こんにちは、Oooh編集部です。海外への渡航制限がされて2年以上経ちました。
海外旅行を取り巻く状況はやっと改善傾向となっており海外旅行サービス運営をしている身としては非常に嬉しく思っています。
さてそんな中、Ooohでも実情を探るべく渡航制限がかなり緩和されてきて「タイ」に、視察を兼ねて久々に海外旅行に行ってきました!
今回は観光地としてもメジャーなタイのバンコクを中心に現地の状況を紹介させていただきます。
最新の新型コロナウィルスによるタイへの渡航制限状況
旅行をした感想(まとめ)
- 思ったより海外旅行のハードルは低い
- タイはもう通常運転(日本人は少なめ)
- 現地の旅行会社と直接やりとりできたので、いろんな不安を解消できて、現地でも安心して旅ができた
- 移動は専用車に限る!(コロナでの余計な心配がなくなります)
-
エナジーフリーホテルのJungle Raftsは最高!!何もないから贅沢な時間!
- 寺院に行くならワット・ソートーンがおすすめ!
- エビは安くて美味しい!
- 帰国に必要な海外現地でのコロナ検査(抗原検査)はどこで受ければいいのかわからない。。
- 帰国の際の抗原検査は面倒。。
【旅行前の準備】
現在、タイに入国するには「タイランドパス」というものを申請しなければいけないです。
タイランドパス (Thailand Pass) 申請サイト:https://tp.consular.go.th/
このページはタイ語と英語で用意されており、自分でもできるようなのですが、今回は現地の旅行会社の方が全て対応してくださりました。
必要書類は以下の通り
- E-Ticket
- ワクチン接種証明書コピー
- パスポートの顔写真部分
- 海外旅行保険の証明証(英語)
※新型コロナウィルス感染症及び関連疾患の治療費を含む1万USドル以上の治療補償がある保険が対象
こちら申請承認後に、タイランドパスのQRコードを頂いたので、それを旅行に持ってきます。
【1日目】
久々の海外旅行にワクワクしながら成田空港に到着。
航空会社のカウンターでチェックインを済ませて、出国審査です。
ここまで他の旅行者はほぼいなくて、ガラガラ。。
航空会社のカウンターで、タイランドパス(事前申請)の提示はありましたが、それ以外特にコロナ関連でチェックとかはなかったので、すんなり出国。
いざバンコクへ向けて出発です!
タイでの入国審査〜滞在ホテルへ
バンコクに着くと、一般的な入国審査に加えて、事前申請したタイランドパスの提示を求められます。
私はQRコード画面のキャプチャをとっていたので、スマホでその画面を提示してOKでした。
いざ、空港を出るとやっぱり暑いですね。現地は30度越えで、久々のアジアの空気感という感じがしました。
現地旅行会社の方が到着ロビーでお迎え。今回の旅では基本的に専用車を付けてもらったいたので、とにかく楽です。
さらに専用車だと電車のように混雑しないし、コロナの心配もなく安心して旅行できました!
Mercure Bangkok Sukhumvit 11
空港から1時間弱でバンコク市内のホテルに到着。
利用したホテルはMercure Bangkok Sukhumvit 11というホテル。
部屋は綺麗で、広めだったのでとてもいい感じでした。このままこのホテルでリモートワークをしたいくらい。。
さらに旅行会社の方が、バスタブありの部屋を用意してくれていたので、普通にお風呂にも入れて嬉しかったです。
ちなみに街中の状況はというと、欧米系、インド系の旅行客でいっぱいでした。
タイでは現在(2022年5月)、マスクはつけなければいけないと法律で決まっている(罰則もあり)らしいんですが、海外旅行客は軒並みマスクしてない。。。
お酒を提供する店(確か)やいわゆる風俗系のお店は時間帯によってはまだ正式にはNGらしいんですが、軒並みやってる。。。(普通の飲食店としてやってるらしいです)
ただ、2022年6月からはこの辺りの規制が緩和されて通常どおり開店できるようになるらしいので、もはや通常運転ですね。
現地のことで気になることがあれば、現地の旅行社に相談してみると現地のリアルな情報を教えてもらえるので安心すると思います。
【2日目】
パンパイン離宮
9時半にアユタヤに向けてホテルを出発!
