赤道直下の美しい大自然の宝庫、エクアドル。
エクアドルは、南アメリカ大陸北部にあり、美しい自然の宝箱のような国です。ガラパゴス諸島やコーヒー、バナナなどの農作物が有名です。スペイン植民地時代の美しい建築物も魅力の1つです。
そんなエクアドルを旅行するために気になる旅行日数やお金(物価)について、今回は分かりやすく解説していきます。
この記事を参考にエクアドルを楽しんでくださいね!!良い思い出がたくさんできますように!!
1.エクアドルの観光日数の目安
皆様は何をしにエクアドルへ行きますか?
世界遺産巡り・赤道跨ぎ・エクアドル料理の食べ歩き・アニマルウォッチ・先住民の文化体験などエクアドルでは多種多様な楽しみ方ができます。
魅力あふれるエクアドルでの旅行を有意義なものにするために、日本-エクアドルの往復移動時間4日も含めた必要な旅行日数の目安をお教えします。
行きたい地域の数別にお伝えします。もしも、時間が無い場合は下記から- 1日、ゆったりと過ごしたい場合は上記に+1日してください。
行きたい地域が1つの場合
7日間がオススメです。
行きたい地域が2つの場合
9日間がオススメです。
行きたい地域が3つの場合
11日間がオススメです
行きたい地域が4つ以上の場合
行きたい地域の数をnとして以下の計算式を使って判断してください。
5 + 2n
もしも、キト・イザベラ島・サンタクルス島に行きたい場合は、5 + 2×3 = 11 となり、11日滞在がオススメの期間になります。
スムーズな観光をしたい場合は、ハイヤーを利用すると良いでしょう。
2.エクアドルの物価と必要なお金
物価は日本より低く、日本の4/5程度です。エクアドルの通貨は米ドルで、1ドルは約150円です。(2023年10月28日現在)
エクアドルでは、都市部や観光地では基本的にはクレジットカードが利用できますが、地方では現金払いしかできない場合もあるので、旅行する際には日数×30ドル(約4500円)を人数分は用意しておくと良いでしょう。
飲み物・食事料金の相場
<種類> <価格相場>
ミネラルウォーター500ml 約150円
大衆食堂ランチセット 約400円
ファストフードセット 約700円
エクアドル料理レストラン1品 約1600円
日本料理レストラン1品 約2700円
イタリア料理1品 約2700円
ホテル宿泊料金の相場
施設の種類やグレードによって異なります。
<種類> <価格相場>
2つ星ホテル 4,000円程度
3つ星ホテル 12,000円程度
4つ星ホテル 16,000円程度
5つ星ホテル 22,000円程度
時期によって値段が変動しますので、あくまでも目安としてお考えください。特にベストシーズンの6月から9月にかけては値段が上がる傾向にあります。
交通料金の相場
<種類> <価格相場>
バス(一律料金) 約50円
タクシー初乗り(昼間) 約70円
タクシー初乗り(夜間) 約80円
3.エクアドル旅行中の意識すべきポイント
エクアドルはさまざまな魅力にあふれた国でありながら、どこか安全面に不安なイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。また、日本から遠く離れた土地であるため、文化や伝統の違いを感じる場面も多々あることでしょう。
ここでは、エクアドルを旅する際に、旅行者が意識すべきポイントを紹介します。
(1)時間が正確ではない
エクアドルでは日本のように公共交通機関やお店が時間通りに運営されているとは限りません。予め覚えておくと慌てずに過ごすことができます。
(2)貴重品は表に出さない
旅行中、携帯電話やカメラ、そしてお財布などの貴重品は強盗に遭う可能性があるので手に持ったり、ポケットの中に入れるのではなく、完全にジップで閉められるカバンの中に入れておきましょう。現金も持ち歩くのは最低限にして、カードやパスポートはスキミングの対策を取りましょう。
(3)夜間の外出は避ける
夜間の外出は、女性だけでなく男性も避けることをおすすめします。多くの犯罪は、日が沈んで人気がなくなった時間帯に起きています。治安が悪い地域では凶悪犯罪も起こりやすいので、特に用事がないのであれば、なるべく暗くなる前にホテルに戻ることが大切です。
