ヨーロッパ・イベリア半島に位置する国「スペイン」は、日本からの観光客も沢山訪れる人気の観光地として知られています。そんなスペインの料理は、日本国内にも専門店が多く出店しており、馴染みのある料理もいくつかあるのではないでょうか。
今回はそんなスペイン料理の中でもおすすめのものと、訪れた際に手に取っていただきたいおすすめのお土産を全部で11品ご紹介しています!ぜひ最後までご覧ください!
スペインの基本情報
気候
マドリードをはじめとした中央部は、夏は暑く冬は寒い大陸性の気候です。一方でバルセロナやカタルーニャ、アンダルシアなどは地中海性気候に属しています。
スペイン中央部は夏の乾燥が激しく、カラッとした暑さが続きます。乾燥に敏感な方はクリームを持って行くなど対策をするのがよいでしょう。また夏は日差しも強いですので、どの地域を訪れる際にも日焼け対策は必須です。
時差
日本とスペインの時差は-8時間です。サマータイム期間中は-7時間になります。
※モロッコの西に位置するカナリア諸島の場合、時差は-9時間(サマータイム中は-8時間)になります。
言語
スペイン語が用いられています。
スペイン全体で英語が話せると答えた人は22%という統計もあります。大都市のレストラン等では英語が通じる場合が多いですが、地方を訪れる際にはスペイン語は必須になるでしょう。
簡単なフレーズを覚えたり、翻訳アプリを活用したりしてみてくださいね。
通貨・物価
EUに加盟しているスペインでは、通貨としてユーロが採用されています。
2024年9月9日現在のレートは以下のようになっています。
1ユーロ=158.27円
物価の目安として、ここではミネラルウォーター500mlの価格と、単品のビックマックの価格をご紹介します。
ミネラルウォーター500ml:約1ユーロ(約158円)
ビックマック単品:5.39ユーロ(約868円)
スペインのおすすめグルメ6選
スペイン料理の王道から意外と知られていないスイーツまで、今回は6つのおすすめグルメをご紹介しています。ぜひ本場の味を現地で楽しんでみてはいかがでしょうか?
パエリア(Paella)
スペイン料理といえば誰もが最初に思いつく「パエリア」は、世界中の人々から愛される、バレンシア地方発祥の料理です。
「パエリア」はバレンシア地方の言葉で「フライパン」を意味するように、一つのフライパンでお米をベースに様々な具材を一度に炊きこむ料理です。
具材は様々で、よくイメージされる魚介やお肉がメインのもの以外にも、イカやイカ墨を使った真っ黒なパエリアなども存在します。お店によってそれぞれ違った味が楽しめるため、複数のお店で食べ比べをしてみるのもいいかもしれませんね。
ハモンセラーノ(Jamón serrano)
イタリアの「プロシュート・ディ・パルマ」と中国の「金華ハム」と並び、世界三大ハムの一つとして知られている「ハモンセラーノ」。スペイン語で「スペインの山岳地帯で作られた生ハム」という意味を持っています。
「ハモンセラーノ」は塩味が強く、熟成されたことで深まった味わいはお酒のおつまみにピッタリです。
またスペインでは、ボカティージョ(サンドウィッチ)の具としてパンにはさんで食べることも多いようです。
お金にちょっと余裕のある方には、ハモンセラーノの4~5倍の価格で販売される「ハモン・イベリコ」もおすすめです。日本でも知られるドングリを食べさせて育てたイベリコ豚から作った「ハモン・イベリコ・ベジョータ」は最高級品です。
トルティージャ(Tortilla)
スペイン風のオムレツ、「トルティージャ」。皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
一般的なオムレツと大きく異なるのは、具材にポテトが沢山使われているところです。他にも色とりどりの野菜やハムなどが入っていて、一皿で満足すること間違いなしの一品です!
