【旅行記】コロナ明けでインドに行ってきました!

こんにちは、Oooh事務局です。

今回は経済成長著しい国「インド」に行ってきました!
メジャーなエリア以外にも、聞きなれない砂漠エリアや宮殿ホテルなどいろいろな場所を見てきたので、直近の現地情報を皆様にお伝えさせていただきます!

 

目次

旅行をした感想(まとめ)

  1. インドはもう通常運転
  2. インドにはまだ日本人旅行者は全然いない!(2023年2月時点)
  3. 現地の旅行会社と直接やりとりできたので、いろんな不安を解消できて、現地でも安心して旅ができた
  4. 本場のチャイは美味しい!
  5. 予想通りインドはちょっとカルチャーショック受けます。
  6. インドで砂漠って楽しい

  7. 宮殿ホテルってめちゃくちゃすごい!
  8. インド旅行するなら専用車は必須
  9. インドの経済発展はすごいスピードで進んでます。

 

【旅行前の準備】

旅行時点(2月11日)ではインド入国にビザ、および検疫措置「Air Suvidha」というものを申請しなければいけなかったのですが、2023年2月13日以降Air Suvidhaの申請は必要なくなったとのことです。

インド入国には査証(ビザ)または e-Visa取得は引き続き必要になります。ちなみに私は、e-Visaを取得しました。

e-Visaの申請サイト:https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html

オンラインで申請できるのは便利なのですが、このページなかなかに面倒でした。。

基本的には手順に沿って申請すれば完了するのですが、もし分からないことがあればOoohのチャットサービスでお問い合わせください。

いざインドへ入国!

  • 1日目(2月11日)

今回はANAで10時過ぎに羽田空港を出発し、現地時間で16時頃にインドに到着しました。まだまだコロナ禍の日本ですが、飛行機は結構満席に近かったです。

飛行機内のアナウンスでは、インド入国の際に2%の渡航者は抜き打ちのpcr検査をされるとのこと。ただ飛行機を降りたあと、そんな検査してる雰囲気は一切なし。多分そんなことしてないですかね。。

ちなみに2/11時点では、日本からの渡航者は出発72時間以内のコロナ陰性証明を「Air Suvidha」で登録しないといけないのですが、2/13からはそれが必要なくなりました。

入国審査を滞りなく完了して到着ロビーに着くと、現地旅行会社のガイドさんがプラカードを持ってお迎えしてくれました。迷うことなく会うことができたので安心できました。

そのまま空港を出ると、運転手さんが専用車(SUVでしたが結構立派な車で乗り心地も良かったです)で待っていてくれて、この日はそのままホテルへ。

 

今回の旅では旅行会社の案内のまま4つ星ホテルに宿泊しました。
個人的な印象は4つ星ホテルもエリアによってピンキリでしたね。。とてもいいホテルもあれば、まあ寝るだけならいいかというレベルのホテルも。
ちなみに初日に宿泊したデリーのホテルは「え、4つ星ホテルってこんなもの??」というレベルだったのですこしだけがっかりでしたが、翌朝すぐに国内線に乗る予定だったので、旅行会社の方でも空港に近いホテルにしたとのことで納得でした。
寝るだけだったので結論全く問題なかったです。

 

国内線でジャイサルメールへ

  • 2日目(2月12日)

この日は早速ジャイサルメールというインドの西部に位置するエリアに移動するため、再度空港(国内線のある第1ターミナル)へ移動。

空港での手荷物検査がめちゃくちゃ厳しい!

ガイドさんに国内線でもフライトの3時間前に行く必要があると言われていたので、なぜそんなに早く行く必要があるのか疑問でしたが、着いてみて何でか理由がわかりました。
ターミナル入り口での入場チェックで結構並ぶのと、さらに搭乗チェックイン時の手荷物検査がめちゃくちゃ厳しくて、全ての持ち物を細かくチェックされるのでとにかく時間がかかる。
この日は比較的空いていたらしいですが、それでもめちゃくちゃ多くの人でごった返してました。
運良くこの日は30分くらいで検査を終え無事チェックイン。

インドは電子タバコ禁止!

ただ、ここで新たな事実が発覚!?
何とインドで少し前から電子タバコが禁止になったらしく、私が持っていたiQOSはそのままゴミ箱に捨てられました(泣)
愛煙家のみなさま、インドに来る際はお気をつけください。

何で禁止になったのか現地ガイドに聞いたのですが、理由はよくわからず。「健康的な問題何ですかね」と。
だったら紙タバコはいまだに何も規制されてないので、タバコ産業から何かしらの圧力があって電子タバコが禁止になったのかと邪推してしまう。。

チャイがとても美味しい!

