アフリカ大陸南部に位置する、ジンバブエ。
国名「ジンバブエ」はショナ語で「大きな石の家」を意味しており、サハラ以南最大の石造建築物「グレート・ジンバブエ」に由来しています。ジンバブエは多様な鉱山資源に恵まれており、日本で生産される多くの土鍋の生産過程にもジンバブエ産のペタライト鉱石が使われています。
また、ジンバブエは観光業に力を入れており、ヴィクトリアの滝や国立公園は観光客からの人気を集めています。
このようにジンバブエは、自然豊かな観光スポットが多い魅力的な国です。
今回は、ジンバブエ旅行で訪れたい博物館、美術館、世界遺産、映画ロケ地を厳選してご紹介します。ぜひこの記事を参考にジンバブエ滞在を楽しんでくださいね!!
1.ジンバブエ旅行で訪れたい博物館&美術館
(1)ジンバブエ自然史博物館(Natural History Museum of Zimbabwe)
まず最初にご紹介するのは「ジンバブエ自然史博物館」です。
こちらは、1962年に開館した、生物学や地質学、考古学など幅広い内容の展示が行われている博物館です。ジンバブエ南西部、ブラワヨの中央公園内にあります。
こちらの博物館は、展示品がバラエティに富んでおり、動物の剥製や昆虫の標本、恐竜の化石など様々なリアルな展示物を楽しむことができます。英語での詳細な解説文もありますが、迫力ある展示物は子供にも人気です。
一階には小型から大型の哺乳類、両生類、爬虫類、魚類、鳥類といった様々な動物の展示が行われています。中でも、史上2番目に大きな騎乗アフリカゾウやドードーの卵、史上初めて捕獲されたシーラカンスなどは見応えがあります。その他にも、ジンバブエの鉱物やジンバブエ特有の恐竜、人類の歴史など、ジンバブエの歴史を知ることができる展示がたくさんあります。
展示物の数が多く、見応えがあるため、時間に余裕を持って訪れることをオススメします!
〈詳細情報〉
住所:Centenary Park, cnr Park Road &, Leopold Takawira Ave, Bulawayo, Zimbabwe
電話番号:+263292250045
営業時間:9時00分〜17時00分
HP:http://www.naturalhistorymuseumzimbabwe.com/
(2)ジンバブエ国立美術館(National Gallery Of Zimbabwe)
次にご紹介するのは「ジンバブエ国立美術館」です。
こちらは、1957年にエリザベス女王2世によってオープンされた、ジンバブエの現代美術と視覚遺産に特化した美術館です。ジンバブエの首都、ハラレの中心部にあります。
こちらの美術館では、ジンバブエの伝統的な作品から現代の美術品や海外からの芸術作品、ショナ彫刻等の地元アーティストによる作品が展示されています。中でも写真や彫刻の展示を主とされており、独特なデザインの彫刻は観光客からの評判も良く、敷地内にある彫刻庭園では芸術的な空間を楽しむことができます。
美術館の規模は小さいですが、数多くの魅力的な芸術品を楽しむことができ、コーヒーショップも併設されているため、芸術がお好きな方やリラックスした時間を過ごしたい方に最適な場所です。
〈詳細情報〉
住所:20 Julius Nyerere Way, Park Ln, Harare, Zimbabwe
電話番号:+263242704666
営業時間:火、水、木、土、日曜日8時00分〜17時00分、金曜日8時00分〜17時00分
HP:http://www.nationalgallery.co.zw/
2.ジンバブエ旅行で訪れたい世界遺産
(1)ヴィクトリアの滝(Victoria Falls)
最初にご紹介するのは「ヴィクトリアの滝」です。
ヴィクトリアの滝は、ジンバブエとザンビアの国境を流れる、ザンベジ川の中流にある滝です。南米のイグアス、北米のナイアガラと並ぶ世界三大瀑布の一つに数えられているこちらの滝は、1989年に世界遺産に登録されています。
ヴィクトリアの滝は、1855年にイギリスの探検家によって発見され、ヴィクトリア女王の名前にちなんで名付けられた滝ですが、現地では「Mosi-oa-Tunya(とどろく水煙)」と呼ばれています。その名の通り、滝幅は約1,700m、落差約108m、雨季に1分間に落下する水量は5億リットルと壮大な滝です。
