中央アジアに位置しており、シルクロード沿いにある国のキルギス。
キルギスは大自然の中にある美しい湖や花々が咲き乱れる高原エリア、ダイナミックな存在感のある山岳地帯など魅力に満ちた観光スポットで溢れています。そんなキルギスを旅行する際に気になることは多いのではないでしょうか。
そこで、今回はキルギスの旅行日数やお金(物価)について、分かりやすく解説していきます!この記事を参考にキルギスを楽しんでくださいね!!良い思い出がたくさんできますように!!
キルギスってどんなところ?
これからキルギスについて基本的な情報をご紹介いたします。これらの情報を予め知っておくことで、キルギス滞在をもっと楽しく快適なものにできる可能性が高まりますよ!
【場所】
キルギスは中央アジアの東側にあります。北はカザフスタン、東は中国、南はタジキスタン、西はウズベキスタンに囲まれています。
【通貨】
ソム(KGS)といいます。両替前には日本円よりもアメリカドルを事前に準備しておくことをおすすめいたします。なぜなら、両替できる場所が日本円よりもアメリカドルの方が圧倒的に多く、レートも良いことが多いからです。
【宗教】
主にイスラム教スンニ派を信仰している人が多いです。スンニ派の特徴は、偶像崇拝が禁じられていることで、アッラーへの信仰と伝統的な共同体の安定を重んじています。
【時差】
キルギスは日本より3時間遅れています。つまり、キルギスが正午の時、日本は午後3時となります。
【言語】
キルギス語が国語ですが、公用語はロシア語です。
【気候】
キルギスは大陸性気候で、首都ビシュケクの夏場の7月の最高気温は38度であり、最低気温は12.5度となります。対して冬場の最低気温は氷点下25度まで達することもあり、非常に冬の寒さは厳しくなります。
また、1年を通して降水量が少ないため、晴れの日が多く、年間を通じて300日以上は晴れの日になるようです。
【ベストシーズン】
観光のベストシーズンは、4月〜9月となります。
首都ビシュケクのベストシーズンは5月〜8月となり、特に6月、7月には美しい高山植物が咲き始めるため、美しい絶景を堪能することができるでしょう。
【アクセス】
日本からキルギスまでの直行便は運航されていません。そのため、一般的にカザフスタンやウズベキスタンなどを経由して行くことになります。フライト時間は、約10時間となります。
キルギスにおけるおすすめの観光日数
キルギスには、世界遺産であるシルクロードをはじめ、世界第2位の透明度を誇るイシク・クル湖や美しい花々が咲き乱れる高原など大自然に包まれた観光スポットがたっぷりと詰まっています。
世界中からは多くの観光客が訪れており、キルギスならではの自然と文化に浸りながらキルギス旅行を楽しんでいます。
そんなキルギス旅行を有意義なものにするために、必要な日数の目安を考えることも重要です。
一般的に、キルギス旅行を満喫するためには、8~10日間が目安となります。キルギスでの移動時間も含めて、様々な観光地を回りたい方は上記で述べた日数での観光をおすすめします。せっかくのキルギス旅行であるため、しっかりと観光の時間を確保するためにもある程度の日数は必要になるでしょう。また、観光地を効率よく回りたい方や費用を抑えたい方はツアーで行くこともおすすめします。どこへ行きたいのか何をしたいのかをキルギスに行く前にしっかりと下調べをしておき、オリジナルの旅のプランを考えてみてくださいね。
したがって、キルギス旅行の旅行日数は8~10日間程度がおすすめです!フライト時間から滞在できる時間がどのくらい確保できるのかを事前にしっかりと計画を立てておくようにしましょう。
キルギスの物価と必要なお金
キルギスの物価は日本に比べて非常に安い状態にあります。中央アジアで最も物価が安いと言われています。そのため、キルギスに滞在する際にはそれほどお金がかからずに旅行を満喫することができるでしょう。しかし、観光地の入場料には、観光客向けに外国人料金が設定されていることもありますので確認しましょう。
実際にキルギス旅行の際に必要な費用はどの程度なのか、ホテル・食事・交通機関の3つに分けてご紹介します。
【ホテル】