何気なくガイドの人がお茶でもしましょうとのことで、空港内のカフェにふらっと入りました。
そこでせっかくなので、チャイを頼んだのですが、それがめちゃくちゃ美味しくてびっくりしました!
店によって味は少し違いますが、基本的にインドのチャイには生姜が入っています。
これまでチャイは飲んだことあったのですが、インドで初めて飲んだチャイは衝撃を受けるほど美味しかったです。
この日以降インドではことあるごとにチャイを飲むことになります笑

さて、この日はSpiceJetというLCCに乗って移動でした。
LCCということもあり座席は狭い、満席ということもあり正直窮屈なフライトでした。

 

黄金の街 “ジャイサルメール”(Jaisalmer)

国内線でジャイサルメールに到着後、こちらでも専用車とドライバーが空港外でお出迎え。
専用車付きの旅は安心感が違いますね笑

ガイドさん曰く、

  • ジェイサルメールは黄色の街
  • ジョドプールは青色の街
  • ジョイプールはピンクの街

とのことでしたが、確かに砂漠が広がるジャイサルメールというエリアはすべての建物が黄色でできていて、上の3つの町で一番それっぽい雰囲気でしたね。
また、ガイドさんはポロッと、「ここは安全で観光しやすい」と言っていました。

[レストラン] Jaisal Treat

空港を出発して1時間くらい移動して、おすすめのレストラン(Jaisal Treat)で昼食をとりました。

インドカレーのレストランなんですが、屋外のオープンなレストランで、ジャイサルメールのいい天気も相俟って、かなり雰囲気良かったです。
値段は大体カレー一人前で1,000円弱くらいでしょうか。
旅行後の感想ですが、ここのカレーは旅を通してナンバー3に入るくらい美味しかったです。
ぜひ機会があればみなさんもお立ち寄りください。

ナトマル邸(Nathmal Ji Ki Haveli)

昼食後はジャイサルメールの観光に向かいます。

住宅街を車で通り抜け、少し歩いたところで何やら観光スポットっぽい建物が見えてきました。
1885年着工して1901年竣工。当時の王様がナトマル大臣のために作ったお家らしい。
インドでは王族や時の権力者が建てた建物が各地にあり観光地となっているようです。

 

コータリー・パトワー邸(Patwon Ji Ki Haveli)

商売で大成功を収めた商人の家らしいです。
ここにはいまだに人が住んでいるのでリビングパレスと呼ばれているらしい。
現在はミュージアムとして、一般開放もされているので中に入って広い建物の中を見学することができます。
暑さ対策で屋根は木で作ってるらしいですが、確かにエアコンなしでも涼しい。

 

ジェイサルメール宮殿(Jaisalmer Fort)

ジェイサルメールの丘の上にある王様の宮殿で、今も4,000人が住んでいる場所のようです。
この宮殿自体は宮殿そのものというよりも、宮殿含む街全体を楽しめる感じでした。
城下町?を歩くと、真っ青な空と黄金色の建物が密集する街並みがとても綺麗で散歩が楽しめました。

[レストラン] デザートボーイ(Desert Boys)

なんだか外観が気になったのでふらっと入ったベジタリアンレストランです。
まず一言「景色がヤバい!
カフェから一望できる宮殿とジェイサルメールの街並みはすごいの一言。
まさにインスタ映えとはこのことです。
昼食は済ましていたので、ここでは遠巻きにパレスを眺めながら優雅にチャイを飲みました。

青い空と黄色い建物、過ごしやすい気温も相待って最高にいい場所。

正直ここに来るだけのためにジェイサルメール宮殿を訪れてもいいと思えるくらい最高のカフェでした!
この辺りにこんな感じで景色がいいレストランが数軒あるらしいので、ここが満席でもガイドさんに他を探してもらうといいようです。
ちなみに営業期間は、8月後半〜3月15日までと言ってました。それ以外は暑くて過ごせないので休業とのこと。。

[ホテル] Elet Dunes Resort

ジェイサルメール宮殿から、車で40分くらい移動して今日のホテルに到着です。
ここはSam砂漠というエリアのようです。

この日は砂漠でキャンプができるホテルに宿泊。
日本で言ういわゆるグランピングですね。

そして砂漠と言われてたので、もちろん期待してたのは草木の全くない砂漠の上に立つテントみたいなのを期待してましたが、実際は草木が生えまくってるので出オチ感ありました。。
ホテル自体の設備はまあ綺麗なんですが、ハード自体は可もなく不可もなくと言う程度。
ちなみにやはり砂漠だけあって、お湯は朝の7時から10時まで、電気は夕方以降しか使えなかったです。
夕食もカレーバイキングで、ホテルとしてはこれも普通でしたね。特段美味しいわけじゃない。
なんですが、これがまたサイコーでした!
なにが最高かって、、、