まずはパンパイン離宮という5代前の国王ラマ5世が作ったという離宮を見学しました。
広い庭園はカートで移動することができ、綺麗な庭園をゆったりと見て回れました。
ちなみに今回の旅行中唯一だったのですが、ここは王族関係の施設のため、入場ルールが厳しく、短パン、サンダルはNGとのことでした。
教会寺院
その後は一風変わった教会寺院を見学。教会&寺院?とはてなマークがついてましたが、実際はその通り。
お坊さんが寝泊まりする宿舎と寺院が全て西洋風の建物なんです。
ここは川で囲まれているため陸路ではいけないらしく、ゴンドラに乗って移動しました。
かなり手作り感のあるゴンドラに乗って、まるでアトラクションのように寺院に到着。
建物は確かに寺院には見えない。ピンクや黄色でどう見ても教会です。
なんですが、確かにオレンジ色の袈裟を着たお坊さんが出入りして、なんとも変わった雰囲気のところでした。
寺院の中はとても綺麗で見る価値ありです。
日本人街
その後は日本人街を訪れました。
実を言うとあまりこの日本人街のことは知らなかったのですが、江戸時代、アユタヤ周辺に山田長政が興した日本人の港街で、日本にいたキリシタンや浪人など2,000人近くが暮らしていたそうです。
こんな時代に、異国の地で物流の拠点を作り多くの日本人が住む街を作るなんて、その行動力に脱帽しました。。
山田長政は当時のタイ国王からの信頼も厚く、タイでの爵位のようなものももらっていたと言っていました。日本人としてなんだか誇らしかったです。
日本人街を出た後は、ガイドさんが用意してくれた川辺のレストランで優雅に昼食でした。
雰囲気の良いレストランで美味しかったです。
象乗り、虎の餌やり、水上マーケット見学
次に向かったのは、ザ・タイ観光の象乗り体験。
タイに来るとよくある体験で、象の背中に乗って10分くらい散歩をしました。日差しも強く暑いので10分で十分、これ以上乗ると熱中症になりそう。。。
ちなみに象乗りで写真をとってくれて販売もしてるんですが、200バーツ(800円くらい)でした。
ここでは、虎に餌をあげる体験もやりました。コロナ前は檻から虎を出して、直接触って記念撮影もできたようなんですが、コロナになって2年以上観光客と接していないため、もう過去のように直接触ることはできなくなってしまったらしいです。。。
また観光地っぽいですが、アユタヤの水上マーケットも見学しました。
ボートに乗って水上マーケットをぐるっと一周。子供が喜びそうなアトラクションでした。
ワット・ヤイチャイモンコン
さて、次に向かったのは本日メインイベントのワット・ヤイチャイモンコン。
アユタヤと言えば誰もが連想する遺跡群です。
私も初めて訪れたのでワクワクしながら見学しました。寺院の後ろにある建物が目に入ったときには「あ、この建物見たことある」という感想。
この遺跡を見学できて満足ですw
ワット・マハタート
この流れで、ワット・マハタートという遺跡を見学。
ここにある仏像は一部を除いて頭がないんです。ガイドさん曰く、ミャンマーとの戦争でタイが敗戦した時に、ミャンマー軍によって全て壊されてしまったとのこと。。
(たまに頭がついているものは、修復されたものらしいです)
ワット・プラシーサンペット
遺跡見学の最後は、ワット・プラシーサンペットというところ。(もはやどれがどれだか名前がわからなくなる・・・)
仏塔はまだ外観が比較的残っているようで、他の遺跡とは一味違うように感じました。
アユタヤエビセンター
この日は気温も高かったので、ある程度で切り上げ、早めの晩御飯に向かいました。
お店はガイドさんおすすめのアユタヤエビセンターというところ。
メニューはタイ語しかなく、思いっきりローカルのお店でした。もちろん私たち以外の環境客らしき人はゼロ。
エビを1キロ注文し、それをチャーハン、ガーリック炒め、トムヤムクンに調理してもらいました。
味はとても美味しかったです。特にここのトムヤムクンは旅を通して1番美味しいスープだったかも。
2人では食べきれないほどの量で、ビールも4本くらい注文して、1,005バーツ(3,700円くらい)とリーズナブルでした。
(少し前なら日本円で3,000円切るくらいだったんですが、今(2022年5月)だと円安の影響で少し高くなりますね。。)
晩ごはんの後には、ガイドの肩書きを聞かせてくれて、ライトアップされた寺院をいくつか回ってくれました。
流石に中には入れないのですが、外から見ても綺麗なライトアップでしたよ。
今日はこれで全て終了。1時間半かけて、バンコク中心街へ戻りました(午後9時過ぎ)。
ガイドさん、運転手さん、長い1日お疲れ様でした。ありがとうございました!
