神秘的な遺跡が多く存在するインド。多くの海外旅行者を魅了する宗教も言葉も文化も多様でエネルギッシュな国で、まさに日本では味わえない「カオスさ」が楽しめます。そんなインドを旅行するために気になる旅行日数やお金(物価)について、今回は分かりやすく解説していきます。この記事を参考にインドを楽しんでくださいね!!良い思い出がたくさんできますように!!
1.旅行先としてのインド
皆様は何をしにインドへ行きますか?
インドでは、世界遺産めぐり・本場のカレーを食べる・インド式のマッサージでリフレッシュ・仏教の聖地巡りなど多種多様な楽しみ方ができます。インドには各地に人気スポットがあり、代表的な観光エリアは北はデリー、南はマハーバリプラム、東はダージリン、中央はアジャンタと、見どころ満載な国なんです!!
(1)観光日数の目安
魅力あふれるインドでの旅行を有意義なものにするために、日本からの移動時間も含めた必要な旅行日数の目安をお教えします。
行きたい地域の数別にお伝えします。もしも、時間が無い場合は下記から- 2日、ゆったりと過ごしたい場合は上記に+2日してください。
基本的に初日と最終日は日本-インド間の移動に使うことになりますので、中日に観光するとお考え下さい。
スムーズな観光をしたい場合は、ハイヤーを利用すると良いでしょう。(Ooohでは専用車の手配も行っております。)
行きたい地域が1つの場合
5日間がオススメです。
行きたい地域が2つの場合
7日間がオススメです。
行きたい地域が3つの場合
9日間がオススメです。
行きたい地域が4つ以上の場合
行きたい地域の数をnに当てはめて、5 + 2(n-1) の式を使って計算をしてみてください。
2.インドの物価と必要なお金
インドの物価は都市部と地方で異なります。都市部と郊外では、物価に大きく差があり、特に都市部での物価上昇が激しいです。それぞれの物価は都市部は日本の3分の2で地方だと3分の1くらいです。
日本と比べると全体的にインドの物価は安いと言えますが、日本食は高級とされているため高めの値段設定になっています。
インドを旅行で訪れるなら知っておきたい価格の目安をこれから紹介します。1インドルピー1.8円で計算しています。今回は都市圏内や観光地の価格の目安を紹介しますので、地方の目安を知りたい場合は記載されている値段の半分と想定してください。
食事料金の相場
食事提供場所と食事種類によって変わります。
インド料理は安いですが、インド料理以外の日本食・イタリアン・フレンチなどは高くなります。
屋台・インド料理 60円程度
食堂・インド料理 350円程度
レストラン・インド料理 600円程度
レストラン・日本料理 1300円程度
ホテルの宿泊料金の相場
施設の種類やグレードによって異なります。
ドミトリー・ゲストハウス 約1000円程度
ホテル 約2500円程度
3つ星ホテル 約6000円程度
4つ星ホテル 約13000円程度
5つ星ホテル 約16000円程度~
しかし、インドのベストシーズンの11~3月頃の時期は料金が高くなる傾向にあります。この時期はインドでは相対的に蒸し暑さが低い時期です。4月~10月は蒸し暑さが強く不快と感じることもあるかもしれません。
飲み物の相場
ミネラルウォーター(1リットル) 約70円程度
コーラ(500ml) 約60円程度
ワイン(フルボトル) 約1300円程度
ビール(大瓶) 約250円程度
交通料金の相場
種類によって異なります。
メトロ(10駅ごと) 約40円程度
タクシー(初乗り4Km) 約100円程度(その後、1キロごと約20円 )
リキシャ 乗車前に運賃交渉次第で変わるが1キロごと約20円程度
インドの都市部では基本的にはクレジットカードが利用できますが、地方では現金払いしかできない場合もあるので、旅行する際には日数×400ルピー(約720円)を人数分は用意しておくのも良いでしょう。
3.インド旅行中の意識すべきポイント
インドはさまざまな魅力にあふれた国でありながら、どこか不安定なイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。また、日本から遠く離れた土地であるため、文化や伝統の違いを感じる場面も多々あることでしょう。ここでは、インドを旅する際に、旅行者が意識すべきポイントを紹介します。
(1)時間が正確ではない
インド旅行の際に、日本人観光客の多くがストレスを感じることとして時間感覚のちがいがあります。日本では電車などの公共交通機関も待ち合わせも時間厳守が基本ですが、インドでは何事も「待つ」のがあたりまえです。
(2)ジャンム・カシミール準州及びラダック連邦直轄領に行かない