この後の砂漠体験です↓

砂漠でのアクティビティ

ホテル到着後、ホテルの方がジープに乗って砂漠に連れて行くとのことなので、さっそく行ってみました。
10分ほど移動すると地平線の向こうまで一面の砂漠が目に飛び込んできます!
運転手はあまりスピードを落とさず、砂丘を上り下りするのでまるでジェットコースターのよう。
大の大人が大きな声あげて楽しんじゃいました笑

ガイドさんの話によると、砂漠の真ん中に宿泊場を作るのは政府に禁止されているため、デザートキャンプはだいたい砂漠に程近い場所に作られてるらしい。
観光客を砂漠に停まらせるとゴミ捨てで汚れるから。。
なるほどですね。

砂漠ではラクダに乗ったり、バギーを運転したり、パラグライダーをやったり、いろんなアクティビティがあってたのしかったー。
私はラクダに乗ったんですが、料金はラクダを引いてくれた少年に渡したチップ100ルピー(200円くらい)のみ。安い。。
「砂漠でラクダ」のイメージドンピシャの体験がインドでできるなんて思ってなかった。


夕日が沈むのを砂漠の地平線越しにゆっくりと眺めた後、ホテルに戻りました。

インドの民族舞踊鑑賞

この時点で夕食かと思いきや、サム砂漠の民族舞踊が見られるイベントが始まり参加。

 

おつまみにビール飲みながら民族舞踊(khartalていう楽器も演奏してました)を見るのも楽しかったです。
時間も9時頃になり案外長いなーなんて思ってたら、ここから観覧者も参加してのダンス大会、軽快なインドのダンスミュージックにあわせて、踊り子にみんなグイグイ引っ張られてひたすら踊りまくります。
10時くらいにやっと終わりそこから夕食でした。
インド人は踊るのが好きねと、案外晩ごはん遅いなと思った一日。。

真夜中の砂漠

さて、そろそろ寝ますかと思ったところで、キャンプ場の支配人が、今から星空見に行こうと。
またジープに飛び乗り暗闇の中を走り抜け、再度の砂漠に来ました。
他に人は誰もいなく、静けさの中、あたり一面真っ暗闇で、満点の星空。
はぁー、本当に綺麗だった。。。

そして、ホテルの方が焚き火をしながら、あったかいチャイを出してくれました。
夜は流石に肌寒かったので、砂漠のど真ん中でチャイはとても美味しかったです。
後で思い返して楽しくなる貴重な経験をさせてもらいました。

ちなみに、事前にお願いすると砂漠で寝袋を使って宿泊することも可能なようです。
まあ、夜中は寒いのでグランピングで十分な気もしましたが、ご興味のある方はご相談してみてはいかがでしょうか。

 

[ホテル] スリガヤ(Suryagarh Jaisalmer)

  • 3日目(2月13日)

3日目の朝はグランピングを出発し、スリガヤ(Suryagarh Jaisalmer)というホテルを訪れました。
旅行前からインドの宮殿ホテルに興味があったのですが、ここのホテルがすごいとのことでガイドさんがアポイントを取ってくれて、ホテル内を見学させてもらいました。
ちなみにここは「宮殿ホテル」と言われるタイプのホテルなんですが、Suryagarhは本当の宮殿ではなく(昔王族が住んでたわけではない)、宮殿を真似て作られたコンセプトホテルとのことでした。

ホテル入り口には屈強そうなインドらしいガードさんがいて、なんだか入る前からテンション上がる雰囲気です。
綺麗に整備された空間とレセプションを抜けると中庭だったのですが、ちょうど朝ごはんのタイミングなのか、みなさんそこで食事をとっていました。
この時の感想は、「なんかすごい。。まるでアラジンの世界に迷い込んだみたい」でした。

中庭の奥にはとても綺麗に整備された畑があり、様々な種類の野菜やハーブを植えていて、ホテルのレストランでもこのオーガニック食材を出すと言ってました。
残念ながらこの日は満室で、客室を見せてもらうことはできなかったのですが、プールやレストラン、外のイベントスペースなど、いくつかの場所を見学させてもらいました。
ディナーの時間にはイベントスペースでインド舞踊を見ながら夕食も取れるようなので、夜の雰囲気もぜひ味わってみたかったです。
どこもかしこも豪華絢爛で「はぁー、どこを見てもワクワクしかしない・・・」といつかまたこのホテルに再訪しようと心に決めた一時でした。
なんだったらここに宿泊するためにインドを訪れてもいいんじゃないかと思わせてくれる最高のホテルでしたね。

ちなみに、このジャイサルメールというエリアは、4月頃から10月中ばまではとても暑いので、あまりお勧めできない時期のようです。
なんですが、この暑い時期であれば安い部屋で一部屋3、4万円/泊くらいで宿泊できるみたいです。
めちゃくちゃお得!