【3日目】
今日は西武にあるカンチャナブリへ向かうため、朝の6時台にホテルを出発。
3時間ほどかけて、カンチャナブリに到着(10時くらい)。
連合軍共同墓地、戦争博物館
最初に連合軍共同墓地、戦争博物館へと立ち寄りました。
戦時中に日本軍が行った行為を目の当たりにし、また同じようなことが起きないように祈るばかりでした。
ちなみに戦争博物館の横には、日本人が立てた戦没者向けの慰霊碑があったので、そこにも立ち寄りお線香を立ててお参りをしてきました。
クウェー川鉄道
戦争博物館から歩いてすぐにあるクウェー川鉄道へ。
この後乗車するリバークウェー橋駅の目の前に大きな鉄橋があり、普通に線路上を歩いてみて回れるのには驚きました。
とてもレトロな雰囲気があって見応えのある橋でしたね。
ちなみにこのクウェー川鉄橋は「戦場にかける橋」という昔の映画で出てきた鉄橋で知る人ぞ知る観光地だそうです。
15分くらいで乗車予定の泰緬鉄道の列車が到着。出発前に飛び乗りました。
中は古き良きこれまたいい雰囲気の内装で、空調は一切なかったですが、窓を開けると涼しい風が入ってきてとても気持ちよかったです。
目的地のタムクラセー駅まで1時間半程度、車窓を眺めてるとあっという間でした。
タムクラセー駅前では、列車の到着を撮影したい観光客が沢山線路脇にいました。日本では考えられない距離感でしたね。
到着後は、線路上を少し歩いたり(アルヒル桟道橋というらしいです)、線路脇にある洞窟内のお寺?を見学しました。
天気が良かったのもありますが、とても景色が良く気持ちのいい時間が過ごせました。
(ちなみに線路脇は手すりもなく、一歩間違えば崖下に落下するようなところですが、日本だったら絶対立ち入り禁止なんだろうなと思いながら歩いてました。。)
線路脇のレストランで昼食後、タムクラセー駅まで先回りして待ってくれていた専用車に乗り出発。
ヒンダート温泉
1時間ほどかけて、ヒンダート温泉という一風変わった露天風呂に向かいました。
写真でわかるように、川のすぐ横に温泉が沸いていて、温泉だけではなく、川にも入れちゃいます。
なんか地元の人がくつろいでる感じと観光客っぽい人もいて結構賑わっていました。
まずは奥にある脱衣場で着替え(脱衣場は個室で鍵もかかりました)をします。基本床はどこも濡れてるので、ビーサンが一つあると楽だなと思いました。
いざ温泉に入ろうとすると、地元のおばちゃんから何か言いだす。言ってることはよくわからなかったですが、多分「先に体を洗え」ということかなと思い、最初に川に入りました。ちなみに水温は日本の銭湯のぬるい水風呂くらい。
改めて入湯!思ったよりも深く、普通に立って胸元くらいまでありました。温度も42度くらいでちょうど良く、大自然の中で入る温泉は格別でした。
あったまってきたら、川に入って少しクールダウン、また温泉に入るという繰り返しで、結局1時間くらい入ってましたね。
思いのほか楽しかった秘境の温泉です。
サンカブリ
温泉の後は、さらに北上し、宿泊予定のサンカブリへ1時間半くらいかけて到着。
運転手さん今日も朝から晩まで長い時間運転お疲れ様でした。
宿泊したホテルはちょっと昔のリゾートホテルという感じでしょうか。
ハード面は普通でしたが、部屋からは湖とモン橋が見える好立地に、とにかくホテル周辺には何も無いところで、街の騒音から離れてゆっくりできる場所でした。
ホテル周辺には、ちょっと歩くとローカルマーケット(本当の市場ですかね)と飲食店がちらほらありましたが、今時期は観光客がいないためか、ほとんど閉まっていました。
なので、ホテルのレストラン(屋外)で夕食に。味は結構何を食べても美味しかったです。
