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アフリカ大陸の東に位置する、赤道直下の国、ケニア。
自然豊かで野生動物が多く生息しており、動物サファリやトレッキングを楽しむことができます。また、インド洋に面しているため、海岸地方ではサンゴ礁や海の美しい景色が広がっており、高級リゾート地としても人気があります。
様々な魅力があるケニアへ一度は行ってみたいと思う方は多いのではないでしょうか？そんなケニアでの滞在を快適なものにするためには、事前の準備が非常に大切です。
そこで、今回は【季節別】ケニア旅行前に準備したい持ち物・服装・習慣まとめと題して、ケニアでの滞在が有意義なものになるように細かくご紹介します！
1. 気候とベストシーズン
ケニアには四季がなく、季節は雨季と乾季になります。雨季は3月から5月の大雨季と10月から12月の小雨季の2回です。大雨季の雨は、日本の梅雨とは異なり、スコールのように激しい雷雨で数時間後には晴れ渡ります。大雨季が明ける6月〜10月は大乾季になり、特に7月〜8月は雨が降ることがほとんどありません。そのため、ケニアのベストシーズンは大乾季になります。10月の終わりから12月半ばまでは小雨季に入り、大雨季程の激しい雨は少ないですが、小規模な雨が何度も続きます。その後の12月半ば以降〜3月までは雨が少ない小乾季で、気温も高めのため、旅行にはぴったりです。
また、ケニアでは海岸エリアと高原エリアで気候に違いがあります。海岸エリアは熱帯性気候のため年間を通じて湿度が高く、暑い気候ですが、高原エリアは赤道に近いため日差しは強いですが、年間を通じて気温が低く、乾燥しているため快適な気候です。2月〜3月は最も気温が高い時期になりますが、最高でも26度ほどになります。7月〜8月は最も気温が低い時期で最高気温は21度、最低気温は10度になり、日陰にいると寒さを感じる程です。
2. 観光旅行に際してのVISAの必要有無
2024年1月からケニアへの入国にはビザの取得が不要になり、電子渡航認証（eTA）の申請、支払が必要になります。既にeVisaを取得済みの方は、ビザが失効するまでの間は、同査証にて入国することができます。eTAは下記のサイトから申請することができます。
3. 現金やカード、両替について
ケニアの通貨は「ケニア・シリング」ですが、米ドルを利用できるお店も多くあるため、ケニア・シリングに両替する必要性はあまりありません。ケニア・シリングには、20、50、100、200、500、1000の紙幣と、10セント、1シリング、5シリング、10シリングの硬貨があります。
ジョモ・ケニヤッタ空港内の銀行やナイロビや大都市にある銀行、公認両替商では日本円からケニア・シリングに両替することができます。
クレジットカードは、VISA、ダイナース、マスターカード、アメックスなどがホテルや旅行代理店、サファリ会社、レストランで利用することができます。
4. チップ（ホテルや飲食店）
ケニアでは、チップを渡す習慣があります。チップは義務ではありませんが、特別なサービスや満足した場合に渡すようにしましょう。
ホテルでは、ドアマン、ポーター、ベッドメイキング、ルームサービスなどのサービスを受けた時に、KES100〜150程度渡すのが一般的です。レストランでは請求書金額の10％程度ですが、サービス料が含まれている場合、チップは不要です。また、タクシーではチップは不要です。
5. 治安
2024年2月時点では、ケニア国土全体で危険度レベルが最低レベル1、最高レベル4であり、ナイロビ市内を含めた全土でテロ、誘拐、一般犯罪に注意する必要があります。ケニアでは2011年から近年まで、隣国ソマリアを拠点とするイスラム過激派組織アル・シャバーブによるテロ攻撃、外国人拉致が度々発生しています。また、ナイロビ市内ではショッピングモールにおけるテロ事件が発生しており、多くの外国人が殺害されています。その他にも、新型コロナウイルス感染対策の影響による経済状況の悪化などを背景に、各地で凶悪犯罪や暴力事件が発生しています。市街地では失業者やストリートチルドレンが多く、地域や時間帯に関係なく強盗などの凶悪犯罪が発生しており、日本人の被害も発生しています。
ケニアの滞在にあたり、以下にあげることに気を付けて、ケニア旅行を快適なものにしましょう。
１. 多額の現金を持ち歩かない
ショッピングセンターで日本人が現金等を強奪される事件が発生しています。強盗に遭った場合は抵抗せずに、身体の安全を最優先してください。また、財布を差し出すことでその他の所持品が奪われない可能性があるので、強盗被害対策用として少額の現金を入れた別の財布を用意しておくといいでしょう。