キルギスのホテル代は最低で500円前後~泊まることができるホテルがあります。キルギスにはゲストハウスから高級ホテルまで数多くのホテルが存在しています。日本よりも全体的に安いですが、季節によってもホテルの価格は上下するため人気のホテルは早めの予約をおすすめします。せっかくのキルギス旅行ですからいつもよりもホテルのグレードをあげて、宿泊してみても良いかもしれませんね。ホテルは立地により料金設定は様々であるため、以下の料金設定は参考までにご覧ください。
・安宿なゲストハウス:500円前後~
・リーズナブルなシティホテル:2500円~8500円前後
・高級ホテル:11,000円~26,000円前後
【食事】
キルギス旅行の食費の目安は1日あたり約1000円~となります。キルギスの食費は非常に安く、ローカルな食堂などでは1食200~300円ほどで食べられます。食事の費用はどのお店で食事をするかによって変わるため、一概にこの金額という提示はできませんが、それほどかかることはないと言えます。あらゆる料理を楽しみたい方は少し多めに予算を見積もっておくことも良いでしょう。
・ベシュバルマク(キルギスの伝統料理):350円程度
・ビシュケクのハンバーガー:160円程度
・飲料水:25円程度
・コーラ:40円程度
・ビール:80円程度
・ヨーグルト:25円程度
【交通機関】
キルギスの主な交通手段はバス・マルシュルートカー・タクシーの3種類あります。バスとマルシュルートカーが本数が多く、値段が安いためおすすめです。スムーズに自分の乗りたいマルシュやバスを見つけるために事前に専用のアプリをインストールしておくと便利だと思います。
・バス:12円~20円程度
・マルシュルートカー:12円~20円程度
・タクシー:行き先次第
そして、キルギスではほとんどの場所でクレジットカードが使用できるようです。現地通貨への両替よりもクレジットカードの方が手数料が格安なためお得です。利用可能な場所では、クレジットカードでのお支払いをおすすめします。
キルギスの観光スポット3選
ここでは、キルギスのおすすめ観光スポット3選を紹介します。
1 イシク・クル湖
天山山脈の北、キルギスの北東に在り、琵琶湖の9倍もの大きさの山岳湖
まず始めに紹介するのは「イシク・クル湖」です。
首都ビシュケクから東へ180㎞離れており、別名「中央アジアの真珠」や「キルギスの海」とも呼ばれる広大な湖です。塩分を含んでいるため氷点下20度を超えるキルギスの厳しい冬の寒さのなかでも凍ることはありません。湖底には集落前の遺跡が沈んでおり、昔から多くの伝統があります。イシク・クル湖の北側にある「チョルポン・アタ」は、多くの人で賑わう避暑地として知られており、活気に溢れています。
2 カラコル
イシク・クル湖の東端にあり、緑の道と木造のコテージが並ぶ小さな街
続いて紹介するのは「カラコル」です。
カラコルは1869年にロシアの駐屯地として設立され、探検家たちが天山の奥地に向かう中継地点として急速に発展しました。雄大な山々に囲まれているため、ハイキングやトレッキングを始めるのに適した拠点となっています。また、他にも家畜市場や正教会、文化の多様性を味わえる美味しいレストランが沢山あり、見どころ満載の街になります。
3 オシュ
キルギス南部の中心であり、第二の都市
最後に紹介するのは「オシュ」です。
街の起源は3000年以上も前になり、宗教や言語も時代の流れに沿って様々な変化を遂げた歴史深い街となっています。街の中心には、ユネスコ文化遺産に登録されている「スライマン・トー聖山」が位置しており、その一部は博物館となって多くの観光客が訪れています。ローカルな遊園地もあり、地元の人々の憩いの場として親しまれているようです。
名所や見どころがいっぱいあるキルギスでは、効率よくグルメも観光も楽しみたいですね!キルギス旅行に向けて、どのようなコースで回るのか事前にスケジュールを立ててから行くことをおすすめします。きっと、キルギスでは一生の思い出を作ることができ、楽しい旅になるはずです。
キルギスで素敵な思い出を作ろう!
いかがでしたか?
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