特に、日本では聞いたことなかったですが「ジャングルカレー」(ガイドさん曰く)というカレーが美味しかった。パンチの効いた辛さで、グリーンカレーとも違う初体験の味でした。
夜の9時にはレストランスタッフも帰ってしまい、虫の鳴き声だけが聞こえるような静かなところでリラックスできました。
【4日目】
托鉢(タンブン)体験
この日は朝の5時半に起床。
早起きした理由は、お坊さんの朝の托鉢体験(タイでは「タンブン」というらしい)をするためでした。
タイのお坊さんは、基本的には托鉢でもらったものしか食べられない上に午前中しか食事を取れないということで、朝の7時くらいに托鉢をおこなっているということです。
朝の6時にホテル脇のモン橋(タイ最大の木造橋)というところまで歩いて移動、そこで托鉢セット(食事やお菓子、飲み物などがセットになっている)を購入。
靴を脱いでお坊さんの前に立ち、手を合わせて一礼をして、物をひとつづつお坊さんの持つ入れ物の中に入れます。
全部私終わると、水の入った木の容器を渡されるので、それを使って水を移し替える際に、お坊さんがお経を唱えてくれます。
全部終わったら、移し替えたお水を近くの木や草にかけて終了。と、これがタイ式の托鉢の方法のようです。
托鉢体験が終わったら、モン橋を渡って川(湖?)の反対側に出ると、そこでも沢山の方が托鉢をおこなっていました。
モン橋や周りの街のレトロな雰囲気、大勢のお坊さんが行う朝の托鉢と、非日常の別世界でとても貴重な体験ができました。
水上ボートと寺院見学
一旦ホテルに戻り朝食を取った後は、水上ボートに乗って湖の周辺にある寺院を見学しました。
この辺りには「モン族」という部族が住んでおり、そのモン族のお寺のようです。
ちなみに湖面は波が穏やかで、水上ボートの乗り心地はとても良かったです。風が涼しくて最高でした。
10分程度移動して岸辺に上陸後、森というかジャングルの中を進みます。
すると、突然目の前に廃墟が現れます。写真でわかるように誰も寄り付かないような廃墟。。。恐る恐る中に入ると、中には大きな仏像があり、他の方がお祈りしている形跡があります。
まるでテレビでやってる冒険番組か、テレビゲームの世界に迷い込んだような「ザ・秘境」でしたね。
ここでは事前に購入していた花をガイドさんにもらい、お供えとお祈りをしてきました。
水上ボートと合わせて、かなり楽しかったです。
ワット・ワン・ウィウェーカラーム、チェディーブッダガヤー
水上ボートで戻った後は、車で少し移動し、ワット・ワン・ウィウェーカラームとチェディーブッダガヤーという寺院を見学。
この辺りの寺院はミャンマーのテイストが入り、一般的なタイのものとは異なる様式とのことでした。
ミャンマー国境とスリーパゴダパス見学
さらにもう少し北上して、ミャンマーの国境まで行きました。
国境手前の道では軍の方が検問を張っており、車両の中をチェックするなど物々しい雰囲気でした。
国境につくと、スリーバゴダバスという仏塔?と、ちょっとした露店がある程度でした。
持っていたスマートフォンの時刻がミャンマー時間に切り替わり、国境に来ている感はしましたが、特段物珍しいものはなかったですね。
その後昼食をとり、今日のホテルへ向かいます。
River Kwai Jungle Rafts
今日は、「River Kwai Jungle Rafts」という水上ホテルです。
このホテルは最近、環境に特化したホテルを目指すべくエナジーフリーのホテルとして、室内は電気を無くしたとのことです。
なんだかワクワクしませんか!?
夕方4時くらいに船着場に到着し、そこから小さな船に乗って川を進みます。
ディズニーランドのジャングルクルーズに乗ってるような気分になって、テンションが上がりましたね。
15分ほど川を移動すると、見えてきました宿泊予定の水上ホテル!
