【季節別】スウェーデン旅行前に準備したい持ち物・服装・習慣まとめ

バルト海に面した北欧に位置する国、スウェーデン。スウェーデンの四季ははっきりと分かれ、夏は極端に温度は高くなく、湿気もほとんどなく快適に過ごせる国です。

今回は、そんなスウェーデンを訪れる前に知っておきたいスウェーデンの気候や、旅行に必要な持ちものなどを具体的にご紹介しています。この記事を読むことで、スウェーデン旅行前の準備がはかどれば幸いです!どうぞ最後までご覧ください!

気候と服装

北欧のスカンジナビア半島に位置するスウェーデンは、沿岸を流れる暖流の影響で、北極圏を除いて緯度のわりに温暖です。また、四季もハッキリとしています。降水量は年間を通して少なめです。

 

春 (4~5月)

最低気温5℃~最高気温14℃

日によっては暖かな陽気を楽しめますが、日本の春以上に気温が下がることがあるため、まだまだ防寒は必要です。セーターや厚手の上着を1枚持っておけると安心です。

 

夏 (6~8月)

最低気温12℃~最高気温28℃

日照時間が非常に長く、首都ストックホルムでは夜の22時に日没、3時には夜明けといったほどです。

一日の中での気温差が大きいため、基本は半そでで過ごせますが、薄手の上着を持っておけると安心です。北部のラップランド地方では一日中日が沈まない白夜を観測できます。

 

秋 (9~10月)

最低気温7℃~最高気温15℃

8月終わりごろから段々と気温が下がり、日が沈むのも早くなります。日本の秋と比べて肌寒いので、暖かいフリースやセーターを持っておけると安心です。

 

冬 (11~3月)

最低気温-5℃~最高気温5℃

日照時間の減少とともに気温も大きく下がり、雪が降ったり路面が凍ったりするようになります。北部のラップランド地方では一日中日が昇らない極夜になる期間もあり、首都コペンハーゲンでも薄暗い時間帯が長く続きます。かなり寒くなるため厚手のコートや手袋、マフラーや帽子など完全防寒を心がけましょう。一方で屋内は暖房が効いていますので、調節しやすい服装で過ごすことをおすすめします。

 



必要な持ち物

〈必需品〉

パスポート

パスポートはスウェーデンに限らず、どの国に行く際にも必要になります。

日本国籍保持者は、6か月間90日以内の滞在であればビザは不要です。

また滞在日数+3か月以上のパスポートの期限が必要になります。有効期限がギリギリになっていないか、出国の1か月前までに確認しておけると安心です。

 

現金両替・クレジットカード

スウェーデンのキャッシュレス決済比率は2019年時点で51.5%と、キャッシュレスの普及率が世界的にみてもトップクラスです。現金両替もある程度はしておくと安心ですが、基本的にはカード決済が主になると考えてもよいでしょう。

両替について、日本では空港や一部の銀行で可能です。スウェーデンでは、空港・銀行・郵便局・両替所・ホテルなどで両替可能です。しかし、現地のホテルでの両替はレートがよくないため、あまりお勧めしません。

 

ポケットWi-Fi・SIMカード

海外で国内と同じようにスマートフォンを使うと莫大な通信料が発生します。

マップや検索機能、翻訳機能などを快適に使うためにもポケットWi-Fiは必須といえるでしょう。

日本の空港内にも貸し出しを行っているカウンターがありますので、出国前に確認しておくのをおすすめします。長期の滞在の際には、ポケットWi-FiではなくSIMカードを購入するのも一つの手です。

 

変圧プラグ・アダプター

電圧は日本と異なり220Vのため、日本の電化製品を使用する際は変圧器を用いる必要があります。

またプラグの形もB・Cタイプと異なるため、アダプターも必須です。

 

〈忘れがちなアメニティ類〉

常備薬

海外旅行中には慣れない環境に体調を崩すことも多いです。しかも慣れない言語下で薬を購入するのは至難の業であるといえます。普段飲みなれている薬を持って行くようにしてください。

 

シャンプー・トリートメント・洗顔料・ボディーソープ・スキンケア用品

海外では水質の違いなどで肌が荒れてしまうことがよくあります。滞在先のアメニティ情報を確認しつつ、自分に合ったものを持って行くと安心でしょう。

 

防寒対策

先程もお伝えした通り、スウェーデンは厳しい寒さに見舞われます。

カイロやマフラー、帽子や手袋などを持って行くことをおすすめします。

冬だけでなく年中を通して、寒暖差に備えて脱ぎ着のしやすい服を一枚持っておけると安心です。

 



習慣

今回は観光する際に気になる言語・通貨、物価・食事・チップ・国民性について具体的に見ていきたいと思います。

言語

スウェーデンではスウェーデン語が使われていますが、国内のほとんどの人が英語が堪能です。

言葉の心配はしなくてもよいでしょう。

 

通貨、物価

スウェーデンでは「スウェーデンクローナ(kr)」という通貨が使われています。

紙幣の種類は20kr、50kr、100kr、200kr、500kr、1000krの6種類、

硬貨の種類は1kr、2kr、5kr、10krの4種類です。

2024年8月28日現在、レートは以下のようになっています。

1クローナ(kr)=14.22円

 

物価の目安として、今回はミネラルウォーターとビッグマックの価格をご紹介します。

ミネラルウォーター500ml:16kr(約227円)

ビッグマック単品:61.29kr(約871円)

 

食事

・水

スウェーデンは水道水が飲める数少ない国の一つです。

しかし体質によってはお腹を壊してしまう場合もありますので、心配な方は一度沸かしてから飲むかミネラルウォーターを買うのがよいでしょう。

・食べもの

スウェーデンではサーモンや世界一臭い食べ物ともいわれるシュールストレミングなど、海産物が有名です。またマッシュポテトやミートボールなどもよく食べられています。

日本人の口にも合うようなグルメが沢山あるので、ぜひいろいろと試してみてくださいね!

 

チップ

ホテル、レストランなどの料金には、既にサービス料が含まれているため、基本的にチップは不要です。

サービスがよかった際には10%ほどのチップを渡すのがよいでしょう。

タクシーを利用する際には端数をチップとするのが一般的です。

 

国民性

スウェーデン人の習慣としてよく知られるコーヒー休憩「フィーカ」などからもわかるように、穏やかな人が多いのが特徴です。また自宅に親しい人を招いて食事を楽しむことも多く、フレンドリーな一面もあります。どこか日本人と似たような雰囲気を感じることもあるのが、スウェーデン人の特徴だといえるでしょう。

 



スウェーデンで素敵な思い出を作ろう!

いかがでしたでしょうか?

今回は「【季節別】スウェーデン旅行前に準備したい持ち物・服装・習慣まとめ」をご紹介いたしました。

北欧スウェーデンならではの美しい景色や自然をぜひ楽しんでくださいね!

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