中米と南米を結ぶ地峡にある国「パナマ」
パナマには、観光地として「パナマ運河」をはじめ、魅力的な観光地が沢山詰まっています。パナマというと、運河や貿易のイメージが大きいかもしれませんが、大自然や魅力的な文化などを体験することができる観光地が数多く存在しています。そんなパナマは沢山の見どころのある国として多くの人々から親しまれています。今回は、そんなパナマについての解説記事として、現地で楽しめるアクティビティや観光スポットを紹介します。さらに、プライベートツアーでも楽しめるアクティビティについても掲載していますので、パナマでの過ごし方を考えている方は必見です。
パナマってどんなところ?
【基本情報】
・国名 パナマ共和国(Republic of Panama)
・首都 パナマシティー
・人口 約438万人(2021年、世銀)
・面積 75.517㎢(北海道よりやや小さい)
・通貨 パナマ・バルボア(PAB)
・民族構成 混血70%、先住民7%、ほか
・宗教 カトリック
・時差 パナマは日本の-14時間。(パナマが正午の時、日本は翌日の午前2時となります。)
・言語 スペイン語
【気候】
パナマの気候は、赤道に近い地域に存在しているため年間を通して高温多湿の気候となっています。気候区分は亜熱帯気候に属するため、年間を通して気温の変化が少ないのも特徴です。パナマは乾季と雨季に分かれており、1~4月は乾季、5~12月が雨季にあたります。首都であるパナマシティでは、平均最低気温で20℃前後、最高気温で33℃前後となっており、日本と比べると非常に温暖な気候となります。気温の変化はあまりありませんが、乾季の1~3月が比較的過ごしやすい観光シーズンとなります。パナマは日差しが強いので、帽子や日焼け止め、サングラスなどを用意しておくと良いでしょう。もちろん熱中症対策として水分補給も忘れずにとるように心掛けましょう。
【ビザ】
パナマへの入国において、日本国籍の方は観光目的で滞在期間が90日以内である場合はビザなしで入国することができます。
【アクセス】
日本からパナマへの直行便はありません。メキシコシティやアメリカの都市を経由していくのが一般的な方法です。所要時間は経由地にもよりますが、大体19~27時間になります。
パナマの魅力的なアクティビティと観光スポット
〈おすすめアクティビティ〉
・熱帯雨林でジップライン体験
日本でもジップラインを体験できる場所は多くあり、風に乗って自然の中を駆けぬける感覚は非常に気持ちいいですよね。そんな体験がパナマでもできるんです。ジップラインでは、ガンボアの熱帯雨林の真ん中にあるガトゥン湖の素晴らしい景色を堪能することができ、ガトゥン湖を横断する2㎞のルートがあります。ガイドの方も非常に親切で、フレンドリーなので、安心してアクティビティを楽しむことができるでしょう。是非、体験してみてください。
・サン・ブラス諸島で様々なアクティビティを楽しもう
サン・ブラス諸島では、シュノーケリングやダイビング、水泳、カヤック、パドルボードなどの多くのアクティビティを楽しむことができます。シュノーケリングだけでもフグやその他の多くの魚を見ることができ、十分に楽しむことができます。また、魚だけでなく、珍しい海の中に生えるキノコも見ることができます。海の中にキノコ?と気になる人も多いですよね。実際に訪れて確認してみることをおすすめします!そして、島の名物はロブスターです。島で食べるロブスターはシンプルな味付けとなっていますが、非常に肉厚でプリプリした歯応えであり、絶品です。是非、アクティビティを存分に楽しんだ後にロブスターを堪能してみてください。
〈おすすめ観光スポット〉
・パナマ運河
パナマ運河は、太平洋と大西洋を結ぶパナマ地峡に、1914年に開通した世界最大の海洋運河です。首都であるパナマシティに位置しており、そのパナマ運河を観光する方法として大きく3つほどあります。1つ目は、パナマ運河クルーズに参加する方法です。毎週土曜日にパナマシティのバルボア港から遊覧船が出航しています。2つ目は、ミラフローレス水門へ直接行き、ビジターセンターの展望台か運河を往来する船を見学する方法です。3つ目は、パナマ運河鉄道に乗り、車窓から運河の景色を眺めるという方法です。どの方法でパナマ運河を観光しようか迷ってしまいますよね。どの方法でもきっとパナマ運河の魅力をたっぷりと感じることができると思います。ぜひ、訪れてみてください。