まさに水上に浮かんでいるホテルで、川に沿って細長く配置された部屋は全部で60部屋くらいあるようでした。
客室の真ん中には、小さな受付と、コーヒーなどが飲めるコーナー、そこからいけるレストランなど、設備は最低限。
スマホの電波は私は入らず(TRUEというキャリアのSIM)、他の人はかろうじて入ったり入らなかったりという状況。
一応ホテルにもWIFIはあるんですが、フロント周辺の一角のみ。部屋の方に行くとほぼ使えないので、インターネットとはおさらばでした。
部屋に入ると、まだ外は明るいんですが、電気がないため薄暗い。
ベッドが2つ(シングル、ダブル)とトイレとシャワー(お湯は出ない)くらいの設備でシンプルですが、清潔な部屋で居心地はいいです。
アメニティは、シャンプー、ボディーソープ、なぜかシャワーキャップくらいしかなかったです。
この日は6時半から、レストランで食事でした。マッサマンカレー(イモのカレー)を中心に5、6品で味もとても美味しかったです。
お酒も飲みながら8時くらいまでゆっくりしつつ、8時から併設しているシアターで、モン族の民族舞踊みたいな出し物があるとのことだったので、伺いました。
料金は1人100バーツ(400円)程度でしたが、電気もインターネットもない中でこういう体験も面白かったです。
夜の9時くらいにレストランも閉まり、フロントも含めて消灯でした。
廊下にはランタンが灯されるんですが、近くのランタンを自分で消すと本当に真っ暗闇で、虫の鳴き声だけが聞こえるような環境です。
結局10時前には蚊帳付きのベットで就寝。これもまた雰囲気があってよかったです。
ぐっすり寝れて結局、夜中の3時くらいに目が覚めましたw
せっかくなので、部屋の外に出るとちょうど晴れていて満点の星空。
余計な情報がない分本当にゆっくりできて、ゆったりと流れる時間の中、心を落ち着かせてまるで命の洗濯でもしているような気分に。
インターネットも基本使えないので、リアルにデジタルデトックスできている気がして、とてもスッキリした気分です。
このホテル設備は決して豪華ではないんですが、大自然んの中とにかく他では味わえない経験。
さらに1泊1室、朝食夕食付きで1万円〜1.5万円程度のようでめちゃくちゃ安い。
流石に専用車で送ってもらったりしないと自力でたどり着くのは難しいですが、それを差し引いても是非泊まって欲しいホテルでした。
ちなみに、ホテルは川の上からなのか、涼しくて夜はエアコンなしでも全然問題なかったです。
また、蚊もほとんどいなかった気がします。さらにベットでは蚊帳があるので、寝るときは安心でした。
【5日目】
朝の6時くらいに、ホテル裏のトレッキングエリアを散策。
ここにはホテルで働くモン族の方々が住んでいるようなんですが、皆高床式の家に住み昔ながらの生活をしているようでした。
途中道にも迷って、結局1時間半くらい歩き回りました。
戻ってシャワーを浴びた後は、また川を眺めながらゆったりと朝食。
大自然を眺めながらいい朝食でした。
ホテルチェックアウトは12時のようなのですが、その後の予定があったので、8時半くらいにはホテルを後にしました。
個人的には2、3泊はしてゆっくりしたい場所でした。旅を通してこのホテルが一番楽しかったです!
ホテルではもちろん川でも泳げますし(ライフジャケットあり)、カヤックやサップボードのアクティビティもあり、1泊以上いても楽しめそうでした。
機会があればまた期待と思えるいい滞在先でした!
エラワンの滝
ボートで船着場に戻った後は、エラワンの滝という場所に向かいました。
1時間半くらいで、国立公園に到着。この公園の中には、エラワンの滝以外にキャンプ場があったりとかなり広そうな印象でした。
このエラワンの滝は全部で7箇所の滝を見て回ることができるようでしたが、私たちはLevel4で断念。Level5以上は結構な急勾配になって、本格的な登山になりそうだったので諦めました。
実を言うと訪れた目的はただの滝見学ではなく、この滝で泳ぎたかった!
