モザンビーク、人々を魅了する隠れた宝石が広がっています。透き通るエメラルドの海、熱帯雨林の奥深くに広がる神秘的な生物の楽園、歴史と文化が息づく魅力的な都市など、この美しい国は旅人の心を捉えています。
モザンビークの海岸線はまるで絵画のようです。白い砂浜が広がり、そこから広がるインド洋の波が穏やかに押し寄せます。パラダイスアイランドとして知られるバザルート諸島では、美しいサンゴ礁や色鮮やかな熱帯魚たちと一緒に泳ぐことができます。静寂と美しさに包まれながら、極上のリゾート体験を楽しんでみてはいかがでしょうか？
今回はそんなモザンビークのお土産とグルメについて詳しく紹介します！

モザンビークってどんなところ？

【基本情報】

・国名　モザンビーク共和国（Republic of Mozambique）
・首都　マプト
・人口　約3036万人（2019年）
・面積　79.9万人（日本の約2倍）
・通貨　メティカル（MZN）
・民族構成　マクア、ロムウェ族など約40部族
・宗教　キリスト教約40％、イスラム教約20％、伝統宗教
・時差　モザンビークは日本の－7時間。（モザンビークが正午の時、日本は午後7時となります。）
・言語　ポルトガル語

【気候】

モザンビークの国土の大半はケッペン気候区分によると雨季と乾季が明瞭な熱帯サバンナ気候に属しています。気候は、暖流のモザンビーク海流が沖合を何流するため、寒流のベンゲラ海流が北流するアフリカ西岸に比べて、高温多雨です。雨季は、10～3月頃であり、平均気温が25～32℃と高温多湿です。乾季は、4～9月頃であり、ほとんど雨が降らず比較的涼しく、平均気温が15～25℃となります。しかし、朝晩は肌寒いため薄手の長袖を用意することをおすすめします。観光のベストシーズンは乾季になります。雨も少なく、気温も丁度良いため、過ごしやすいでしょう。しかし、首都のマプト市内では乾季と雨季関係なく、夜間、特に海辺では風が強いため、レストラン等で上着が必要となることもありますので、注意しましょう。

【ビザ】

モザンビークに入国する際には、ビザの取得が必要になります。駐日モザンビーク大使館にて滞在期間30日の一次ビザ、または滞在期間90日の数次ビザの申請が可能です。

【アクセス】

日本からモザンビークへの直行便は運航していません。カタール航空ドーハ乗り継ぎやエチオピア航空アジスアベバ乗り継ぎが1回乗り換えで便利です。またモザンピークの地方都市へはヨハネスブルクから直行便があり、首都マプトに寄らずに向かうことができます。モザンビーク島のあるナンプラ、バザルート諸島のあるヴィランク―ロ、ペンパなどに行く場合はそうしたフライトを利用するのも一案です。

おすすめお土産10選

バティック生地

伝統的な染め技法で作られるカラフルな布地で、衣類やインテリアに利用されます。

カリンバ

指で弾いて音を出す楽器で、モザンビークの伝統的な音楽に使用されます。

半貴石

モザンビークの違法鉱山で発掘された貴重な半貴石です

お面

モザンビークの伝統的なお面で、民族衣装や装飾品が特徴です。

コーヒー

地域のコーヒー農園で栽培された高品質なコーヒー豆です。

モザンビークの香辛料

地元で採れるスパイスやハーブを使った調味料やティーブレンドです。

クラフトビール

地元の醸造所で作られるクラフトビールは、ビール愛好家に喜ばれます。

木製彫刻

モザンビークの伝統的な彫刻技法で作られた動物や人物の彫刻です。

バッグ

カラフルな布地で作られた伝統的なモザンビークの鞄です。

カシュー・ナッツ

モザンビークはカシュー・ナッツの生産量が豊富で、お土産として人気があります。

伝統的な木工品

モザンビークの伝統的な木工技術で作られた彫刻や器具などがあります！

グルメ

ピリピリ（Piri Piri）

モザンビーク料理の代表的な調味料で、唐辛子をベースにしたスパイシーソースです。鶏肉やシーフードに添えられることが多いです。

フェジョアーダ（Feijoada）

ポルトガルの影響を受けたモザンビークの料理で、豚肉やソーセージ、豆を主な材料としています。濃厚な味わいが特徴で、米やキャッサバの粉などと一緒に提供されることがあります。

