保険に入っていないと多額の医療費や移送費などを全て自己負担しなければならないので、万が一に備えて海外旅行保険に加入することをオススメします。
詳しい保険内容については、海外旅行保険を取り扱っている保険会社にお問い合わせください。
※クレジットカードに付帯している保険では、保険の限度額やサービスなどがカードによって異なるため、内容をよく確認しておく必要があります!
オーストラリア連邦政府は、2022年2月21日よりワクチン接種を完了した全ての査証保有者に対して 隔離無しでの渡航を開始 する旨発表しました。なお、ワクチン接種を完了していない場合は、引き続き、事前に入国制限措置の免除申請を行う必要があります。
2.電子渡航認証(ETIAS)申請について
最初にご紹介した通り、2022年9月時点では、観光や商用目的以外での90日以内のフランス滞在はビザの取得は不要です。ただし、2023年からは、フランスを含むシェンゲン協定加盟国へ渡航する際に必要となる電子渡航認証”ETIAS(エティアス)”の申請が必要です。
ここからは、ETIAS(エティアス)の申請方法をご紹介いたします。
ETIAS(エティアス)の申請はオンラインで行います。申請する際には、期限が有効なパスポートと申請料を支払うためのクレジットカードを用意してください。申請方法は以下の通りです。
①申請フォームの入力
申請者の基本情報、パスポート情報、その他にも現在の健康状態など、適格性に関する質問を入力します。
②ETIAS(エティアス)の審査期間にて入国審査
申請から審査結果が届くまで、最大で4週間ほどかかることもあるので、早めの申請をオススメします!
ETIAS(エティアス)の渡航認証がおりた方は、ETIAS(エティアス)番号が通知されます。搭乗する航空会社のスタッフからETIAS(エティアス)番号を求められることがあるため、手帳に控えるなど、番号を把握しておきましょう!
3.フランスのビザの申請について
次に、フランスのビザ申請についてご紹介します。
90日を超える長期滞在や報酬を伴う就労を目的とする場合は、ビザを申請する必要があります。
フランスのビザは種類が多く、複雑なので、滞在期間や滞在目的に応じたビザをフランスのビザ公式ページ(https://france-visas.gouv.fr/en_US/web/france-visas/)にてご確認ください!条件に合ったビザの種類を選択形式で検索することができます。
4.フランスから日本へ帰国する際の手続き
最後に、2022年9月2日以降にフランスから日本へ帰国する際に、入国するための必須手続きをご紹介いたします。この記事を読めば、スムーズに帰国する方法が分かります!
入国前に検疫手続きの一部を行うことができるファストトラック(FAST TRACK)を利用することで、入国時の検疫手続きを簡略化することができます!
※到着便到着予定日時の6時間前までに事前申請を完了させる必要があります。
ファストトラックの利用には、MySOSアプリにインストールと事前の情報登録が必要です。登録内容の確認が完了すると、アプリ画面が緑から青に変わります。日本入国時にMySOSの画面を見せるだけで手続きが完了します!
【日本への入国に必要な情報 】
①出国前検査証明書
有効なワクチン接種証明書を保持していない全ての入国者は、出国前72時間以内の検査(陰性)証明書の提出が必要です。搭乗時に検査証明書を所持していない場合は、航空機への搭乗を拒否されます。有効な検査証明書の入手が困難な場合は、日本帰国のためのレターを発行することができますので、療養期間経過後に以下の必要書類をメールに添付の上、在フランス日本国大使館宛にメール【 consul@ps.mofa.go.jp 】でご相談ください。
※日本政府が定めるワクチンを3回接種し、有効なワクチン接種証明書を保持している場合、出国前検査証明書の提示は不要です。
②誓約書
誓約の内容は、公共交通機関の不使用や自宅等での待機、位置情報の保存、接触確認アプリの導入等についての誓約書の提出が必要です。
その際、誓約書の誓約事項の確認のため、位置情報の提示に必要なアプリ等を利用できるスマートフォンの所持が必要です。検疫手続きの際に、スマートフォンの所持を確認できない方は、入国前に、空港内でスマートフォンを個人の負担でレンタルすることが求められます。
③質問票
滞在歴や健康状態を記入する質問票の回答が必要です。質問票WEB( https://arqs-qa.followup.mhlw.go.jp)で回答完了後、QRコードが表示されるので、表示されたQRコードをスクリーンショットで保存するか、印刷をして検疫時に提示してください。
ファストトラックを利用しない場合も同じ情報登録を行うため、手続きに支障はありませんが、確認にかかる時間を大幅に短縮させることができるので、ぜひご利用ください!
フランス渡航を安全に楽しもう!
いかがでしたか。今回は「【フランス】海外旅行時の入国方法や必要書類、手続きまとめ」と題し、安全にフランスへ海外旅行ができるように手続きの手順や必要事項などを紹介しました。ぜひ感染拡大に気を付けながらぜひ海外旅行を楽しんでください。
Ooohでは現地に詳しい旅のプロが、チャットを通してあなたの希望に合わせて旅行プランをご提案します。チャットは無料で利用できますので、ぜひお気軽に相談して下さい。
チャットで海外旅行の相談が無料でできるOooh