スウェーデンはバルト海に面した北欧に位置する国です。スウェーデンと聞くと日本でも人気のインテリアショップであるイケアなどを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?今回はそんなスウェーデンで人気の観光地とアクティビティを12個ご紹介しています。ぜひスウェーデン旅行のプランを立てる際に参考にしてみてくださいね!
スウェーデンの基本情報
気候
北欧のスカンジナビア半島に位置するスウェーデンは、北極圏を除き、暖流の影響を受けるため冬でもそこまで寒くないのが特徴です。
首都のストックホルムでは、最も暖かい7月で最高気温の平均が22℃、最も寒い1~2月にかけての最低気温の平均が-5℃となっています。
高緯度に位置するため、夏には白夜が、冬には極夜がみられます。比較的過ごしやすいとはいえ、暖かい夏でも夜間には冷え込むため、薄手のコートを用意するなど、年中を通して防寒対策をするようにしてください。
時差
日本と比べて8時間遅れています。サマータイム中の時差は7時間になります。
言語
スウェーデンではスウェーデン語が使われていますが、国内のほとんどの人が英語が堪能です。言葉の心配はしなくてもよいでしょう。
通貨・物価
スウェーデンでは「スウェーデンクローナ」という通貨が使われています。
2024年8月10日現在、レートは以下のようになっています。
1クローナ=13.94円
目安として、ペットボトルの水500mlの価格は16クローナほど(約223円)、ビッグマック単品の価格は61.29クローナ(約854円)となっています。
スウェーデンでおすすめの観光スポット・アクティビティ12選
ここからはお待ちかね、スウェーデンのおすすめ観光スポットとアクティビティをご紹介します!
ガムラスタン/ストックホルム
スウェーデンの首都、ストックホルムの旧市街であるガムラスタンは、中世から残る石畳や風情のある路地が美しい地域です。ガムラスタンの中でも特に「モーテン・トローツィグ・グレン通り」は幅が約90cmとガムラスタン随一の狭さを誇り、カラフルな建造物がひしめき合う場所として有名なフォトスポットとなっています。
ゴットランド島/ゴットランド
ゴットランド島はスウェーデン南部に位置する、スウェーデンいちの大きさを誇る島で、ジブリ『魔女の宅急便』のモデルになったことで非常に有名になりました。 中世の雰囲気を色濃く残す街の中心地・ヴィスビーは世界遺産にも登録されています。街全体に広がる赤い屋根の家々や石畳の道は、映画の中の町を思い出させるようです。ジブリ好きの方はもちろん、ぜひ多くの方に訪れてほしいスポットの一つです。
ゴットランド島へはストックホルムから飛行機・バス・フェリーで行くことができ、所要時間はそれぞれ飛行機だと約50分、バスだと約1時間、フェリーだと約3時間です。
ストックホルム市立図書館/ストックホルム
ストックホルム市立図書館は、北欧モダン建築の基礎を築いたエリック・グンナール・アスプルンドの作品の一つで、1928年に完成しました。中央部にある円形の書架では、360度本に囲まれる美しい写真を撮ることができます。
ヴァーサ号博物館/ストックホルム
ヴァーサ号は1628年の初めての航海で、出撃前に突風に襲われストックホルム港に沈没した王室の軍艦です。沈没から333年後に極めてよい状態で発見され引き上げられました。博物館内ではヴァーサ号の歴史や復元の工程を知ることのできる映画が上映されており、英語字幕で見ることができます。博物館の人気は非常に高く、北欧で最多の来場者を誇ります。
オーディオガイドには日本語バージョンも用意されているため、リラックスして展示を楽しめるのではないでしょうか。
入場料 大人:220クローナ (※18歳以下:入場無料、12歳未満は大人の同伴が必要)
アイスホテル/ユッカスヤルビ
アイスホテルがあるのはスウェーデン北部の街・キールナから約20kmほど離れたユッカスヤルビという場所です。アイスホテルの建築に使われているのはトルネ川の氷で、毎年12月に建設され、4月には溶けてなくなってしまう、なんともはかなくも美しい宿泊施設です。
氷の部屋は世界の彫刻家によってつくられ、一部屋一部屋違うデザインが楽しめます。
見学だけ・宿泊どちらも可能で、同じ施設内にはコテージもあるため、暖かく過ごしたい方にはそちらもおすすめです。
価格は部屋の種類や時期によって変動しますので、訪れる際に確認するようにしてください。アイスホテルにはキールナ空港・キールナ駅からの送迎サービスが付いたプランもあります。
