インド洋に浮かぶ島国マダガスカル。アフリカ大陸の南東約400kmに位置する、世界で4番目に大きな島で、手つかずの大自然がそのまま残されています。童話『星の王子様』でお馴染みの美しいバオバブ並木や、マダガスカルにしか生息しない珍しい動植物が数多く存在し、日本ではできない体験ができます。今回はマダガスカルを訪れた際はぜひ観光したいスポットとアクティビティを紹介します。
- 1 1.マダガスカルについて
- 2 2.マダガスカルの観光スポット
- 2.1 (1)バオバブ街道(Avenue of the Baobabs)
- 2.2 (2)ベタニア漁村(Betania)
- 2.3 (3)イサロ国立公園(Isalo National Park)
- 2.4 (4)アンタナナリボ(Antanànarìvo)
- 2.5 (5)アンブヒマンガ(Ambohimanga)
- 2.6 (6)レミューズパーク(Lemurs’ Park)
- 2.7 (7)ベレンティ保護区(Berenty Private Reserve)
- 2.8 (8)フォール・ドーファン(Fort Dauphin)/トラニャロ(Tôlanaro)
- 2.9 (9)ペリネ自然保護区(Reserve Speciale de Perinet)
- 2.10 (10)ノシ・ベ(Nosy Be)
- 2.11 (11) ボネ・ド・パップ(Bonnet de Pape)
- 2.12 (12)ツィンギー・デ・ベマラハ厳正自然保護区(Tsingy de Bemaraha Strict Nature Reserve)
- 2.13 (13)レッド・ツィンギー(Red Tsingy)
- 3 Ooohおすすめのプライベートツアー
- 4 マダガスカルの旅を満喫しよう
1.マダガスカルについて
マダガスカルの面積は日本の約1.5倍、そこに約2600万人が暮らしています。行く際は、4~10月の乾季のベストシーズンがおすすめです。
マダガスカルは太古の昔、アフリカ大陸から分裂したことでできた島だと言われています。フランスの植民地であった影響で、マダガスカル語の他にフランス語も公用語となっています。「アフリカの年」である1960年に独立を果たしました。国民の50%以上が伝統宗教を信仰しており、独自の文化を築き上げた国といえます。
また大昔から島国であったため、独自の生態系も発達しています。島で見つかる90%以上の動物がマダガスカルでしか見られない固有種。自然保護区では、そのような貴重な動植物を間近で見ることができます。
2.マダガスカルの観光スポット
(1)バオバブ街道(Avenue of the Baobabs)
不思議な形をしたバオバブの木。西部の町モロンダバにある「バオバブ街道」では、天に向かってまっすぐに伸びるバオバブに囲まれた並木道を歩くことができます。ガイドブックや旅行記に必ず載っている「愛し合うバオバブ」という、複雑に曲がって伸びている木もあります。マダガスカルらしい景観を見ることができるはずです。
住所:RT 8, Morondava 619 Madagascar
(2)ベタニア漁村(Betania)
昔ながらの漁労生活を送るヴェズ族の村、「ベタニア漁村」。マングローブが茂る水路をカヌーで渡り、モロンダバの対岸へ。素朴な村の雰囲気が味わえます。
(3)イサロ国立公園(Isalo National Park)
長い年月をかけて風と雨に浸食された大きな岩山が連なる「イサロ国立公園」は、“マダガスカルのグランドキャニオン”と例えられています。オアシスになっている森では、ワオキツネザルやベローシファカ、アカハラキツネサルなど珍しい動物に出会えるかもしれません。
住所:BP. 6 Ranohira 313 Ihosy
(4)アンタナナリボ(Antanànarìvo)
標高1,400mの高原に開けたマダガスカルの首都、「アンタナナリボ」。1960年までフランスの植民地だったことから、ヨーロッパの雰囲気が漂っている町です。経済の中心だけではなく、地理的にもマダガスカルの中心部に位置しています。地元の食材がたくさんあるローカルマーケットや世界遺産に認定されている建物など見どころ満載です。
(5)アンブヒマンガ(Ambohimanga)
16世紀に初めてマダガスカルを統一したメリナ王国のかつての都「アンブヒマンガ」。丘の上に王宮跡と城壁が残り、現在は歴史博物館として公開されています。マダガスカルの歴史を感じることができる場所です。「アンブヒマンガ」の丘の王領地からの眺めは絶景で、マダガスカルの世界遺産らしい景観が楽しめます。