・カテドラル
カテドラルは、パナマシティのカスコ・ビエホの中心地にある独立広場に面して建つカトリック教会です。1688年~1794年という100年以上の長い年月をかけて建設された現在のカテドラルは、正面に美しい飾りを持ち、またイギリスの海賊ヘンリー・モーガンによって破壊されたパナマ・ビエホにあった旧カテドラルから、3つの金が移設されています。外壁には真珠島の真珠が埋め込まれており、外から見るだけでも十分にその美しさを楽しむことができます。さらに、カテドラルのあるカスコ・ビエホは、スペイン植民地時代のコロニアル調の街並みが残っているため、景色を楽しみながら散策してみるのもおすすめです。写真撮影スポットとしても人気なようです。
・サン・ブラス諸島
サン・ブラス諸島は、パナマの北東部のカリブ海に浮かぶ約360の島々からなっています。海底まで透き通っているかのような非常に透明度の高いコパルトブルーの海に白いビーチが楽しめる、パナマで最も行きたい珊瑚の海のリゾート地なんです。ヤシの木が1本しかない島やホテルが1件しかない島など多種多様な島々で形成されています。さらに、サン・ブラス諸島には昔からクナ族の人々が暮らしています。彼らはほとんどが自給自足の生活をしており、素朴な暮らしですが、ほとんどの島民がスマホを持っているので、昔ながらの生活に現代文明を活かした生活をしています。是非、旅を通して大自然を感じ、新たな文化に触れてみてください。
プライベートツアーのおすすめ
・エンベラ村のエコ文化プライベートツアー
このツアーでは、パナマ運河を越えて植民地時代以前のパナマの古い歴史を発見することができます。伝統的なカヌーに乗ってチャグレス川を下ったり、ジャングルの滝まで歩いたり泳いだりすることができます。地元の人々は非常にフレンドリーで、伝統的な食べ物や文化的な踊り、他にも文化や生活様式などに触れることができます。このツアーでは、きっと一生に一度の文化体験ができ、深く思い出に刻まれるはずです。エコ文化に少しでも興味がある人は是非参加することをおすすめします。
・パナマシティ満喫プライベートツアー
このツアーでは、1日を通してパナマシティを満喫できるツアーになります。運河センターの展示会、博物館、劇場など市内の見どころ満載のスポットを1日で見て回ることができます。ミラフローレス水門とパナマ運河とその博物館を訪れ、その後アマドール・コーズウェイとカスコ・ビエホを訪れます。地元のガイドさんと一緒に回るので、安心して観光することができ、さらにパナマの歴史や文化を聞くこともできるので、より理解することができるでしょう。
パナマ旅行で気をつけること
・安全面
パナマは日本に比べると頻繁に犯罪が多発しており、パナマだけでなく、治安の悪い国では警察組織が正しく機能していない国もたくさんあります。例えば、盗難や薬物、誘拐などがあげられますが、特にこのような犯罪は旅行者をターゲットにしたものが多いので常に注意する必要があります。対策としては、「多額の現金を持ち歩かない」「人通りの少ないところに近づかない」「話しかけられてもついていかない」などが挙げられます。また、夜の一人歩きは避けるように注意してください。当たり前ですが、昼間よりも夜間の方が犯罪の発生率は高いと言えます。このようなことに注意してパナマでの旅行を楽しむようにしましょう。
・タクシー利用に注意
これは安全面にも関連してきますが、パナマではタクシーを装った強盗犯がショッピングモールから出てきた客を襲うという事件がありましたので注意が必要です。タクシーは観光中に必ず使用し、観光客にとっては主な移動手段とする場合が多いですよね。タクシーを利用する場合は、必ずホテルや空港が手配してくれる会社のタクシーを選ぶようにしてください。
パナマで素敵な思い出を作ろう!
今回は「【パナマ】プライベートツアーでも楽しめるアクティビティと観光まとめ」を紹介致しました。パナマには魅力に溢れる観光スポットやアクティビティが沢山あります。是非、パナマに訪れた際には、その大自然を満喫してきてください。
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