ストックホルムからキールナまでは飛行機で約1時間半~2時間です。
ストックホルム市庁舎/ストックホルム
市庁舎内を見学するためには、ツアーへの参加が必須になります。ツアーでは毎年ノーベル賞の受賞記念晩餐会が行われる「青の間」、舞踏会が行われる「黄金の間」などを見学することができます。
こちらも予約必須にはなりますが、地下にあるレストランでは、ノーベル賞の晩餐会メニューを実食することができます。また夏期限定で、市庁舎の塔にものぼることができます。
入場料金
大人: 150クローナ シニア/学生: 120クローナ 7~18歳: 60クローナ 0~6歳の子供:無料
※別途、塔への入場料金(以下)がかかります。
大人: 90クローナ 0~11歳の子供:大人同伴の場合無料
ノーベル賞博物館/ストックホルム
ノーベル賞博物館はストックホルム旧市街「ガムラスタン」の中心部に位置し、18世紀の面影を残す美しい建築が有名です。
博物館内ではノーベル賞についてや、ノーベル賞の生みの親であるアルフレッド・ノーベルについて、そして1901年から今日までのノーベル賞受賞者について知ることができます。ガイドツアーも行われており、英語のツアーの回もあります。こちらのツアー料金は入場料金に含まれています。
入場料
大人:140クローナ シニア/学生:100クローナ 0~18歳:無料
ストックホルム宮殿(王宮)/ストックホルム
スウェーデンでは現在でも君主制がとられており、国王が存在します。このストックホルム宮殿は現在も国王の住居でありつつ、一般向けにも一部中が開放されている場所です。ストックホルム宮殿は他のヨーロッパの王室・皇室の中と比較しても最大級の規模で、部屋数は608室以上もあります。
美しい王室の所蔵品や近衛兵交代儀式を間近で見てみてはいかがでしょうか。英語でのツアーガイドも行われています。こちらもツアー料金は入場料金に含まれています。
入場料
大人:180クローナ 学生:160クローナ 7~17歳:90クローナ 7歳未満:無料
※5~9月は別料金(以下)
大人:200クローナ 学生:180クローナ 7~17歳:100クローナ 7歳未満:無料
ストックホルム地下鉄/ストックホルム
ストックホルムの地下鉄は「世界一長い美術館」とも呼ばれ、90以上もある各駅の天井や壁にはそれぞれ異なった美しいアート作品が描かれています。観光でストックホルム市内を巡る際に、地下鉄を利用して駅ごとにアートを楽しんでみるのはいかがでしょうか?
アート巡りには地下鉄の乗り放題カードを利用するのがおすすめです。
ここでは特に有名な駅をいくつかご紹介します。
・ブルーライン T-Centralen駅
・レッドライン Stadion駅
・グリーンライン Thorildsplan駅
ドロットニングホルム宮殿/ストックホルム
首都ストックホルムから船でおよそ1時間ほどの位置にあるドロットニングホルム宮殿は、1991年に世界文化遺産に認定された、現在でも国王一家の住居として使用されている宮殿です。
ドロットニングホルム宮殿はイタリアやフランスの建築様式の影響を受けつつ16世紀に建築されました。その後も改装が重ねられ、現在は宮廷劇場や中国離宮などを見学することができます。
入場料
大人:160クローナ 学生:140クローナ 7~17歳:80クローナ
オーロラ鑑賞/ラップランド
北欧を旅行する際に忘れてはならないのがオーロラ鑑賞というアクティビティです。ラップランド地方のアビスコに位置する「オーロラ・スカイ・ステーション」は周りに光が少ないうえ晴天率も高く、オーロラの観測値として有名です。
先程ご紹介したアイスホテルの周辺でもオーロラを観賞することができます。ぜひ美しい宇宙の神秘を見てみてはいかがでしょうか。
犬ぞり/キールナ
先程ご紹介したアイスホテルの周辺では犬ぞりを楽しむことができます。ホテル内でアクティビティの申し込みができるため、アイスホテルを利用する際にはぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
ホテル内で防寒具のレンタルも行っているため、防寒対策はばっちりでアクティビティに挑むことができるでしょう。
スウェーデンで素敵な思い出を作ろう!
いかがでしたでしょうか?
今回は「スウェーデンの海外旅行でおすすめの観光&体験12選」をご紹介いたしました。北欧スウェーデンならではの美しい景色や自然をぜひ楽しんでくださいね!
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