２. 空港からタクシーを利用する場合は事前に手配する。
空港で待機しているタクシーを利用することは避け、自身で事前に手配するようにしましょう。「白タク」と呼ばれる無許可タクシーを利用すると不当な料金を請求され、トラブルに巻き込まれる可能性があります。
３. 貴重品から常に目を離さない
飲食店等では席を一時的に離れる際には貴重品の入ったカバンは必ず一緒に移動するようにしてください。着席中も常時ひざの上に置くようにして目を離さないようにしましょう。
6. 観光旅行に際しての必要な持ち物
必需品
＊パスポート
パスポートはケニアに行くために必ず必要な持ち物です。有効期限の確認も忘れないようにしてください。
＊クレジットカード・現金
クレジットカードをもっておくと、両替するよりも手数料をかなり低く抑えることができたり、常に大金を持ち歩く必要がないので、盗難の被害を抑えることができるなど、防犯対策にもなります。
ただし、ケニアの観光途中に現金が必要になることもあると思いますので、少額でも持っておいた方が良いでしょう。両替ではどのぐらい必要なのか計算しながら少しずつの両替をおすすめします。
＊変圧器
海外旅行では必須の持ち物として変圧器や変換プラグがあげられますが、ケニアのコンセントは日本と同じAタイプなので変換プラグは不要です。ケニアの電圧は208Vで日本の電圧より少し高いです。ケニアの電圧に対応していない電化製品を使う場合は変圧器が必要です。
＊航空券
印刷しなくても、行きと帰りのチケットがメール等で確認できる状態のものであれば問題ないかもしれませんが、紙タイプの場合は最終確認の時に、必ずチェックするようにしてください。
＊ポケットWiFi
海外では日本にいるとき以上にスマートフォンを利用する場面が多くなります。そんな時ポケットWiFiがあると気にせずスマートフォンを利用することができます。スマートフォンで地図を見ながら移動する時やレストランや電車の時刻表等の調べもの、SNSを使用する時など色んな場面でスマートフォンが必要になります。ポケットWiFiはレンタルもできますので、利用してみてください。
衣服やアメニティ類
＊洋服や下着
滞在日数に応じて必要な枚数を用意するようにしましょう。ケニアではどの時期でも基本的には、Tシャツと長袖シャツで過ごすことができますが、朝晩は冷え込むため、薄手のトレーナーやアウターなど体温調整できる服装も必要です。また3月から5月と10月から12月の雨季ではレインコートも用意してください。サファリに参加する方は、動物たちを刺激しないようにカラフルな色柄の服装を控えるようにしましょう。
＊常備薬
海外旅行では、慣れない環境でかなりの時間を過ごすことになり、暑さや長時間の移動などで体調を崩しやすいかと思います。自分自身にあった常備薬を準備してもっていくようにしましょう。
＊シャンプーやトリートメント、洗顔料
海外では、ホテルに用意されていないところがあったり、自分の髪や肌に合わないといったこともありますので、ご自身にあったものを準備していくと良いと思います。普段と異なるものだとダメージも大きいと思いますので、忘れずに持っていくことをおすすめします。
＊日焼け止め・サングラス・帽子
ケニアでは日差しが非常に強いため、紫外線対策として日焼け止めやサングラス、帽子などは必須アイテムとなります。砂埃もひどいため、サングラスは目の保護のためにも必須です。帽子はツバの範囲が広いサファリハットタイプがオススメです。
＊化粧品・化粧水・乳液などのスキンケア用品
女性の方は必需品なので忘れることはないと思いますが、海外旅行では普段とは環境が違いますので、使い慣れたものを使うのが一番です。
＊サーモボトル
ケニアの朝晩は非常に寒いので温かい飲み物が飲めるようにサーモボトルがあると便利です。飲み物は現地で調達することができます。
＊使い捨て便座シート
ケニアのトイレは日本と比べて汚いことが多いので、使い捨て便座シートがあれば安心です。
Ooohおすすめのプライベートツアー
Ooohがこれまでに提供したケニアのおすすめのプライベートプランをご紹介します。
ケニアで素敵な思い出を作ろう！
いかがでしたでしょうか。
今回は、ケニア旅行前に準備しておいた方が良いものについて細かくご紹介しました。ケニアでは、きっと思い出に残る貴重な体験ができること間違いありません。今回紹介したことを参考に、ケニア旅行の計画を立ててみてください。
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