入り口でライフジャケットをレンタル(20バーツ)すれば誰でも入れます。
ちなみに国立公園の入り口で水着もビーチサンダルも売ってました。それぞれ100バーツ(400円くらい)だった(安い!)のでわざわざ持って来なくてもよさそうでした。
個人的にはLevel2の滝がとても明るくて見通しも良く、広さもあったので入水するにはちょうどよかったです。
水は程よく冷たくてめちゃくちゃ気持ちよかったです。滝には魚がたくさんいて、水に浮かんでじっとしていると、足を啄まれますw
どうもこの魚はドクターフィッシュみたいな魚のようで、他の観光客は足を入れて啄ませていましたよ。
予定では30分くらいの滞在のはずが、滝遊びが楽しすぎて結局2時間くらい遊んでました。
このエラワンの滝も近くによったら是非立ち寄ってみるといいと思います。
火山エビレストラン
この後は、バンコクに戻る途中でナコンパトムの火山エビレストランに立ち寄りました。
このお店は現地では結構有名らしく、火山のように積み上げられた焼きエビに目の前で火をつけると言うアトラクション的な要素もあります。
タイ自体水が綺麗なのか、エビ自体はどこで食べても美味しかったです。
価格は4人でお腹いっぱい食べて、5,000バーツ(2万円)くらいだった気がします。ちょっと高めのお店ですかね。
お腹一杯で、またバンコク市内(ホテルは初日と同じMercure Hotel)に専用車で戻りました。
まだ旅行中なんですが、バンコク市内に戻ってくると、もう旅行が終わったかのような感覚。。
それくらい前日に泊まったJungle Raftsが、非日常的で最高に楽しかったです。
【6日目】
出国前72時間以内のコロナ検査
今日はバンコク近郊の寺院巡りの予定なんですが、その前に帰国用の抗原検査を行いました。
2022年5月現在、日本行きの航空機に乗る前の(日本国外)出国前72時間以内の検査が必要となります。
実際、タイのどこでこの検査ができるのか、私には皆目見当もつかないwので、現地の旅行会社に対応をお願いしました。(費用は1万円くらい)
朝の9時にホテルのロビーまで検査キットを持ってきてくれるので、そのキットを使って自分で唾液を採取。
完了したものを渡すだけで、検査は完了です。
検査結果は翌日メールでということでした。
ワット・ソートーン
9時半くらいに、ホテルを出発し、専用車にてチャチェンサオというエリアへ。
まずは、ワット・ソートーンという寺院に入りました。
寺院の中はたくさんの人で賑わっていて、結構驚きました。ガイドさん曰く、タイ国内でも2番目に参拝客が多い場所のようです。
みんなゆで卵を大量に購入してお供えしてるので、ガイドさんに理由を聞きました。
「この寺院ではまず初めにお願い事をして、その願い事が叶ったら再度訪れ、ゆで卵(そのほかに花や踊り)を買ってお供えする」とのこと。
人によっては数えきれないくらいの数を備えていましたが、叶った願い事が大きければその分たくさん供えるらしいです。
この寺院は、リアルに現地の人たちが参拝している雰囲気が感じられるので、日本人観光客もどうせならここを訪れてみるといいなと感じました。
100年市場
その後、100年市場という場所へ向かいました。
川沿いの市場で、この場所は土日しか空いていないとのことです。
お土産屋さんや川沿いのカフェなどがあり、結構面白かったです。
この日も暑かったので、途中で川沿いのカフェに入りタイティーを注文。
インドのチャイティーのようなものですが、真夏の炎天下の中とても美味しかったです。
(砂糖少なめと言わないと、デフォルトめちゃくちゃ甘くなるので気をつけてとガイドに言われましたw)
ワットフアスワン(ステンレス寺院)
100年市場の後は、ワットフアスワンというステンレスでできた寺院へ。
観光を盛り上げるためにたくさんのお金をかけてステンレスの寺院を作ったらしいのですが、個人的には「ふーん」という感じ。。
ワット・サマーン・ラッタナーラーム(ピンクガネーシャ像)
さて、次はワット・サマーン・ラッタナーラームというところに。
ここにある、ピンクガネーシャ像がどうやらインスタ映えスポットらしく、結構な人で賑わってます。
この場所はいわゆる宗教関係のテーマパークらしいんですが、日本のキャラクターらしき代物も多々あり、どうもコンセプトがブレブレ。。
正直ピンクガネーシャをどうしても写真撮りたい人が来るようなところなのかなと思いました。。
ワット・パークナムジョーロー(黄金寺院)
次に、ワット・パークナムジョーローという黄金の寺院を観光。
何から何まで全て金色でした。
ここはイロモノかと思いきや結構お参りしている方も多かったので、ちゃんとした寺院なんですね。
ワット プローン アーカート(アジア最大のガネーシャ像)
続けて、ワット プローン アーカートというアジア最大のガネーシャ像(高さ49m)がある場所を訪れました。
ここは少し離れていて、ほとんど誰もいない。。。一応こちらもピンクガネーシャ像なんですが、今のところ人気はいまいちみたいです。
今日は少し早めですが、これで観光する終わりにして、バンコクのホテルに戻ります。
EL TORO Steakhouse and Churrascaria
この日は夕方から時間があったので、夕食は気になっていたステーキハウスに行きました。
(EL GAUCHO (エルガウチョ)というお店がすごく有名らしいのですが、値段もかなりだったので、今回は下記の店に)
EL TORO Steakhouse and Churrascaria:https://www.facebook.com/eltorohouseofmeat/
店員さん曰く、アルゼンチンステーキがおすすめらしいので、それとオーストラリア産のステーキを注文。(それぞれ300g程度)
・アルゼンチン産が、2,100バーツ(約8,000円)
・オーストラリア産が、1,200バーツ(約4,500円)
結果、、
アルゼンチン産が圧勝!