インドに来てから、「最高!」ばかり連発してて恐縮ですが、個人的には旅を通してジェイサルメールのエリアが一番楽しかったですね。
なかなか日本人が足を伸ばさないエリアなのですが、ご興味あればぜひお勧めしたいエリアでした。

 

クルダラのお化け村(Kuldhara Abandoned Village)

200年前に呪われて村人全員がいなくなってしまった村とのことなんですが、実際には何かのきっかけで村人が一晩で去ってしまったと、ガイドさん曰く。
諸説あるようで実際はよくわかりませんでした。。汗
現在はインドの国内遺産に登録されていて、ジャイサルメールで有名な観光スポットになっているようです。
村の中に入ると結構綺麗に整備されており、建物も綺麗にペインティングされていて、青い空と相まっていかにもインスタ映えしそうな景観。
周りの観光客は写真撮りまくりでした笑

 

ジョードプル(Jodhpur)

メヘラーンガル城塞(Mehrangarh Fort)

お化け村を後にして、この日はジョードプル(Jodhpur)という街に向かいました。
途中でランチも取りつつ、のんびり車窓を眺めながら車で5時間くらいかかったと思います。

ジョードプルでは、まずメヘラーンガル城塞(Mehrangarh Fort)を訪れました。
ジョードプルのシンボルとも言える場所で、多くの観光客で賑わっていました。(もちろん日本人は1人も見当たりませんでした。)
インドで現存する最大級の建造物で、現在は博物館になっており広い館内をゆっくり見て回れます。
とても多くの展示物があるので、ガイドさんに紹介してもらうかオーディオガイド(日本語あり)を借りて見学するのがおすすめです。

青色の街として知られるジョードプルの街並みを、屋上から一望できました。

ちなみに旅行後に分かったことなんですが、このメヘラーンガル城塞(Mehrangarh Fort)やジョードプル(Jodhpur)の街が、「ONE PIECE」で登場するアラバスタ王国のモデルになっているらしいんですよね。
事前に知っていれば、アラバスタ編をもう一度熟読しておいたのに、残念。。。

 

インド旅行でのホテルについて

この日のホテルも4つ星とのことでしたが、日本でいうビジネスホテル的な雰囲気のホテルでした。
ここでふとインド旅行でホテルについて思ったのですが、インドでは各観光スポットを巡るのに移動時間が長くなり結構疲れます。。
次の日も朝早いことが多いので、ホテルでは寝るだけのケースが多め。
ということで、観光目的でインドを回るのであれば、まあそれなりのホテルで十分かなという印象を持ちました。
(とここまでは、インドの4つ星ホテルがそんなにいいホテルじゃないという前提での話ですが、4日目以降は同じ4つ星ホテルでも結構いいホテルでした笑)

 

The Ajit Bhawan

  • 4日目(2月14日)

この日は朝から宮殿ホテルを見学させていただきました。
訪れたのは、「The Ajit Bhawan」というところで、インドで最初のヘリテージホテルだそうです。
ちなみに、ヘリテージホテルとは本当に王族が住んでいた/いる宮殿を宿泊施設として利用しているホテルのことで、いわゆる王族のAirbnbという感じらしいです笑

なお、このThe Ajit Bhawanには現在もホテルの一角に王族の方が住まわれているとホテルの方がおっしゃってました。
エントランスを抜けてホテル内に入ると、緑多めの某テーマパークの一角を彷彿させる雰囲気でワクワクが止まりません。
ホテル内の広場では朝食を取ったり、夜には民族舞踊も見ながら食事を取れると言っていました。インドのホテルだと民族舞踊を見ながらというのが結構あるあるなんですね。

一般的な部屋と少しグレードの高い部屋を見せてもらいましたが、部屋自体はさほど広くはないですが、綺麗な部屋でした。
スイートルームには、ボリウッドの俳優さんも泊まってパーティをすることもあるとホテルの方がおっしゃってました。

ホテルの細部まで綺麗に手入れがされ、かつ、こだわりを感じて、個人的にはかなりワクワクしながら宿泊できそう。
宿泊も一部屋で3万円くらいかららしい(時期による)ので、またジョードプルに来ることがあれば、絶対泊まると心に決めたホテルでした。

