インドで体験したいオプショナルツアー

インドは人口13億人を超え、国土は日本の約9倍。インド国内でも人種や言語、文化なども地域によって大きく異なります。世界中から観光客の訪れる人気の都市は、首都のデリーや世界的に有名なタージ・マハール周辺、ピンクシティの別名を持つジャイプール、ヒンドゥー教の聖地とされるバラナシなどが挙げられます。初めて行く都市は特に、何をしたら良いか分からないということもありますよね。今回は、インドで気軽に参加・体験できるおすすめのオプショナルツアーをご紹介致します。

 



1.インドについて

インド 国旗

日本からのアクセス・・・成田から直行便で約9時間。バンコクやシンガポール経由の乗り換え便も。
ビザ・・・入国にはビザが必要で、パスポートの残存有効期限は6ヶ月以上。
通貨・・・ルピー。Rs.1(1ルピー)約1.6円
チップ・・・サービス料が含まれている場合は不要。含まれていない場合は10%程が相場ですが必須ではありません。
宗教・・・国民の約80%がヒンドゥー教、14%がイスラム教。
時差・・・日本より3.5時間遅い。日本が正午の時、インドは午前8時30分。

 



2.インドのベストシーズンは?

霧の中のタージマハル

インドは大きく乾季(11〜3月)と雨季(4〜6月)の2つのシーズンに分けられます。12〜2月は最高気温が25度前後と過ごしやすくベストシーズンと言えるでしょう。ただ、首都のデリー周辺は12~1月は濃霧が発生しやすく、飛行機が欠航となることもあるため注意が必要です。朝晩もかなり冷え込むので防寒対策も忘れずに。4〜6月は気温が40度を超えることもありとても暑い時期です。7〜9月は非常に雨が多くなります。

 



3.インドで体験したいオプショナルツアー

(1)ムガル建築の最高傑作!世界遺産「タージ・マハール」


Photo by Julian Yu on Unsplash

1632年から22年もの歳月をかけて造られたタージ・マハール。世界最大規模の広大な庭園にそびえ立つ真っ白のタージ・マハールは、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、最愛の妻のために造った廟です。1983年に世界遺産に登録されました。3万人近い職人が関わったとされ、なんと国が傾くほどの費用を費やしたんだとか。

見どころは、入り口の大楼門から始まり、広大なペルシア式庭園、廟の細やかな装飾など盛りだくさんです。ただ眺めているだけでも美しい建物ですが、インドの歴史やマナーをはじめこだわりのポイントや、目の錯覚が楽しめる場所などたくさんあります。知識が多いほど更に楽しめる場所なので、ぜひガイドツアーと一緒に参加してみてはいかがでしょうか。

タージ・マハール

住所:Dharmapuri, Forest Colony, Tajganj, Agra, Uttar Pradesh
営業時間:日の出〜日没
アクセス:アグラ・フォートから車で5分
休み:金曜日
入場料:1250ルピー(霊廊の入場料込みの外国人料金)

 

(2)早朝のガンジス河や夜のお祭りなど「バラナシ観光」

バラナシ

インドのバラナシはヒンドゥー教の聖地として世界中から多くの人々が集まる場所で、北から南へと流れるガンジス河が、唯一南から北へ向かって流れている巡礼の地としても世界的に有名です。バラナシの観光スポットは、大きく3つ、バラナシで最も神聖な場所として知られるヴィシュワナート寺院がある「旧市街」、高級ホテルなどが軒を連ね、イギリス統治時代に整備された一帯が広がる「新市街」、バックパッカー向けの宿やレストランが点在する「ベンガリー・トラ」に分かれます。

インド人の多くはガンジス河(ガンガー)の沐浴場(ガート)で水を浴び、全身を清めてから1日が始まるため、その様子をボートで見学するガートツアーが人気です。その場でボートに交渉することもできますが、値段交渉が心配という方は事前に1日、または半日観光に申し込むと良いでしょう。また、日没後に行われるヒンドゥー教徒のお祭り「アールティー」も賑やかで必見です。バラナシにはメインガートと呼ばれる「ダシャーシュワーメド・ガート」をはじめとして、「ハリシュチャンドラ・ガート」、「ケーダール・ガート」など多くのガートがあります。