霜降りとかではなく、あくまで赤身の部類なんですが、アルゼンチン産はとても柔らかく、適度に脂があってとにかく美味しい。
比較するとオーストラリア産はボソボソした感じで、なんだかぼやけた味に感じてしまいます。。
赤ワインと一緒にいただきましたが、本当に美味しかった!
タイに来たのに、このアルゼンチン産ステーキが一番美味しかったというのが本音です。
バンコクに来たらみなさんもぜひ試してみてください。
Wat Po Thai Traditional Massage
この日は、少し欲張ってマッサージにも挑戦。
日本人の方ならここがおすすめということで下記を訪問。
Wat Po Thai Traditional Massage School Sukhumvit 39
今回は足ツボマッサージをお願いしたのですが、60分で300バーツ(1,135円)とさすがタイは激安。
店内は小さかったですが、お客さんは結構入ってました。しかも全て日本人。
壁には日本の有名人のサインが大量にあったので、ここは日本人御用達のようなお店なんですね。
マッサージ自体は上手で、あっという間の60分でした。
300バーツなら大満足。できることなら毎日行きたいくらいw
この日はこれで終了。ホテルに戻り就寝でした。
【7日目】
最終日は、23時のフライト出発まで自由時間。
午前中に昨日行ったコロナの抗原検査結果が届きました。結果は「陰性」で一安心。
まあ、今回の旅は移動が専用車で混雑は避けていましたし、どこに行っても消毒液が置いてあって都度消毒を気をつけていましたし、あんまり心配するところはなかった印象です。
チャイナタウン
さて、14時チェックアウトだったホテルを、早めの12時にチェックアウトして、チャイナタウンに向かいました。
あくまで自由時間だったので、初めての地下鉄(MRT)で移動。
駅でチケットを購入して20分ほどで目的の「Wat Mangkon」という駅に到着。
駅から10分ほどでチャイナタウンにつきました。
メインストリートっぽいところ?を一通り散策して、近場の中華レストランで飲茶やヌードルを食べました。
何も考えずにウォークインだったので、味はまあまあでした。。
ワット・トライミット
食事後は、近くにあったワット・トライミットという寺院を見学し、帰りは記念にトゥクトゥクでホテルの近くまで帰りました。
あくまで交渉らしいのですが、30分くらいの乗車で300バーツ(1,135円)。まあ、妥当な値段かなと思います。
ちなみに記念に乗るならいいんですが、やっぱりトゥクトゥクだと暑いし、乗り心地も悪いですw
値段はタクシーだと同距離で200バーツくらいだったので、タクシーの方が安いし、乗り心地もいいし、エアコンも効いてるしで、トゥクトゥクを選ぶ理由はあんまりないですよね。。
まあ、乗ったことなかったので個人的には楽しかったです。
実はホテルの方に現地旅行会社から交渉してもらっていたので、この後、プールとシャワーを使わせていただきました。
チャイナタウンの散策でたくさん汗をかいていたので、本当に助かりました。
真夏のプール最高でした!
5時くらいにお迎えの専用車がホテルに到着。
空港に向かう前に夕食の場所へ送っていただきました。
Somboon Seafood(プーパッポンカリー)
最後の夕食は、カニカレー(プーパッポンカリー)。
私は知らなかったのですが、タイでは有名なカニのカレー炒めのようです。
行ったお店はこちら
Somboon Seafood(スラウォン店)
https://www.somboonseafood.com/ja/
店内はつい最近改装したところのようで、綺麗でおしゃれな感じ。
以前、小泉元首相も訪れたことがあるらしく、味にも期待できます。
メインの「プーパッポンカリー」は、S:420/M:600/L:1200バーツとそれなりのお値段です。
普通はカニの殻付きで出てくるのですが、写真の通り今回は殻を外すようにオーダーしました。
どちらかというとカレーというよりも、ワタリガニのカレー風卵とじという印象です。
カニも新鮮で卵もふわふわ。確かになかなか他では食べられない味で美味しかったです!