インド・パキスタン両軍の間で銃撃戦などが継続的に発生しています。また、武装勢力も活動しており大変危険です。
(3)貴重品は表に出さない
旅行中、携帯電話やカメラ、そしてお財布などの貴重品は強盗に遭う可能性があるので手に持ったり、ポケットの中に入れるのではなく、完全にジップで閉められるカバンの中に入れておきましょう。現金も持ち歩くのは最低限にして、カードやパスポートはスキミングの対策を取りましょう。特に気を付けたいのはリキシャの乗車中です。リキシャに置いてる荷物が通りかかるバイクにひったくられることもあるので、お気を付けください。
(4)なれなれしい人を信用しすぎない
奢ってもらった飲み物に睡眠薬が入っていたり、仲良くなってから賭博場に連れられ騙されてお金を巻き上げられたり、日本紙幣を見せてほしいと言われそのまま盗まれるなどといった事件が発生しています。どれも「現地のインド人と仲良くなりたい!」という日本人の心理を利用されて被害に遭ってしまうので、相手がどんな人であっても声をかけられたらまずは警戒することが大切です。
(5)夜間の外出は避ける
夜間の外出は、女性だけでなく男性も避けることをおすすめします。多くの犯罪は、日が沈んで人気がなくなった時間帯に起きています。治安が悪い地域では凶悪犯罪も起こりやすいので、特に用事がないのであれば、なるべく暗くなる前にホテルに戻ることが大切です。
(6)ぼったくりに注意
ぼったくりに注意してください。タクシー・リキシャに乗車する際は、配車アプリを利用すると安全です。
4.インドの観光スポット
インドには素敵な観光スポットを中心に見所がたくさんあります。その一部を以下に記載します。
(1)ガンジス川(Ganges River)
最初に紹介するのは「ガンジス川」です。
こちらはヒンドゥー教にとって神聖な場所で、世界中から人が集まる人気の場所です。もともとは天界を流れていた聖なる川で、人々の祈りによって私たちの世界に流れるようになり、その巨大さで地上を壊さぬようにシヴァ神が受け止めてくれているとされています。
ここでは火葬を行っていたり、沐浴を行っていたり、ボートで川を下ったり、水遊びをしたり、たくさんの人が様々なことを行っている、まさにカオスな場所です。
ガンジス川の水は、全ての罪を洗い流してくれると信じられているため、ヒンドゥー教徒にとってガンジス河で沐浴することは一生の夢です。男性はふんどし一丁のような姿で、女性はサリーを着たまま行うのが普通です。
注意していただきたいのですが、水質が非常に悪いのでなるべく触らないようにしてください。ガンジス川には遺体などの他、街の生活排水なども流れ込んでいるため、様々な病原菌が溶け込んでいます。インドの人々と違って免疫を持たない私たちが本来入ってはいけません。
また、8月から9月は水位が高くなっていて、観光が制限されてしまうことがあります。ガンジス川の水は、標高の高いヒマラヤの雪解け水が元になっているため、例年8月から9月はヒマラヤの氷が溶けてガンジス河の水位が大幅に上がります1月頃は霧が発生することが多く、霧の濃くて観光を楽しめない可能性があります。
(2)タージマハル(Taj Mahal)
次に紹介するのは「タージマハル」です。
こちらは、世界一美しいお墓と言われていて、インド観光のシンボル的存在です。ムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンが、妻のムムターズ・マハルのために建設しました。大理石で造られ宝石で装飾されていて非常に壮麗な建物です。
次に紹介するアグラ城と近いので、セットで訪れてください。
(3)アグラ城(Agra Fort)
最後に紹介するのは「アグラ城」です。
こちらは、ムガル帝国の第3代皇帝から第5代皇帝が住み続けたお城です。当時のムガル帝国の繁栄が映し出されています。敷地内には各皇帝ごとに建てられた宮殿や居室があり、非常に広いです!ガイドさんが居た方がスムーズに回れるでしょう。
砦は赤土・岩や砂でつくられていて、迫力がものすごいです。中には大理石をふんだんにつかった豪華な建物を見学でき、美しいデザインがたくさんちりばめられています。
タージマハルから近いので、セットで訪れてみてください。
5.インドのおすすめプライベートツアー
インドでのおすすめプライベートツアーの一例をご紹介します。
6.まとめ
今回は「インド旅行の観光日数や物価、現金の目安」等を紹介致しました。
Ooohでは、現地の旅のプロがお客様のニーズを汲み取って、最適な旅行計画を提案いたします。
また、通常のツアーでは手配しづらい専用車での旅行計画にも最適です。
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