ダシャーシュワメード・ガート

住所:Dashashwamedh Ghat, Varanasi
営業時間:24時間
アクセス:ヴァラナシ・ジャンクション(Varanasi Junction)駅から車でゴードウリヤ交差点まで移動し10分、ゴードウリヤ交差点から徒歩10分

 

(3)世界遺産めぐりとSNSで話題の階段井戸見学!「デリー観光」

フマユーン廟

デリーはインドの首都として栄え、大きく3つ、昔ながらの雰囲気が残る街「オールドデリー」、開発によって進化し続ける街、「ニューデリー」、新しい観光スポットや世界遺産が点在する街「サウスデリー」に分かれます。デリーには歴史的な世界遺産の遺跡が多く残りますが、デリーに来たら外せないスポットは、ヒンドゥーとイスラムが融合した「クトゥブ・ミナールと複合建築群」やタージ・マハールの原型となったとされる「フマユーン廟」でしょう。インド最古のイスラム遺跡群とされる歴史的建造物が残り、何世紀にも及ぶ歴史が詰め込まれた遺跡群となっています。また、「アグラーセンキバオリ」という階段井戸が話題となっています。とても大きく、深く、地下へと続く井戸の階段を実際におりていくことが出来ますが、手すりなどがないので十分注意して見学してください。

クトゥブ・ミナールと複合建築群

住所:Qutub Minar Mehlauri, New Delhi
営業時間:日の出〜日没まで
アクセス:イエローQutab Minar駅からオートで約8分
入場料:500ルピー(15歳以下無料)
ビデオ持込み料やトイレ使用料は別途必要

フマユーン廟

住所: Mathura Rd., New Delhi
営業時間:日の出〜日没まで
アクセス:コンノートプレイスから車で15分
入場料:500ルピー(15歳以下無料)
ビデオ持込み料は別途必要

アグラーセンキバオリ

住所:Agrasen ki baoli
Hailey Road, KG Marg, near Diwanchand Imaging Centre, New Delhi, Delhi
営業時間:9:00-17:30
アクセス:コンノートプレイスから徒歩17分
入場料:無料

(4)ピンクシティ「ジャイプール」でSNS映えめぐり

風の宮殿

ジャイプールは、別名ピンクシティと呼ばれ、街の中心地にある宮殿や王宮はかわいらしいピンクで統一されています。まるでアートのような芸術的な建造物も多く、街歩きも楽しめること間違いなし。カフェに行ったり、宝石を眺めたり、優雅な街観光を楽しみましょう。

絶対に外せないスポットが、ピンクシティの象徴とも言える「風の宮殿(ハワー・マハール)」。ファサードが特徴的です。風通しもよく、街を一望することができます。今もなおマハラジャ一家が住む「シティ・パレス」には、中庭へと続くラジェンドラ門や月の宮殿を意味するチャンドラ・マハールなど見どころがたくさんあります。

風の宮殿(ハワー・マハール)

住所:Hawa Mahal Bari Chaupar, Jaipur
営業時間:9:00-17:30
アクセス:ジャイプール駅から車で10分
入場料:50ルピー(7歳以下無料)

シティ・パレス

住所: The City Pl., Jaipur
営業時間:9:30-17:00(博物館は-16:00)
アクセス:風の宮殿から徒歩5分
入場料:大人:400ルピー(学生:200ルピー)、 子供:200ルピー(5歳~12歳)、 5歳以下無料

 



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4.まとめ

今回はインドで体験したいオプショナルツアーをご紹介致しました。この他にもまだまだ書ききれないほどたくさんの観光スポットやオススメのレストラン、ショップ、アクティビティなどがあります。Ooohでは、現地の旅のプロがあなたの希望に沿った旅行プランをチャットで簡単ご提案致します。もちろん無料ですのでお気軽に相談してみてくださいね。

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