(4)ぼったくりに注意
ぼったくりに注意してください。タクシーやバイクに乗車する際は、配車アプリを利用すると安全です。
(5)歩きスマホをしない
歩きスマホ中にスマートフォンを盗まれる被害が多数発生しているので、お気を付けください。
(6)エスメラルダス県、スクンビオス県、オレジャナ県、カルチ県には行かない
爆弾テロ、銃撃、誘拐等が相次いで発生しており、治安が非常に悪いエリアなので、訪れないようにしましょう。
4.エクアドルの観光スポット
エクアドルには素敵な観光スポットを中心に見所がたくさんあります。その中でも厳選した3つの観光地を紹介いたします。
(1)サンタ・クルス島(Colonia del Sacramento)
まずはじめに「サンタ・クルス島」を紹介いたします。
こちらは、ガラパゴス諸島の中心的な島で、自然もお買い物もグルメも宿泊も楽しめます!!空港があるバルトラ島と近いため、ガラパゴス諸島の中でも訪れやすい島です。
島の一部は国立公園に指定され、写真にも映っている野生のガラパゴスゾウガメも生息しています。
そんなゾウガメを中心として動物の保護を行っているチャールズ・ダーウィン研究所もこのサンタ・クルス島にあります。研究所内ではガラパゴス諸島の各島から集められた多くのゾウガメを見ることができます。自然の中でゾウガメを何種も見るのは難しいので、この研究所は貴重な場所です。
また、トルトゥーガ・ベイビーチを訪れてください!このビーチの真っ白な砂浜と輝く青い海は、宝石のようで感動するでしょう!!イグアナの生息域があるため、イグアナがのんびり暮らしている様子を見学できるかもしれません。
町のなかでもアシカやウミイグアナなどを見ることができます。また、その日採れた新鮮でおいしい魚介類を使った料理を堪能できます!
(2)ミタデルムンド(Ciudad Mitad del Mundo)
次に「ミタデルムンド」を紹介いたします。
こちらは、赤道記念碑公園の中にある緯度0度0分0秒の記念碑です。ミタデルムンドはスペイン語で、地球の真ん中という意味です。
記念碑の前にある地面に引かれた黄色の線が赤道で、この線をまたいで、北半球と南半球を股にかけて記念撮影するのが人気となっています。
記念碑の中は博物館となっていて、測量に貢献した人のことやエクアドルの歴史・文化について知ることができます。
実際の赤道はすこしズレているようで、近くの博物館が当てはまるようです。この赤道記念碑の建設後、技術の進歩により、GPSでより正確に赤道を測定できるようになり判明しました。高精度のGPS機器で測定した、緯度0度0分0秒の「本当の赤道」と称するのがこちらです。
記念碑が位置する公園内には、エクアドルの特産品を売るお土産物屋さんや、エクアドル料理を楽しめるレストランも立ち並んでいて、エクアドルの雰囲気を楽しむことができます。
(3)サウスプラザ島(Isla Plaza Sur)
次に紹介するのは「サウスプラザ島」です。サンタクルス島から日帰りで訪れることができる島のひとつです。
こちらは、イグアナと植生が豊かな島で、一年を通して様々な色合いを見せてくれる島です。ガラパゴス諸島の中で最大のリクイグアナ生息地であり、またウミイグアナも見ることができます。運が良い人は、ウミイグアナとリクイグアナのハイブリッドイグアナを見ることができるかも!!
島には無数のウチワサボテンが自生しています。リクイグアナはウチワサボテンが大好きなのですが、サボテンはとっても硬くて直接食べられないので、葉や枝、実が落ちてくるのをじーっと待っています。
セビュームという植物も多く自生していて、8月頃に緑から赤に色づきます。
アシカ・アカメカモメ・ナスカカツオドリなども見られます。
5.まとめ
いかがでしょうか?
今回は「エクアドル旅行の観光日数や物価、現金の目安」等を紹介致しました。
Ooohでは、現地の旅のプロがお客様のニーズを汲み取って、最適な旅行計画を提案いたします。
また、通常のツアーでは手配しづらい専用車での旅行計画にも最適です。
ぜひ気軽にご相談ください。
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