 

ジャイプール(Jaipur)

インドの変化①

この日はこの後、ジャイプール(Jaipur)という街まで専用車で6時間くらいかけて移動したのですが、ガイドさんがインドの道路事情について話してくれました。
今の道路交通大臣は道路整備にかなり力を入れていて、1日40kmくらいの道路を整備してるらしい。
俄かに信じがたい距離だが、高速鉄道もどんどん整備されている。
10年前とは大きく変わったと、他のガイドさんもみんな口を揃えて話していました。

シティパレス(City Palace)

ジャイプール(Jaipur)は洋服と宝石で有名で、19世紀の王様がピンクが好きで街並みもピンク色にしたらしいです。

ジャイプールでは、シティパレス(City Palace)という宮殿を訪れました。イスラムとヒンドゥー教の建築様式が混在したとても美しい場所でした。
今は内部が王族関連の様々なものを展示する美術館になっています。
ちなみにこの宮殿の一角には現在の王様が住んでいるとのことでした。一般人は基本的には入れないけど、王様の住んでる宮殿で食事をとるツアーなども人数が揃えば催行できるとガイドさんは言ってました。日本では考えられない話ですが機会があればぜひ体験したいツアーですね。
ガイドさんが館内で展示品や王族の歴史について色々説明してくれ、インド王族のことが少しだけ分かってきて楽しかったです。

宮殿内にはおしゃれなカフェもあったが、ガイドさんは高いからやめといた方がいいよとのことでした。欧米人の観光客が沢山そのカフェにいました。王様お金稼ぎ上手ね。

 

ハワー・マハル(Hawa Mahal) 〜 インドのスイーツ体験

「風の宮殿」ハワー・マハル(Hawa Mahal)

その後、市内にあるハワー・マハル(Hawa Mahal)、別名「風の宮殿」を目指して、ジャイプール市内を移動です。

途中、道路沿いに店舗が立ち並ぶ市場のような場所をウィンドウショッピングしながらぶらぶらと歩きました。

ガイドさんのおすすめでインドスイーツにトライしたのでご紹介ます。

ラブリ(Rabri)

最初は、「ラブリ(Rabri)」という食べ物?飲み物?でした。
牛乳を煮詰めて砂糖を入れて作るらしいんですが、食べてみると結構美味しい笑
日本でいうコンデンスミルクに近い味がしましたね。
場所と見た目でとっつきづらい感じでしたが、インドを訪れたらぜひトライする価値ありです!

ラッシー(Lassi)

次に挑戦したのは、本場の「ラッシー(Lassi)」
これは日本のインド料理屋さんでも目にするので目新しさはなかったですが、ラッシーの器は素焼きの赤いカップで使い捨てにちょっと驚きました。
素焼きのカップは結構立派な作りだったので、「え、これ捨てちゃうの?」と思わず口に出ます。
持ち帰る観光客もいると言っていました。
味は日本のコンビニで売ってる飲むヨーグルト(プレーン)に酷似です!笑
普通に美味しかった!日本人の口には合うのではないでしょうか。

 

ジャイプールの夜

この日の夕食はコーディネーターが手配してくれたレストランで夕食でした。
野外のレストランだったのですが、レストラン中央にはステージがありインドの民族舞踊を観ながら食事ができます。
こういうイベントとセットでの食事は旅行っぽさを感じられて楽しかったですね。
ちなみに例の如く、民族舞踊の終盤ではお客さんがステージに呼ばれて一緒に踊り(らされ)ます笑
夕食とインド民族舞踊のセットは定番なんですかね。

 

ザ ヘリテージ パレス(The Heritage Palace)

宿泊ホテルはザ ヘリテージ パレス(The Heritage Palace)というところでした。
昨日までと同じように4つ星のホテルだったのですが、ここは結構綺麗で部屋も広く居心地が良かったです。
まあ、毎日いろんな場所を観光するために移動しまくるので疲れてすぐ寝ちゃいましたが。。

お茶目な衛兵さんとホテル前で

 

アンベール城(Amber Fort)

  • 5日目(2月15日)

この日は早朝にアンベール城(Amber Fort )を訪れました。

山上にある宮殿なのでまずは車で山の麓に到着。
そこからの移動はなんと象です。
ゆっくりと歩く象に乗って山頂まで移動するのはとても楽しかったです。
ちなみに象乗りは朝11時までしかやってないと言っていました。昔はそういう制限がなかったのですが、象のことを考えてルール化されたとのことです。
象を働かせすぎると機嫌が悪くなったりするので、山頂までの往復も日に3往復しかできないとも言っていました。
こういう変化にもインドの発展を感じますね。