二つの国をまたがるヴィクトリアの滝ですが、ジンバブエ側の方が滝に近く、ビューポイントが豊富にあるため、ジンバブエ側から訪れる観光客が多いです。ヴィクトリアフォールズ公園の遊歩道からは、乾季でも水量が多く、水飛沫が上がる迫力ある景色を眺めることができます。遊歩道にある「knife edge bridgeは、水量の多い時期に水飛沫を浴びる場所として人気です。その他にもラフティングやリバークルーズ、バンジージャンプなど様々なアクティビティを楽しむことができます。
また、滝の周囲の森林には900種類以上の植物や動物が生息しており、滝を見に行くまでは広い国立公園を散策します。サバンナサファリで野生動物を間近に見るのもオススメです。
ブラワヨからはバスで約6〜8時間ほどかかりますが、自然豊かなこちらの景観は訪れる価値がある場所です。
(2)マトボの丘群(Matobo Hills)
次にご紹介するのは「マトボの丘群」です。
こちらは、ジンバブエ南部のブラワヨから南へ約35km先に広がる花崗岩質の小丘群と木々に覆われた渓谷からなる地域です。2003年に世界遺産に登録されています。
マトボの丘群は20億年以上前に形成されたもので、丘が並ぶ地域は3,100㎢に及びます。その一部はジンバブエ最古の国立公園となっており、遊戯用や狩猟動物のストック、美しい景観など見どころがたくさんあります。
こちらの一番の見どころは、サン人による宗教的な意味が反映されている岩壁絵です。保護のため、一般公開されている岩壁絵は制限されていますが、見つかっている岩壁絵の数は30,000以上、最も古いものは二万年以上が経過していると言われています。人や動物が活き活きと描かれている岩壁絵は長い歴史が感じられます。
また「The World’s View」と呼ばれる丘は頂上から美しい大自然の景色を眺めることができる場所として有名です。サバンナに生息するサイやキリン、シマウマなど様々な動物たちを探してみてください!
3.ジンバブエ旅行で訪れたい映画ロケ地
(1)ワンゲ国立公園(Hwange National Park)
最初にご紹介するのは「ワンゲ国立公園」です。
こちらは、ジンバブエで最大かつ最古の動物保護区の国立公園です。映画『Out of Africa』のロケ地に使われており、映画『ライオンキング』もワンゲ国立公園からインスピレーションを得ていると言われています。
こちらの国立公園は、ベルギーと同じくらいの広大な土地にライオンやチーターなどの肉食動物を含む、約100種類の哺乳類や約400種類の鳥類など、様々な動物が生息しています。中でもゾウが多いことで知られており、ゾウの群れは圧巻です。
国立公園内には宿泊ロッジがあり、観光客が制限された落ち着いた環境で動物たちをゆっくりと鑑賞することができます。
また、公園内には人工の水場が設けられており、そちらは水を飲みにくる動物を間近に観察できるスポットとなっています。ワイルドドッグやシロサイ、クロサイ、セーブルアンテロープといった珍しい動物を見ることもできます!!
(2)カリバ湖(Lake Kariba)
次にご紹介するのは「カリバ湖」です。
こちらは、ザンベジ川中流に作られた、アフリカで2番目に大きい人造湖です。こちらも映画『Out of Africa』のロケ地に使われていました。
カリバ湖の南岸にあるマトゥサドナ国立公園はサファリの中心地となっています。また、ボートサファリも可能で、湖に生息するバッファローやカバ、ワニを観察することができます。
その他にも、こちらの湖から見られる夕陽は絶景であることで有名です。夕陽を楽しみたい方はボートクルーズがオススメです!
4.ジンバブエで素敵な思い出を!
いかかでしたでしょうか?
今回は、ジンバブエ旅行で訪れたい博物館、美術館、世界遺産、映画ロケ地についてご紹介しました。ジンバブエでは、きっと思い出に残る貴重な体験ができること間違いありません。ぜひ、この記事を参考にジンバブエ旅行の計画を立ててみてください。
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