美しい大自然が広がるベネズエラ。
ベネズエラは、豊かな自然景観や美しいビーチ、歴史的な観光スポットなど、多くの魅力がある国でもあります。また、ベネズエラは野球などのスポーツが盛んで、多くのプロ選手を輩出しています。
そんなベネズエラを旅行するために気になる旅行日数やお金(物価)について、今回は分かりやすく解説していきます。
最新の新型コロナウイルスによるベネズエラへの渡航制限状況
1.旅行先としてのベネズエラ
皆様は何をしにベネズエラへ行きますか?
世界遺産巡り・カリブ海のビーチでまったり・ベネズエラ料理の食べ歩き・アンデス山脈でトレッキング・ラテンアメリカの文化体験など、ベネズエラでは多種多様な楽しみ方ができます。
(1)観光日数の目安
魅力あふれるベネズエラでの旅行を有意義なものにするために、日本-ベネズエラの往復移動時間4日も含めた必要な旅行日数の目安をお教えします。
行きたい地域の数別にお伝えします。もしも、時間が無い場合は下記から- 1日、ゆったりと過ごしたい場合は上記に+1日してください。
行きたい地域が1つの場合
7日間がオススメです。
行きたい地域が2つの場合
9日間がオススメです。
行きたい地域が3つの場合
11日間がオススメです
行きたい地域が4つ以上の場合
行きたい地域の数をnとして以下の計算式を使って判断してください。
5 + 2n
もしも、カラカス・アンデス山脈・アマゾン川に行きたい場合は、5 + 2×3 = 11 となり、11日滞在がオススメの期間になります。
ハイヤーを利用すると、スムーズな観光ができるため効率的に観光できるでしょう。
2.ベネズエラの物価と必要なお金
ベネズエラの物価は日本と比較すると、かなり低いです。
ただし、最近の経済の混乱やインフレーションの影響により、物価が大幅に上昇しているため、現在は過去と比較して物価が高くなっています。
また、観光客向けのモノ・サービスは割高になっています。ただし、日本と比べると一般的にはかなり安価であり、予算を抑えて旅行を楽しむことができます。
3.ベネズエラ旅行中の意識すべきポイント
ベネズエラはさまざまな魅力にあふれた国でありながら、安全面に不安なイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。また、日本から遠く離れた土地であるため、文化や伝統の違いを感じる場面も多々あることでしょう。ここでは、エクアドルを旅する際に、旅行者が意識すべきポイントを紹介します。
(1)時間が正確ではない
ベネズエラでは日本のように公共交通機関やお店が時間通りに運営されているとは限りません。予め覚えておくと慌てずに過ごすことができます。
(2)貴重品は表に出さない
旅行中、携帯電話やカメラ、そしてお財布などの貴重品は強盗に遭う可能性があるので手に持ったり、ポケットの中に入れるのではなく、完全にジップで閉められるカバンの中に入れておきましょう。現金も持ち歩くのは最低限にして、カードやパスポートはスキミングの対策を取りましょう。
(3)夜間の外出は避ける
夜間の外出は、女性だけでなく男性も避けることをおすすめします。多くの犯罪は、日が沈んで人気がなくなった時間帯に起きています。治安が悪い地域では凶悪犯罪も起こりやすいので、特に用事がないのであれば、なるべく暗くなる前にホテルに戻ることが大切です。
(4)ぼったくりに注意
ぼったくりに注意してください。タクシーやバイクに乗車する際は、配車アプリを利用すると安全です。
(5)歩きスマホをしない
歩きスマホ中にスマートフォンを盗まれる被害が多数発生しているので、お気を付けください。
(6)スリア州、タチラ州、ボリバル州、コロンビアとの国境地帯及びブラジルとの国境地帯には行かない
多数の死傷者が発生するなど、治安が非常に悪いエリアなので、絶対に訪れないようにしましょう。
(7)強盗などの被害にあった際には抵抗しない
強盗などの犯罪において、拳銃を所持する犯人には絶対に抵抗してはいけません。万が一運悪く強盗に遭遇してしまったら、残念ですがお財布や携帯などお金になりそうなものはさっと渡して彼らがいち早く立ち去るのを願うほかありません。
(8)現地事情(主に政治)に関する最新情報を入手しておく
暴動やデモの主な原因は、国内政治の動向です。そのため、政治を中心に、宗教・人種・労働・社会問題に関する最新ニュースをチェックしておくことで、暴動やデモの発生をあらかじめ予測することができます。
(9)外出する際は予め非常口又は退避ルートを確認する
もしテロに遭遇した場合、無事に生還できる可能性が高まります。
(10)もしも爆発や銃撃に遭遇した場合は、姿勢を低くして避難する。
無事に生還できる可能性が高まります。また、余裕があれば大使館に連絡してください。
4.ベネズエラの観光スポット
ベネズエラには素敵な観光スポットを中心に見所がたくさんあります。その中でも厳選した3つの観光地を紹介いたします。
(1)オリノコ川(Colonia del Sacramento)
まずはじめに「オリノコ川」を紹介いたします。
こちらは、南米大陸で第三の大河で、ベネズエラとコロンビアにまたがっています。全長2140kmもあり、流域には独特の生態系が見られます。その中でも、ピンク色のイルカであるアマゾンカワイルカがかわいいです!!