さて、山頂に着くとアンベール城(Amber Fort )がお目見えします。
宮殿は山の上にあるだけあって、風が通ってとても過ごしやすい。
150年かかって完成した16世紀の宮殿とのことで、歩いてみて回るだけで結構なボリューム。
お城の中はかなり広く通路が入り組んでいるので、軽く説明を聞きながら回るだけでも1時間くらいかかりました。
見所がたくさんあるので、ここも自分だけで回るよりもガイドさんがいた方が理解も深まり、より観光を楽しめると思いました。

 

アグラ(Agura)

この後はまた車で移動。アグラ(Agura)という街に向かいました。
なんだかんだで6時間くらい移動でかかったと思います。。

ハワード プラザ ホテル フェーン アーグラ(Howard Plaza The Fern Agura)

この日の宿泊ホテルはかなり綺麗でしたね。
基本的に滞在中は4つ星ホテルでお願いしてたんですが、同じ4つ星でもピンキリなんだと実感。
このホテルがピンです笑
ちなみに、ガイドさん曰くアグラは夜の街はやることはそんなにないので、基本ホテルで晩御飯を食べるとのことでした。
他にやることないので、ガイドさんとお酒を飲みながらゆっくり夕食を楽しみました。

 

タージ・マハル(Taji Mahal)

  • 6日目(2月16日)

お待たせしました!
みなさんお待ちかねのタージ・マハル(Taji Mahal)の時間です。
この日は朝からタージ・マハルの見学です。

車で近くまで行ってから、せっかくなので馬車に乗りさらにそこから歩くこと10分程度で現地に到着しました。
これまで何度も写真や映像で見てきた世界的にも超有名な観光スポット。
人生で一回は見てみたいと思っていた場所なので、実際に来れて感無量です。
第一印象は、、
「これまでみてきた写真や映像そのまま!」
良くも悪くも完璧にイメージ通りのタージ・マハルでしたね。

 

大理石の工房見学

タージ・マハルを出た後は、大理石の工芸品を作っている工房を見学させてもらいました。
アグラは大理石の加工で有名とのことで、特に訪れた工房は技術が高いと言っていましたね。

 

大理石で作られた色とりどりの小物から、テーブル、絵などお金持ちだったら買いたいなと思えるような作品が結構ありました。
個人的には壁にかける絵が欲しくなりました。(結構大きいものが多かったので持ち出すの大変そう・・・)
工房内ではチャイを振る舞ってもらったりして結構居心地良かったです。
別にここで無理やり何かを買わされるとかは全くないので、安心して訪れてみてください!

 

デリー(Dehli)

アグラを後にして、デリーへ向かいます。
2日目に国内線でデリーを出発してから、ここまで車で長い道のりだったなー。

ちなみにジャイサルメールからここまで運転してくれたドライバーさんとはこの日でお別れ。
ドライバーさん本当にお疲れ様でした!
(ドライバーさんは翌日またジャイサルメールの方に仕事で行くと言ってました。鉄人ですね・・・)

クトゥブ・ミナール(Qutub Minar)

さて、デリーへ戻ってきてまず最初に、世界遺産のクトゥブ・ミナール(Qutub Minar)を訪れました。
世界遺産12世紀の勝利記念に作られた塔で、デリーでは1番有名な観光スポットとのこと。
平日の夕方でしたが結構な人で賑わっていました。
広い広場にはお墓や鉄塔など見どころがたくさんあり、散策するのが楽しかったです。

 

ニューデリー駅(New Delhi Railway Station)

夕方になりこの日は、ニューデリー駅(New Delhi Railway Station)へ車で向かいます。
翌日のバラナシ(Varanasi)を目指して列車で移動、なのでこの日の宿泊は寝台列車でした!

ニューデリー駅に着くと、空港と同じく入り口で手荷物検査がありました。
デリー空港ほど厳しくはないですが、基本行列なので列車の出発時刻よりも1時間以上前に着いたほうがいいらしいです。
この日は運良くそれほど混んでいませんでした。

インド自体は年を追うごとに綺麗で近代的になってきてるというが、駅はまだまだオールドインドのイメージで人がごった返してます。

乗車したのはバラナシ行きの寝台列車。
「インドは綺麗になったから電車も驚くよ」と言われてたのでそれなりに期待していた。

が、予想を下回るというか、昔のインドのイメージそのままの寝台列車でした笑
乗車したのは二等席で男性は基本的に二段ベットの上と決められているみたいです。つまり座席は選べない。
(政府が決めたルールで、年寄りと女性が下のベッドに優先的に割り当てられるらしいです。)
お世辞にも綺麗とは言えない車内(日本人的には)は満席で騒がしい上に、デッキには犬も寝てるし。。うーん。カオス。
若い頃のバックパッカー旅を思い出しましたね。

