北欧に位置する国「ノルウェー」
フィヨルドなど美しい自然を有する国、ノルウェー。それだけではなく、中心地の首都オスロでは美しい街並みや歴史的な建造物なども見ることができます。一方でノルウェー旅行を考えるにあたって気になるのが物価の高さ。今回はそんな不安を解消できるよう、各所でかかる費用を具体的な数字を用いてご紹介しています。
旅先としてのノルウェー【滞在日数の目安】
日本とノルウェーの時差は7時間で、日本の方が7時間進んでいます。
日本からノルウェーまではどの空港を利用するかにもよりますが、必ず機内泊を行う必要があります。具体的には後の章で詳しくご紹介していますので、合わせてそちらもご覧ください。
そのため、旅程によっては例えば5泊7日ではなく5泊8日になる場合もあります。
ノルウェー観光は、首都オスロを中心とした観光の場合だと3泊5日で十分でしょう。他にベルゲンをはじめとした複数都市をめぐる場合はプラス1~2日、つまり4泊6日~5泊7日がおすすめです。
自分なりのプランを立てて、さまざまな都市を巡ってみるのもよいかもしれませんね!
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ノルウェーの物価
ノルウェーではノルウェークローネが使われています。
2024年8月10日現在、レートは以下のようになっています。
1クローネ=13.54円
ここでは指標として、ペットボトルの水とビッグマックの価格をご紹介します。
ペットボトルの水(500ml) 21~30クローネ(約285~406円)
ビッグマック(単品) 75クローネ(約1056円)
世界各国の物価を示すビッグマック指数はスイスに次いで世界第二位と高い水準になっています。
ノルウェーは水道水を飲むことができる国の一つですので、滞在中はマイボトルに水道水を汲んで持ち歩くのがよいでしょう。
ノルウェー旅行の必要経費
ここからは、実際にノルウェー旅行の際に必要な費用はどのくらいになるのか、航空券・ホテル・食事・交通機関の4つに分けてご紹介します。
航空券
東京からノルウェーの首都オスロまでの直行便は現在就航していません。必ず1回以上の乗り継ぎが必要になります。乗り継ぎの場所や時間にもよりますが、東京からノルウェーまでは平均20時間程度で行くことができます。
今回は東京から首都オスロまでの航空券費用をご紹介します。
8月下旬出発で片道20~30万円、往復40~60万円となっています。※2024年8月10日現在
今回ご紹介しているのはあくまでも目安です。航空会社や時期によって価格は変動しますので、ご利用の際は必ず航空会社のホームページなどから確認をしてください。
ホテル
ノルウェーにおけるホテル代は、1部屋大人2名での利用で15,000〜20,000円/泊が一般的です。
ホテルのランクや物価の変動によりホテルの価格も変わりますので、こちらも旅程を立てる際には必ず時価を調べるようにしてくださいね。
食事
一日にかかる食費はおよそ15,000円~です。
ここでは具体的にそれぞれの食事代の目安をご紹介します。
朝食 1,500円~2,000円
昼食 2,000円~3,000円
夕食 5,000円~10,000円
その他軽食(カフェ) 1,000円~1,500円
はじめにご紹介した通り、ノルウェーの物価は少し高めです。それに旅先ではつい沢山食べたくなる方も多いのではないでしょうか。ですので、少し多めに予算を立てておけると安心でしょう。
交通機関
ノルウェー国内で用いられている交通手段には主に地下鉄・トラム・バス・フェリーがあげられます。
これらは全て一つの会社が運営しており、運賃はどれも同じになっています。
運賃はゾーン制をとっており、オスロ中心部はzone1、オスロ空港はzone4に位置しています。
切符の種類は1回券のほか、1日券、7日券、30日券、1年券があります。
切符は駅にある窓口、自動券売機、バスの運転手のほかコンビニエンスストアでも購入できます。また運行会社のRuterのアプリからもクレジットカード決済で購入することができます。
今回は1回券、1日券、7日券の価格をご紹介します。
1回券(1時間券)
zone1 大人:42クローネ 子ども:16.8クローネ シニア:21クローネ
zone4 大人:124クローネ 子ども:48クローネ シニア:60クローネ
All zones (~zone5) 大人:151クローネ 子ども:59.2クローネ シニア:74クローネ
1日券
zone1 大人:127クローネ 子ども:64クローネ シニア:64クローネ
All zones 大人:291クローネ 子ども:146クローネ シニア:146クローネ
7日券
zone1 大人:352クローネ 子ども:177クローネ ユース:177クローネ シニア:177クローネ
All zones 大人:852クローネ 子ども:426クローネ ユース:426クローネ シニア:426クローネ
※大人:18歳~66歳、子ども:6歳~17歳、ユース:18歳~19歳(7日券、30日券のみ有効)、シニア:67歳~、6歳未満は無料
以下で各交通機関の注意点をご紹介しています。
地下鉄
首都オスロを中心に、T-bane(テーバーネ)と呼ばれる地下鉄が国内に広く6路線走っています。
地下鉄の車両内で切符を買うことはできません。
バス
ノルウェーにはオスロ市内を走る赤色の路線バスと、郊外へ向かう緑色の路線バスがあります。
運賃を運転手から購入することもできますが、その場合最前方の乗車口を利用する必要があり、事前購入よりも20クローネ高くなってしまいます。
トラム
6路線がオスロ市内を走っています。1回券(1時間券)は乗車時に運転手から直接購入することもできます。
フェリー
博物館が集まるビクドイ地区へ行く際にはフェリーが便利です。しかしこのフェリーは夏季限定であることには注意が必要です。
「オスロ・パス」
「オスロ・パス」はここまでご紹介してきた地下鉄・トラム・バスなど市内の公共交通機関が無料になり、加えて美術館・博物館の入場も無料になるお得な切符です。
利用範囲はzone1~2で、1日券、2日券、3日券があります。
「オスロ・パス」市内の観光案内所、主要ホテルなどで購入できるほか、専用アプリ「Oslo Pass」なら24時間いつでも購入できます。
1日券 大人:520クローネ 子ども:260クローネ シニア:415クローネ
2日券 大人:760クローネ 子ども:380クローネ シニア:450クローネ
3日券 大人:895クローネ 子ども:450クローネ シニア:720クローネ
※大人:18歳~66歳、子ども:6歳~17歳、シニア:67歳~、6歳未満は無料
まとめ
ノルウェー旅行にかかる費用について、今回は航空券・ホテル・食事・交通機関の4つに着目してご紹介しました。
実際には他にもツアー代やお土産代、保険代などがかかります。目安としてノルウェーに3泊する場合、航空券代やホテル代含め1人あたり70万円ほどあると安心でしょう。
ノルウェーで素敵な思い出を作ろう!
いかがでしたでしょうか?
今回は「ノルウェー旅行の観光日数や物価、現金の目安をご紹介」という内容でノルウェーをご紹介いたしました。是非ノルウェー旅行の旅程を考える際には、この記事を参考にしてみてくださいね。
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