こちらも多くのスペイン料理店で必ず用意されているメニューの一つとなっていますので、食べ比べをしてみてはいかがでしょうか。
ピミエントス・デ・パドロン(Pimientos de padron)
「ピミエントス・デ・パドロン」は、スペイン版のししとうをオリーブオイルで煮るように揚げてつくられます。
「ししとう」と聞くと辛いイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、スペインのししとうの多くは辛みがあまりありません。
岩塩がかかっており、ビールのおつまみに最高の一品です!
チュロス(Churros)
日本でもテーマパークや映画館、お祭りなどでもおなじみの「チュロス」。そんなチュロスの発祥はスペインだということを初めて知ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「チュロス」はスペインでも人気のスイーツの一つで、専門店も多く立地しています。
スペインでは「チュロス」を朝食として食べるのが一般的で、ホットチョコレートに付けて食べるのが主流です。本場の味をぜひ体験してみてくださいね!
ラス・トリハス (Las Torrijas)
「ラス・トリハス」は古くなったパンを再利用するために生まれたお菓子です。
スペインでは4月のSemana Santa(聖週間)の時期によく食べられ、朝食に利用されることもあります。
パンにシナモンと牛乳。卵をしみこませ、表面がカリカリになるようにオーブンで焼くのが一般的です。家庭によっては油で揚げたり、オーブンで熱を通すだけの場合もあります。
フレンチトーストに似た味付けですが、ふわふわとカリカリの食感が同時に味わえるのが「ラス・トリハス」の醍醐味です!
スペインのおすすめお土産5選
トゥロン
「トゥロン」の歴史は古く、アンダルシア地方がイスラム勢力に統治された際に生まれたとされています。16世紀の文献には既にレシピとして残されていて、この地方ではその頃から、クリスマス時期に食べられる特別なお菓子の一つとして親しまれていました。さらに日持ちもするということもあって、クリスマス期間中だけでなく、食後に濃いめのコーヒーと一緒に少しづつ食べるという習慣が生まれたそうです。
「トゥロン」はスーパーでも販売されており、バラマキ用のお菓子としても最適です。また、カタルーニャ創業の「ヴィセンス」はトゥロン発祥の店として知られています。
ポルボロン
アンダルシア地方の修道院が起源である「ポルボロン」は、ホロホロとした食感が癖になるクッキーです。スペインでは、口の中で溶ける前に「ポルボロン」と3回言うことができれば幸せになれるというジンクスでよく知られています。
「マヨルカ」は王室御用達の高級食料品店で、「ポルボロン」が看板商品となっています。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
オリーブオイル
アヒージョをはじめとしたスペイン料理には欠かせない、オリーブオイル。スペインはオリーブの生産量が一位の国としても知られています。
スペインのオリーブオイルは製法などによって3種類に分けられ、品質の高い方から「aceite de oliva virgen extra(アセイテ・デ・オリーバ・ヴィルヘン・エクストラ)」、「aceite de oliva virgen(アセイテ・デ・オリーバ・ヴィルヘン)」、「aceite de oliva(アセイテ・デ・オリーバ)」となっています。
お料理好きな方にはぜひ試していただきたいお土産の一つです!
バスク織物
スペインとフランスの国境に位置するバスク地方では、独特のの文化や慣習が築かれてきました。バスク地方といえばバスクチーズケーキで有名ですが、カラフルなストライプ模様が美しいバスク織物は、そんなバスク地方の有名なお土産として知られています。
洋服やクッションなど様々な種類のお土産が販売されています。自分のお気に入りの一品を探してみるのもよいでしょう。
サッカーグッズ
スペインといえば「レアル・マドリード」や「FCバルセロナ」などが知られているように、サッカーの強豪国としても有名です。
そんなサッカーチームのグッズはスペイン旅行のお土産としてもぴったり!自分のお土産にはもちろん、サッカー好きの方へお土産として渡すと喜ばれること間違いなしです!
スペインで素敵な思い出を作ろう!
いかがでしたでしょうか?
今回は「スペインを訪れたら食べたいグルメ&お土産11選」をご紹介いたしました。
日本でも人気のメニューが多いスペイン料理。ぜひ現地を訪れる際には、本場スペインの味を思う存分楽しんできてくださいね!
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