住所:Ambohimanga Rova, Antananarivo
(6)レミューズパーク(Lemurs’ Park)
貴重な野生動物が放し飼いになっている公園、「レミューズパーク」。その名前の通りレムール(キツネザル)が見られることで人気を博しています。自然の中で過ごす動物たちの姿が間近で観察できるのが魅力です。
住所:N° 1 Route Nationale | PK 22, Katsaoka Imerintsiatosika, Route d’Ampefy, Antananarivo 101, Madagascar
(7)ベレンティ保護区(Berenty Private Reserve)
6種類のキツネザルが生息していることで知られている保護区、「ベレンティ保護区」。地面を横っ飛びするおもしろいサルや、その他多くの動植物の生態が見られます。散策しながら動植物を観察するウォーキングサファリが人気です。
住所:Réserve de Berenty, Amboasary
(8)フォール・ドーファン(Fort Dauphin)/トラニャロ(Tôlanaro)
美しい湾に抱かれたインド洋を望む南部の港町、「フォール・ドーファン」。数キロメートル続く真っ白な砂浜と、アヌシ山脈に囲まれたこの町では、息を呑むような光景を目の当たりにすることができます。「ベレンティ保護区」への拠点となっていて、ロブスターなどのシーフードも楽しめます。
(9)ペリネ自然保護区(Reserve Speciale de Perinet)
アンタナナリボから約150km東に位置する「ペリネ自然保護区」。最も大きなキツネザルのインドリが見られるほか、夜行性のキツネザルのアイアイなどが生息しています。世にも珍しいインドリの鳴き声“インドリ・コーラス”を聞こうと大勢の観光客が訪れます。気軽に自然を楽しむミニハイキング・サファリが人気。
(10)ノシ・ベ(Nosy Be)
首都アンタナナリボから飛行機に乗り約1時間で行けるリゾート、「ノシ・ベ」。白い砂浜に青い海が美しいビーチがあります。この島は香水の原料に使われるイラン・イランが島中で栽培されており、甘く芳しい香りを放っていることから、“香料の島”と呼ばれることもあります。良質のホテルも多いので、日数があればゆっくりと滞在するプランがおすすめです。
(11) ボネ・ド・パップ(Bonnet de Pape)
不思議な形から、「ボネ・ド・パップ=お父さんの帽子」という名がつけられた一枚岩の花崗岩。地元の人々からは、“聖なる山”として大切にされています。トレッキングも楽しむことができます。“ミニ・バオバブ”や“ゾウの足”などと言われるパキポディウムという、乾燥地帯の植物が多く生息しています。
(12)ツィンギー・デ・ベマラハ厳正自然保護区(Tsingy de Bemaraha Strict Nature Reserve)
マダガスカルの西側にある「ツィンギー・デ・ベマラハ厳正自然保護区」。ユネスコの世界遺産にも登録されています。
ツィンギーとはマダガスカル語で、“先端”、“山頂”、“先のとがった”という意味があり、その名の通り細くとがった岩山が見られるます。トレッキングコースが整備されているので、探検してみるのも良いです。
住所:Tsingy de Bemaraha Strict Nature Reserve, Madagascar
(13)レッド・ツィンギー(Red Tsingy)
ベマラハのものとは一味違ったツィンギーを見ることが出来る場所があります。北部の町ディエゴ・スアレスから車で2時間走ったところにあるのが、「レッド・ツィンギー」。このツィンギーは燃えるように赤く、泥灰土、紅土、石灰岩などを含む砂岩でできています。そまたこのあたりの土は柔らかく、人間が触ると崩れてしまいそうなほど。水や風に何万年もの歳月をかけて浸食されてできた自然の力に、圧倒されることでしょう。
Ooohおすすめのプライベートツアー
Ooohがこれまでに提供したマダガスカルのおすすめのプライベートプランをご紹介します。
マダガスカルの旅を満喫しよう
いかかでしたか?マダガスカルのおすすめ観光スポットをまとめて紹介してみました。日本から遠いマダガスカルですが、マダガスカルでしか味わえない非日常な体験ができるはずです。この記事を参考にぜひ魅力溢れるマダガスカルを観光してみてはいかがでしょうか?
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