メタパ（Matapa）

モザンビークの伝統的な緑色のスープで、カシューナッツの葉を主成分としています。クレオールスパイスや魚のダシと一緒に煮込まれ、しばしばシーフードと一緒に食べられます。

モアンバ（Moamba）

モアンバは、ピーナッツソースとパームオイルをベースにしたシチューです。鶏肉やエビ、魚など、さまざまな具材と一緒に煮込まれます。キャッサバの粉やライスと一緒に供されることが一般的です。

観光スポット

バザルト諸島

バザルト諸島は、モザンビークの北東沖に位置する美しい島々の群れで、その自然の美しさと豊かな海洋生物の多様性で知られています。白い砂浜、透明度の高い海、カラフルなサンゴ礁、さまざまな種類の魚や海洋生物が特徴です。観光客は、ダイビングやシュノーケリングなどの水中アクティビティを楽しむことができます。バザルート諸島の海は、ウミガメやイルカ、マンタ、さまざまな種類のサンゴなど、多様な海洋生物が生息しています。
また、島の内陸部には美しい自然景観が広がっており、ジャングルやマングローブ林、幻想的な湖などがあります。トレッキングや自然散策を楽しむこともできます！
そして、バザルート諸島は、まだあまり開発されていないため、自然のままの姿を保っており、その美しさと静けさが魅力です。訪れる人々にとって、リラックスや冒険、自然の美しさを満喫できる場所となっています！！

ゴロンゴサ国立公園

モザンビーク中部に位置する国立公園で、美しい自然景観と豊かな野生動物が特徴です。この公園はかつてアフリカでも有名な野生動物保護区でしたが、内戦の影響で大きな打撃を受けました。しかし、最近では復興が進み、多くの動物や植物が再びこの地域に戻ってきています。
広大なサバンナや湿地帯、森林、川など多様な生態系が広がっており、サファリや自然散策など様々なアクティビティが楽しめます。公園内にはライオン、ゾウ、シマウマ、カバ、キリン、チーター、ヒョウなどの大型哺乳類や、多くの鳥類、爬虫類、昆虫などの生物が生息しています。
また、生物多様性の保護だけでなく、地元のコミュニティとの関わりも重視しています！
公園内で行われる観光活動やコミュニティプロジェクトは、地元経済の活性化や教育の促進などに寄与しています！
美しい風景と多様な野生動物を楽しみながら、自然保護の重要性について学ぶことができます！

注意点

安全に注意する

モザンビークは一部地域で治安の問題があります。特に都市部や観光地周辺では盗難や詐欺のリスクが存在します。貴重品を目立たない場所にしまっておく、夜間の外出を避ける、信頼できるガイドやドライバーを利用するなど、安全対策に気を配りましょう。

健康に関する事項

モザンビークは熱帯地域であり、マラリアや他の伝染病のリスクがあります。渡航前には旅行医や医療専門家と相談し、必要な予防接種や薬の摂取を行いましょう。また、安全な水の摂取や衛生的な食事にも留意し、体調管理に注意しましょう。

交通事情

モザンビークの交通事情は発展途上であり、道路の状態や交通ルールの遵守度にはばらつきがあります。交通事故のリスクを最小限に抑えるために、公共交通機関の安全性を確認し、適切な安全装備を備えた車両やドライバーを利用しましょう。

文化と習慣の尊重

モザンビークは多様な民族や文化が共存する国です。現地の人々の習慣や文化を尊重し、敬意を持って接することが重要です。特に宗教的な場所や伝統的な村落を訪れる際には、適切な服装や行動を心掛けましょう。

財政面の注意

モザンビークでは現金が主要な決済手段となっています。しかし、大量の現金を持ち歩くことは避け、銀行や信頼できる交換所での両替を行いましょう。また、クレジットカードの利用についても事前に確認し、信頼できる場所でのみ使用しましょう。

モザンビークで素敵な思い出を作ろう！

いかがでしたか？

モザンビークには魅力あふれる観光地や夜も楽しめるスポットが沢山あります。これを機にぜひ海外でのモザンビーク旅行の計画を立ててみてください。

Ooohでは、現地の旅のプロがお客様のニーズを汲み取って、最適な旅行計画を提案いたします。
また、通常のツアーでは手配しづらい専用車での旅行計画にも最適です。

ぜひ気軽にご相談ください。

チャットでモザンビーク旅行の相談が無料でできるOooh