【季節別】モンゴル旅行前に準備したい持ち物・服装・習慣まとめ

大草原と遊牧民国家「モンゴル」。約800年前、チンギスハンによってアジアで一時代を築きあげたモンゴル。現在では首都ウランバートルは都市として発展しておりますが、現在もゲルを使って遊牧民として生活している人もいるなど伝統と都市が融合するモンゴルを訪れる前にぜひこの記事を参考にしてみてください!

季節ごとの服装

まずは、季節ごとの気候と服装を紹介していきます!ここでは、観光スポットがいくつもあり、モンゴルの首都であるウランバートルに焦点をあてて紹介していきます。ウランバートルは緯度が高いうえに、標高も高いため、年間を通して寒暖差が非常に激しいです。そのため、渡航する時期をしっかりと確認して服の準備をするようにしましょう。

・春(3月~5月)

春といっても3月はまだ、0℃に届かない日が続くため、しっかりととした防寒対策が必要です。4月~5月にかけては徐々に気温が上がりはじめ、生命が活発になってきます。日中は6℃~15℃ほどになりますが、最低気温は0℃を下回ることもあるので体温コントロールができる服を準備するようにしましょう!また、ウランバートルの春は風が強いので、スカーフなどがあると便利でしょう。

 

・夏(6月~8月)

6月〜8月は最低気温が8℃〜10℃、最高気温が20℃前後と年間をみても過ごしやすい気候となっています。そのため、観光のベストシーズンともいえるでしょう。しかし、夏は雨季でもあるため、折り畳み傘といった雨具を準備しておくといいでしょう。

 

・秋(9月~11月)

徐々に気温が下降していき、11月に入ると最高気温でも-6℃と極寒となっていきます。モンゴルの秋は景色が美しく、美食の季節でもありますが1日の中での寒暖差が激しいので体温調整できる服装を準備しましょう。

 

・冬(12月~2月)

最高気温が約-14℃、最低気温が約-22℃と日本では経験することのできないような寒さとなります。観光をするのは非常に困難ですが、この寒さならではの氷上フェスティバルなどもあるので寒さを活かした楽しみもできます!防寒着はもちろんのこと手袋、マフラーといった小物もしっかりと準備して渡航するようにしましょう!



準備したい持ち物

必需品

□ パスポート

モンゴルに入国するのに、パスポートは必須です。パスポートがなければ、入国することすらできないので必ず準備しておきましょう。パスポートの残存期間もしっかりと確認しておきましょう!モンゴル出入国時点で6か月以上必要なので、久々の海外旅行の方は確認をとったうえで、必要な場合は更新しておきましょう。

 

ビザ

モンゴルに渡航する際には、ビザの申請をする必要はないので安心してください!

 

□ クレジットカード

海外旅行に行くうえでクレジットカードも必須アイテムです。市内の飲食店やコンビニ、ホテルでは基本的にキャッシュレス決済が普及しているのでクレジット決済の方がおすすめです。大金を持ち歩いているとスリなどに遭遇するリスクなども考えておすすめはできません。しかし、空港以外でのタクシーや現地でのアクティビティなどをする場合には現金支払いのみということも多いので必ずクレジットカードと両方持ち歩くようにしましょう。

 

□ 変圧器、コンセント

モンゴルのコンセントのタイプはBタイプ、Cタイプ、B3タイプの3つが主流となっており、日本のAタイプとは異なるのでしっかり準備しておきましょう。また、電圧も日本とは異なるのでドライヤーなどの日本の電化製品を利用する場合には変圧器も準備しておきましょう!

 

□ 航空券

最近ではスマートフォンで、チケットを受け取れることが多いですが、予備で紙に印刷して持っておくと安心です!必ず出発前に準備しておきましょう!

 

□ ポケットWi-Fi SIMカード

現地の空港でレンタルをしたり、購入することも可能ですが事前に準備しておく方が到着してすぐにスマートフォンを使用することが可能なのでおすすめです。困った時には、翻訳機能や地図機能など言わずもがな便利なのでしっかり準備しておきましょう!

 

衣類

□ 洋服や下着

モンゴルは緯度、標高ともに高い国なども日本に比べて年間を通じて寒暖差が激しい国です。そのため、夏以外に渡航する場合には防寒着の準備をしっかりしておきましょう。しかし、観光のベストシーズンである夏は日中は半袖で過ごせますが、紫外線対策できるグッズを持参することをおすすめします。

 

□ 常備薬

普段とは違う生活を送ると体調を崩す可能性があるので、普段日本で飲んでいる薬を持っておくと安心でしょう。現地で調達するのはなかなか難しく、身体に合うかもわからないのでしっかり準備しておきましょう!

 

□ シャンプー、トリートメント、洗顔グッズ

ホテルにおいていない場合もありますし、普段から自分が使っているものの方が安心できるので、小さいボトルなどに移して持っていくのがおすすめです。

 

便利グッズ

 

□ トラベル枕

日本からモンゴルへの飛行機は直行便で約5時間かかるため、飛行機の中で快適さは重要です。そのためにも、折りたためるトラベル枕を準備しておくと良いでしょう。また、アイマスクや耳栓などを持っておくとさらに良いでしょう!

 

□ モバイルバッテリー

スマートフォンが使えなくなることは海外旅行をするうえで致命的なので、一日安心して使えるようにモバイルバッテリーを準備しておくことをおすすめします!

 



モンゴルの習慣

 

モンゴルの1つの大きな特徴は、もともと遊牧民国家であるという点です。現在では、社会主義から民主主義に移行に移行したことや地球温暖化などの影響もあり遊牧民の数は減りつつありますが、その文化的習慣は未だに残っています。特に遊牧民の家である、ゲルに関してはいくつかのルールがあるので文化を尊重した行動をとるようにしましょう。

 

・ゲルでのルール

不潔のモノを持ち込まない、ゲルの中央部分を通らないなどの現地ならではのルールがあるので、もし観光でゲルの中に入ることがある場合は注意しましょう。

 

・食事

モンゴルの主な食事は、羊肉(マトン)となっているので、苦手な方は少し注意が必要です。羊肉といってもさまざまな料理の種類があるので旅行滞在期間で飽きることはないでしょう。

 

・治安

首都のウランバートルをはじめ、治安は非常に良いです。観光客が多いところではスリなどの危険や交通事故などの危険はありますが治安は安全です。しかし、貧困層が多いゲルなどでは注意が必要なのでなるべく観光の際には近寄らないようにしましょう。

 

・物価

日本と比べると比較的安めです。目安としてはミネラルウォーターが一本80円ぐらいです。近年モンゴルは物価が上がっているので渡航前に確認するようにしましょう。

 

このように、日本との違いはいくつかありますが、モンゴル人には観光客をもてなす親切心を持ち合わせているので楽しい旅行になること間違いなしです!



まとめ

 

今回は「【季節別】モンゴル旅行前に準備したい持ち物・服装・習慣まとめ」を紹介致しました。モンゴルには魅力に溢れる観光スポットやアクティビティが沢山あります。是非、モンゴルを訪れた際には、その歴史と自然を満喫してきてください。

 

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