タンザニアは、美しい自然環境と多様な文化が融合する魅力的な国です。その広大なサバンナや雄大な山々、美しいビーチなど、自然の宝庫として知られています。
そしてタンザニアは、自然の美しさと文化の魅力が絶妙に調和した国です!その素晴らしい景観と独自の文化体験は、旅行者を魅了し、感動させます!
今回はそんなタンザニアの文化と習慣について詳しく紹介します!
基本情報
【国名】タンザニア連合共和国(United Republic of Tanzania)
【首都】ダル・エス・サラーム(Dar es Salaam)
【人口】約5347万人
【面積】約94.5万㎢
【通貨】タンザニア・シリング(Tsh)
【民族構成】おもに130の民族(バンツー系のアフリカ人が約95%)から構成される。アジア系(0.6%)、アラブ系(0.3%)、ヨーロッパ系の居住者もいる。最大の民族は人口約120万人のスクマ族。
【宗教】イスラーム教(40%)、キリスト教(40%)、伝統宗教(20%)
【時差】日本より6時間遅れ。サマータイムの採用はなし。
【言語】スワヒリ語(国語)、英語(公用語)。ザンジバルや沿岸部ではアラビア語も通用。
【出入国手続き】
①ビザが必要。観光目的のシングルビザは、国境や空港でもUS$50で簡単に取得できるが、あらかじめ 日本や近隣諸国で取得しておく方が安心。観光目的の滞在は3ヵ月まで。
②パスポート 最低6ヵ月の残存有効期間が必要。
【気候】
タンザニアでは3~5月が大雨期、11~12月にかけてが小雨期、その他の時期が乾季となっています。乾季の間はほとんど雨は降りません。
熱帯気候で、年間を通して温暖な気候ですが、降水量によって季節が分かれています。4月から6月の雨季は避けた方が良いでしょう。
サファリなどが楽しめる内陸部は平均標高が1200mほどあるため、一日のなかでの寒暖差が大きいという特徴があります。一方でダル・エス・サラームなどの沿岸部は高温多湿で、日本の夏のような暑さが続きます。
【服装】
服装は、熱帯気候のため軽装がオススメですが、宗教上の理由で、肌の露出が多い服装は避けることが望ましいです!
【タンザニアまでの行き方】
日本からタンザニアに行く場合、主要な空港はダルエスサラームになります。直行便は存在しませんが、主要航空会社の乗り継ぎ便を利用することができます。
日本からの主な乗り継ぎ空港としては、ドバイ、カタール、エチオピア、トルコ、南アフリカ共和国などがあります。所要時間は乗り継ぎ時間を含めて、約15~20時間程度となります。
なお、タンザニアはビザが必要ですので、出発前にビザの手続きを行う必要があります。
文化
民族
タンザニアには約120以上の民族が存在し、それぞれ独自の伝統、言語、文化を持っています。主な民族にはスワヒリ人、マサイ族、チャガ族、ハヤ族などがあります。
スワヒリ文化
スワヒリ人はタンザニアの主要な民族の一つであり、スワヒリ文化は国内外で広く知られています。スワヒリ語は公用語として使われており、スワヒリ料理や音楽、ダンスなどが特徴です。
マサイ文化
マサイ族はタンザニア北部やケニアに居住している民族で、その独特な生活様式と文化で知られています。マサイ族の伝統的な衣装やジュエリー、歌やダンスなどは観光客に人気があります。
宗教
タンザニアではキリスト教、イスラム教、伝統的な宗教などが広く信仰されています。宗教の多様性が文化や祭り、儀式にも反映されており、宗教行事は地域ごとに異なる特色を持っています。
芸術
タンザニアの芸術と工芸品は美しさと独自性があります。彫刻、絵画、陶器、織物、バスケットなどが代表的な作品で、伝統的な技術やデザインが受け継がれています。
音楽
タンザニアの音楽とダンスは活気に満ちており、地域ごとに独自のスタイルやリズムがあります。タンザニアのバンドやアーティストは国内外で人気があり、アフリカ音楽の中心地としても知られています。
習慣
挨拶
タンザニアでは挨拶が非常に重要で、人々は初対面でも親しみを込めて握手をします。また、おもてなしの文化も根付いており、訪問者やゲストに対して心地よい環境を提供することが重要視されます。
食事
タンザニアの食事は手で食べることが一般的です。特にスワヒリ料理では、ビリヤニやウガリ(トウモロコシの粉の糊状の食べ物)を手でつまみながら食べることが一般的です。
行事
タンザニアではキリスト教やイスラム教などの宗教行事が盛んに行われます。クリスマスやイード・アル・フィトル(断食明けの祝日)などは国民的な祭りとなり、家族や友人との交流や祈りが行われます。
マサイ族の習慣
タンザニア北部に住むマサイ族は、その独特な文化や習慣で知られています。彼らの伝統的な生活様式や衣装、儀式などは観光客にも人気があります。
観光スポット
セレンゲティ国立公園
セレンゲティ国立公園は、タンザニア北部に位置し、アフリカ最大級の野生動物保護区のひとつであり、ワイルドライフの宝庫として知られています。特に、毎年夏に行われる“大規模な動物の移動”で有名で、世界最大級の動物の移動であることから、多くの観光客に愛されています。また、ライオン、シマウマ、トムソンガゼル、シマヒョウ、ヒョウ、キリンなど様々な野生動物が生息しており、野生動物たちの姿を間近で見ることができます。その他にも、狩猟採集民族であるマサイ族が暮らしている地域もあり、文化交流も楽しめます。セレンゲティ国立公園は、アフリカの自然と野生動物を感じることができる魅力的な観光スポットのひとつですI
キリマンジャロ
キリマンジャロは、アフリカ大陸東部に位置するタンザニアにある標高5895メートルの火山であり、アフリカ最高峰として知られています。その美しい姿と迫力ある姿から、多くの登山家が世界中から挑戦しています。キリマンジャロ山は、雪と氷で覆われた頂上、草原、森林、サバンナなど様々な景観を持ち、豊かな自然を感じられます。また、周辺にはマサイ族の村があり、彼らの文化やライフスタイルを体験することもできます。キリマンジャロ山は、世界自然遺産にも登録されており、非常に貴重な場所です。
マハレ国立公園
タンザニアにある世界的に有名な野生動物保護区で、赤道直下の熱帯雨林に囲まれたコンゴ山脈の一角に位置しています。マハレ国立公園は、主にチンパンジーを保護するために設立され、多くの人々がチンパンジーの観察を楽しむために訪れます。
この国立公園の最大の魅力は、野生のチンパンジーを間近に見ることができることです。チンパンジーの群れは、マフアレ湖周辺の森林に生息しており、自然保護区内で見られる唯一のチンパンジーの群れとされています。また、公園には様々な動物や鳥類も生息しており、野生動物の観察ができます。
また、マフアレ国立公園は美しい景色も魅力の一つです。公園内には、美しいマフアレ湖があり、青い湖面に反射する周囲の山々は壮大な眺めを楽しめます。加えて、公園内の森林や草原も美しく、トレッキングを楽しむことができます!
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3.タンザニアで素敵な思い出を!
いかがでしたか?
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