シナモンロール発祥の国 スウェーデン日本からの直行便がないスウェーデンですが、北欧だからこそ味わえる体験が盛りだくさんの魅力溢れる国です。オーロラ鑑賞やスウェーデン料理など、スウェーデンならではの経験を満喫しましょう!今回は観光日数や物価、現金の目安を紹介します、是非スウェーデン旅行の際は参考にしてください。
旅行としてのスウェーデン【滞在日数の目安】
日本からスウェーデンまでは、直行便はなく、中東やコペンハーゲンなどのヨーロッパの都市を乗り継ぎ約20時間かかります。
スウェーデン国内には、全部で36箇所も空港があり、スウェーデンの玄関口として多くの人が利用するストックホルム・アーランダ空港や第2の都市であるヨーテボリにあるヨーテボリ ランドヴェッテル空港などが人気なようです。
スウェーデン旅行で首都ストックホルム中心の旅行なら、5日間の日程がおすすめです。スウェーデンで複数都市を訪れたり、そのほかの北欧の国々も巡る場合は、1週間以上の日程がいいでしょう。ノルウェーまでは1時間強、フィンランド首都ヘルシンキまでも2時間弱と気軽に行けるため、自分なりのプランを立てて、ヨーロッパ旅行を満喫しましょう!
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スウェーデンの物価
スウェーデンはEUに加盟していますが、欧州の共通通貨ユーロを採用せず、独自の通貨を使用しており、スウェーデン・クローナが使われています。(表記は「kr」、もしくは通貨コードの「SEK」)
2024年8月22日現在、レートは以下のようになっています。
1スウェーデン・クローナ=14.24円
北欧の物価は高いことで知られています。特に高いのがノルウェーとされており、スウェーデンは北欧の中ではどちらかというと物価が安い方と言われています。ですが、日本と比べるともちろん物価は高いです。また外食の費用は日本よりかなり高額です。カジュアルな店のランチメニューで約150 SEK、ディナーは200 SEK~、つまり予算感は5千円~1万円くらいになります。特にストックホルムの中心地や旧市街ガムラスタンのレストランは高額になりますので、食費を抑えたい方は、サンドイッチなどの軽食にするか、スーパーで買うと安く済むでしょう。
スウェーデン旅行の必要経費
ここからは、実際にスウェーデン旅行の際に必要な費用はどの程度なのか、航空券・ホテル・食事・交通機関の4つに分けてご紹介します。
航空券
日本からスウェーデンまでの直行便はありません。中東もしくはヨーロッパの主要都市で乗り継ぎが必要です。東京からスウェーデンまで最速で20時間前後です。乗り継ぎ時間が長いものなどもあるので、フライト時間はしっかり確認しときましょう。
ストックホルムへの航空券費用は、安い時期で約18〜21万円、高い時期で約23〜26万円になります。
今回ご紹介しているのはあくまでも目安ですので、ご利用の際は必ず航空会社のホームページなどから確認をしてください。
ホテル
ホテルのランクや物価の変動によりホテルの価格も変わりますので、こちらも旅程を立てる際には必ず時価を調べるようにしてください。
食費
一日にかかる食費はおよそ15,000円程です。
・朝食 約50-100SEK程度。
・昼食 約100-150SEK程度。
・カフェ
コーヒー1杯あたり30-50SEK程度。また、スウェーデンでは、カネルブッレ(シナモンロール発祥の地スウェーデンでの呼び方)やハロングロットル(ラズベリージャムのクッキー)などが有名で、それぞれ50-80SEK程度で販売されています。
北欧にはおやつの時間『FIKA(フィーカ)』があります。フィーカはスウェーデン語でお茶をするという意味があり、学校や職場にもフィーカの時間が設けられるほど根深い文化の1つですので、ぜひおやつの時間を楽しんでみてください!
・夕食
レストランでのディナーは、約200-500SEK程度が一般的です。スウェーデン料理の代表的な料理には、ミートボール、シーフード、ポテト、サーモンなどがあります。
日本よりも営業時間が短い場合がほとんどなので、もちろん各施設によって異なりますが要チェックが必要です。
交通費
1日にかかる交通費の目安は約2,000円〜です。
スウェーデン観光の拠点となるストックホルムの主な交通手段は地下鉄、トラム、バス、フェリーなどです。全ての交通機関がSLという同一の企業によって運営されているため、チケットや料金体系が統一されています。様々な種類があるので、旅行日程にあわせて購入してみてください。
・トラム
片道切符:38スウェーデンクローナ
24時間券:120スウェーデンクローナ
1週間券:340スウェーデンクローナ
ストックホルム市内には3路線の地下鉄があり、混雑時間帯は非常に混雑します。
バス
片道切符:38スウェーデンクローナ
24時間券:120スウェーデンクローナ
1週間券:340スウェーデンクローナ
ストックホルム市内には多数のバス路線がありますが、地下鉄よりも比較的混雑していないそうです。
タクシー
初乗り料金:40スウェーデンクローナ
1kmあたりの料金:約15スウェーデンクローナ
スウェーデンのタクシー料金はやや高めで、特に夜間は割増料金がかかります。また、多くのタクシーはクレジットカード払いに対応していますが、現金払いが必要な場合もあるので注意しましょう!
まとめ
スウェーデン観光にかかる費用について、今回は航空券・ホテル・食事・交通機関の4つに着目してご紹介しました。実際には他にもツアー代やお土産代、保険代などがかかります。5日間のスウェーデン旅行の場合、航空券代やホテル代含め1人あたり30万円ほどあると安心です。
(おまけ)スウェーデン料理
・ピッティパンナ
フライパンの中の小さなものという意味の、スウェーデンの定番家庭料理です。スウェーデン料理に欠かせないジャガイモが余ったときに、肉やソーセージ、ビーツなどを切ったものを加えて炒め、最後に目玉焼きをトッピングして食べるようになったのが定番化したそうです。
・スモーガストルタ
スモーガスはサンドイッチ、トルタはケーキを意味し、誕生日などのパーティーの際、特に夏場に作られる料理です。サンドイッチ用のパンの上に様々な具材をトッピングし、デコレーションケーキのように組み立てていく料理で、華やかな見た目が印象的です!具材はハム、エビ、サーモン、卵、キュウリなどが一般的ですが、特に決まりはないので自由にアレンジができます。
・コールドルマ
スウェーデン風のロールキャベツで、柔らかく煮たご飯を肉だねに入れ、シロップを縫ってオーブンで焼くのがスウェーデン流です。甘酸っぱいリンゴベリージャムをつけて食べるのがおすすめです!
スウェーデンで素敵な思い出を作ろう!
今回は「スウェーデン旅行の観光日数や物価、現金の目安をご紹介」を紹介しました。
スウェーデンには魅力に溢れる観光スポットが沢山あります。是非スウェーデンを訪れた際には、今回紹介させていただいた情報を活用して満喫してきてください。
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