他にも、世界最大級のワニであるオリノコワニや、獰猛なピラニア、世界で一番大きい蛇であるアナコンダ、日本でもおなじみカピバラ・鹿などが暮らしています。
川の周辺ではワラオ族など昔ながらの生活をしている人々の様子を見ることができます。
クルーズなどを通じて日本とは全く違う自然の景観を楽しんでください!!
実はこのオリノコ川を舞台にした作品があるのをご存知でしょうか?「海底二万里」の作者、ジュール・ヴェルヌが「素晴らしきオリノコ川」という冒険小説を書きました。一人の少女が、オリノコ河畔のジャングルに消えた父親を探して旅をする物語で、面白いので良かったら読んでみてくださいね!
(2)エンジェルフォール(Ciudad Mitad del Mundo)
次に「エンジェルフォール」を紹介いたします。カナイマ国立公園の中にあります。
こちらは、落差973メートルの世界一の落差を誇る滝です。あまりの高さから落ちるため、水は途中で霧となり、なんと滝壺がありません!!
なぜエンジェルと名づけられたかというと、この滝の発見者がエンジェルさんだったからです。20世紀前半、アメリカ人ジミー・エンジェルは幾日もの探検を経てこの滝を発見しました。そしてエンジェルさんがこの滝の存在を世界に伝えたため、エンジェルフォールと呼ばれるようになりました。
空からヘリコプターで、川からカヌーで川から、陸路からトレッキングで、滝を眺めることが出来ます。自分の好きな楽しみ方でご覧になってください。いろんな見方をして違いを楽しむのも面白いですよ!!
次に紹介するテーブルマウンテンからエンジェルフォールは流れ出ています。
(3)テーブル・マウンテン(Table Mountain)
次に紹介するのは「テーブル・マウンテン」です。カナイマ国立公園の中にあります。
こちらは、「緑の魔境」「地上最後の楽園」「天空の秘境」などと呼ばれる神秘的な台地です。そのミステリアスさから、コナン・ドイルの小説「ロスト・ワールド」の舞台にもなりました。先住民の言葉で「神の住む場所」を意味する「テプイ」とも呼ばれます。
テーブルマウンテンは先カンブリア紀から17億年以上かかって侵食作用により出来上がったものです。山頂が平らで筒状という、まるでテーブルのような独特の景観をしていることから、テーブルマウンテンと呼ばれています。
70以上ものテーブルマウンテンがあり、中には登ることができるマウンテンもあります。1番大きいマウンテンは、面積が約700km²で東京23区が収まってしまうほどの大きいんです!!
下の土地とは全く違う生態系を持っています。1万種類以上の新種が発見されていて、そのうち3千種はテプイの上でしか見られない固有種です。テプイで発見された動植物にはまだ分類されていないものも数多くあり、今も全容解明に至っていません。ここには、人類がいまだ足を踏み入れたことのない「最後の秘境」が広がっています。
登って楽しむのも良し、ヘリコプターから眺めるのも良しな、テーブル・マウンテンにぜひ訪れてみてください。
先ほど紹介したエンジェルフォールはテーブルマウンテンから流れ出ています。
5.まとめ
今回は「ベネズエラ旅行の観光日数や物価、現金の目安」等を紹介致しました。
Ooohでは、現地の旅のプロがお客様のニーズを汲み取って、最適な旅行計画を提案いたします。
また、通常のツアーでは手配しづらい専用車での旅行計画にも最適です。
ぜひ気軽にご相談ください。
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