一つ良かったのは、各ベッドに電源が取れるコンセントがついてます。これはナイスでした。
ちなみに上のベッドは窓もないので通路側のカーテンを閉めると結構な閉塞感。
どうも退屈なんで早めに就寝。。。

 

バラナシ(Varanasi)

  • 7日目(2月17日)

朝の7時くらいにバラナシに到着しました。
早朝にも関わらず駅前は人と車で大混雑。ガイドがいないとどこに行っていいのか迷ってしまいそうな感じでした。

コスタリビエラホテル(Costa Riviera Hotel)

コーディネーターが寝台列車でシャワーも浴びていないのでと、宿泊予定のホテルの(超)アーリーチェックインを頼んでくれており、駅からホテルに直行しました。
なお、この日のホテルはコスタリビエラホテル(Costa Riviera Hotel)

前日にアグラで泊まったハワードプラザホテルに次いでとてもいいホテルでした。
「日を追うごとにいいホテルになるなんてやるな」とコーディネーターさんに心の中で感謝です笑
部屋も良かったんですが、レストランも良かったです。
一般的なカレーメインのバイキングの他に、ウェイターさんにお願いするとオムレツやその他の料理も出してくれました。(追加料金ナシ!)
多分チップを弾んだから?過剰なサービスだったのかと笑

インドの変化②

話は戻りますが、バラナシはヒンドゥー教の聖地でたくさんのお寺やパワースポットがあります。
8年くらい前までは道路も整備されてなくて、電気も1日4時間くらいしかきてなかったのが、今は普通に電気が来てるらしい。これまでの年に比べて道路も綺麗だし、ラジスタン州首都のジャイプールとかに比べてもゴミも落ちていなくてきれい。牛もあまり歩いてないです。
モディ首相が最初に立候補した地域がバラナシなので、いろんなものがこの10年で整備されたらしいです。

ここでモディさんの話になりますが、彼が2014年に首相に就任してから本当にインドは良くなったとのこと。
モディさんはそれほど裕福ではない出身で子供の頃は屋台で紅茶を売ったりしていたらく、そこから地方州の知事になって首相まで上り詰めた。
とにかく、地方にいる女性や老人のことをよく考えて各地で公共事業をやっているみたい。例えば、昔はトイレも整備されてなかったが、モディ首相になってから、トイレを整備すると25,000ルピーの補助金が出たらしい。
ちなみにこういった補助金を国民に配れるのも、モディさんが国民全員に銀行口座を作ってあげて、マイナンバー制度みたいなものも整えたからだと、ガイドの人が教えてくれました。
そりゃ支持率高いよな。
ガイドさんは政治に興味はないけど、モディ大統領のことは大好きですと言ってました。
国際的にもモディさんの信頼は高いし、本当に素晴らしい指導者なんですね。
経済発展が著しいのも頷けるインドの一面を垣間見ることができた旅でもありました。

バナラシ大学

ホテルで少し休んだ後、バラナシ大学の校内にあるお寺を見学しました。

聞いたところによると、ヒンドゥー教のお坊さんはサンスクリット語で布教活動するらしく、寺院内の掲示物もサンスクリット語とヒンドゥー語で書かれています。(読めないですが、、)
お坊さんがサンスクリット語でシヴァ神の物語を読み上げてくれていた。(聞き取れないですが、、ガイドさんが言ってました)
寺院内にはいろいろな神様の仏像があり、訪問客はみんな列を作ってお祈りをしていました。
なんとなく観光地というよりも、ヒンドゥー教徒の皆さんがしっかりとお参りに来ている場所のように感じましたね。

ドゥルガ寺院(Durga Temple)

次に訪れたのはドゥルガ寺院(Durga Temple)。
シヴァの奥さんであるパールバティを祀る寺院です。
真っ赤の建造物がとても目を引くこの寺院は、パワースポットでインド人はもとより欧米の観光客もたくさんお祈りに沢山来ていました。
寺院内では何十人もの人たちが熱心にお祈りをしていた。
火の前に座っている人は、自分が抱える問題を火にくべて浄化してもらうようなことらしいです。

寺院内でお坊さん?に祈祷をしてもらい、ミサンガのような紐を手首に結んでもらった。
ガイドさん曰く、これをつけていると神様のご加護があるでしょうとのこと。
ありがたや。
とてもエネルギッシュで、パワーをもらえた気がする。
おすすめパワースポットでした。