タイに来たなら一度は味わってみてください!
あと、印象に残ったのは、トムヤムクンでした。
ここのトムヤムクンはマイルドな辛さで、日本人にも食べやすいのかなと思いました。
旅行中に何度かトムヤムクンを食べましたが、トップレベルで美味しかったです。
ぜひこちらも試してみてください。
ASIATIQUE PARK
食事後は、旅行会社の方が気を利かせてくれて、空港に着く前にお土産を探しに、ASIATIQUE PARKというところに立ち寄りました。
元倉庫を改装したショッピングモールのようなところらしいのですが、雰囲気的には日本にあるアウトレットモールのような感じ。
園内には、お土産屋さん、飲食店の他に、船上のレストランや、大きな観覧車があり、テーマパークのようでした。
お土産の値段は若干観光客向けのような感じもしましたが、いろいろなローカル土産を探すならまとめてここで探すのもアリだなと思います。
さて、全ての工程が終わり、空港へ。
ここで、7日間お世話になった運転手さんとお別れです。
旅行中はバンコクを離れて、いろいろなところへ行ったので、運転手さんもお泊まりで対応してくれました。
いつも安全運転、にこにこ笑顔で、本当にいい運転手さんでした。ありがとうございます!
飛行機のチェックインを済ませて、23時にタイを出発しました。
【8日目】
日本時間の朝7時に成田空港に到着。
フライトは夜中だったのでぐっすり寝てしまってあっという間の6時間のフライトでした。
帰国時のコロナ検査
飛行機を降りると、噂の入国時検査です。。
こんな感じ↓の流れで諸々の検査を行いました。
誓約書の記入
まずは、MySOSというアプリがあるかないかで、振り分けられ、私はインストールしていなかったので、説明を受ける場所に。
(海外現地で事前にこのアプリを入れて、事前の申請承認を済ませているとここら辺はスルーできる(いわゆる「ファストトラック」が利用できる)ようでしたが、私はやってなかった。。)
職員の方から一人一人丁寧に・・・説明がされ、まずは誓約書に必要事項を記入。
抗原検査
その次は、抗原検査の列へ。
この日は私の乗っていたフライトも乗車率が多分30%くらいとガラガラだったのですが、それでもここまで30分くらい。
混んでるとすごい待たされるんだろうなと思いました。
ここでは唾液を摂る形の一般的な抗原検査を実施します。
Webでの質問回答
その次に、Webでの質問票に記入、送信。
※ここからは原則スマホがないとダメなので、ない方は強制的にスマホをレンタルさせられることになっていました。
MySOSアプリのインストール
続いて、MySOSというアプリのインストールをお願いされます。
一人一人に職員の方がつき、アプリのインストール、登録方法を丁寧に教えてくれます。
登録手続き
次の窓口では、パスポート、さっき回答したWeb質問表の結果(QRコード)、最初に記入した誓約書を提出して手続きを実施。
検査の結果待ち
最後に所定の場所で、抗原検査の結果を待つことになります。
(ここまでで飛行機を降りて1時間強)
確か結果を待ち始めて30分くらいで、自分の番号が呼ばれて(結果陰性の方のみ呼ばれると言ってました)、
最後の検査結果手続きを行うと、赤色の紙で陰性結果証明書がもらえます。
入国審査へ
これで晴れて検査は終了なので、そのまま入国審査に向かいます。
ここで、先ほどの陰性結果証明書を提示して入国審査完了です。
結果、ここまでで2時間弱くらいかかりました。。
ここで朗報なのですが、タイの場合2022年6月1日よりこの辺りも緩和され、帰国時のコロナ検査が必要なくなるとのこと。
これは嬉しいですね。
緩和対象の国は結構ある(2022年6月時点で、98か国・地域が対象)ので、今後さらに海外旅行に行きやすくなると思います。
これで全ての旅程が完了。
久々の海外旅行。本当に楽しかったー!
お疲れ様でした!