 

サールナート(Sarnath)

次はサールナート(Sarnath)を訪れました。

Mulagandha Kuti Viharaというお寺では、寺院内にお釈迦様の人生が描かれた壁画がありました。
なんとこの壁画は日本人が書いたとのこと。
異国の地で日本人の活躍が見れてなんだか嬉しくなりましたね。

アーキオロジカル・バディスト・リメインズ・オブ・サーナス(Archaeological Buddhist Remains of Sarnath)

ここはお釈迦さまが5人の弟子に初めて説法を行った仏教の聖地で、仏教遺跡のあるエリアです。
遺跡群が広大な土地に広がっていて、今は政府によって綺麗に整備されているので、ゆっくりと歩いて回ると気分が良かったです。
サールナートを巡るとお釈迦さまのことがよくわかります。
とてもいい場所でした。

プージャ(puja)〜ヒンドゥー教のお祈りの儀式〜

この日は夕方にDashasumdh ghatというガンジス川沿いの場所に向かいました。
ガート(ghat)と呼ばれるガンジス川沿いの階段状になっている場所の中でも、ここが有名とガイドさん情報。
ここでは毎日プージャ(puja)というお祈りの儀式をやっていて沢山の人が集まるのですが、この日はちょうどお祭りの時期だったので特に人が多かったみたいです。。
マハシブラティ(maha shivaratri)という、シヴァ神とパールバティの結婚をお祝いするお祭りと言ってました。

18時過ぎにこのプージャが始まったのですが、お祈りの声と音楽も大音量で流れていて、まるで音楽ライブ!
もう凄まじい人の数で、ものすごい熱気で溢れています。
まさにここでしか味わえない「インドに来たなー」と体感できる一大イベントでした。
ちなみに、ガイドさんが2階のテラス席を用意してくれたので、この混雑の中でも落ち着いて見学することができました。

プージャが始まって10分ほどで、ガイドさん指示のもと会場を後に。
プージャ自体30分くらいで終わるらしいんですが、最後までいると帰宅ラッシュに巻き込まれて帰るのが大変らしいです。
やっぱり現地に詳しいガイドさんが次いていてくれるといろいろ安心ですね。
それでも帰りはめちゃ混み(このタイミングで会場を目指してくる人もたくさんいた)で、会場を出るのが結構大変でした。

 

ガンジス川の沐浴と朝日

  • 8日目(2月18日)

最終日は朝の6時にホテルを出発してガンジス川のガートに向かいます。
ガンジス川への移動中、街中には裸足で寺院を目指して歩いてる人が沢山いたので、ガイドさんに聞くと、マハシブラティ(maha shivaratri)のお祭りで参拝者が目的地まで80kmとか歩くらしい。
日本の常識では考えられない風景でしたね。

ガンジス川沿いに着くと川沿いにはいくつか火を焚いているところがあり、これは亡くなった人を火葬しているということでした。10年くらい前までは火葬せずに亡くなった人を川に流したりしてたのですが、今は政府がルールを作り、仮装した後に灰をガンジス川に撒くようです。それもあって今はガンジス川自体とても綺麗になってきたと言っていました。

現地の人が川で沐浴をしている姿も沢山見られます。小さな子供からかなり歳をとった方まで大勢の人が沐浴をしていました。

少し霧がかった中でガンジス川の向こうから朝日が昇る景色は幻想的で素晴らしかったです。
早朝のガンジス川で沐浴と朝日の鑑賞は旅の中で一番インドらしい雰囲気でした。
インドの空気を肌で感じら、とてもいい経験だったと思います。

帰国の途へ

この日は昼くらいの国内線でデリーに戻り、そのまま国際線へ乗り継いで日本への帰国となりました。

長いようで短かったインド北部の旅もこれで終わりです。
インドの場合、「とても楽しかったけど、道中大変で疲れたので2回目はどうしようかな」というような話も聞いたりしますが、私は「また行ってみたい!」でした。
旅行中ガイドや専用車をつけてもらっていたり、ホテルも4つ星で用意してもらってたのが大きいかもしれないですね。
国立公園でのサファリ体験は日程が合わず行くことができなかったのもあり、また機会を作って再訪してみたいです。

ちなみにですが、旅行中日本人観光客には空港で数名くらい見かけた程度で、観光地では全く会いませんでした。
2月時点の話ですがまだまだ日本人にとっての海外旅行は戻ってきていないようでしたね。

インド旅行に興味があってもなかなか踏み出せない方は是非一度Ooohで現地のコーディネーターにご相談ください。
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お疲れ様でした!

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