北アフリカに位置するチュニジア。
美しいビーチが続く地中海リゾートと、サハラ砂漠やカスバといったアラブ・イスラム世界の雰囲気を併せもっています。首都チュニスはヨーロッパのような美しい街並みで、世界遺産も多くあり、観光にぴったりです。
今回はそんなチュニジアに旅行を考えている方必見!お得な両替方法を紹介します。是非最後まで見てください!
最新の新型コロナウィルスによるチュニジアへの渡航制限状況
チュニジアってどんな国?
【国名】チュニジア共和国(Al Jumhuriya Al Tunisia / republic of Tunisia)
【首都】チュニス(Tunis)
【人口】約1155万人(2018年)
【面積】16万3610㎢(日本の約0.4倍)
【通貨】チュニジアン・ディナール。補助単位はミリーム。
【民族構成】アラブ人(98%)、残りはユダヤ人やヨーロッパ人など
【宗教】国教はイスラーム教(スンニ派)。ユダヤ教、キリスト教も少数いる。
【時差】日本より8時間遅れ。サマータイム実施の場合は7時間遅れだが、実施されるか否かや開始日・終了日は年によってまちまち。
【言語】公用語はアラビア語。フランス語の通用度は高いが、英語はあまり通じない。
【出入国手続き】
①ビザ:日本のパスポート保持者は、滞在期間が3ヵ月以内ならビザ不要。
②パスポート:パスポートの有効残存期間は、3ヵ月+滞在日数以上必要。
お金の種類
紙幣
50、20、10、5ディナールの4種類。
※20、10、5ディナールはいずれもデザインが2種類あります。
・貨幣5、2、1ディナールと、500、200、100、50、20、10ミリームの9種類。つまり5ディナールは紙幣と貨幣が混在しています。大きいお店であればユーロやドルが使える場合もあります!ですが、ユーロやドルだとやはり割高にはなるので注意です。
観光地の露店でも、場所によってはドルが使用可能なところもありますが、小型のお店では、クレジットカードか現地通貨のみな場所が多いので気をつけましょう。
単位
チュニジアン・ディナール
Tunisian Dinar(TND)
ディナールの下の単位はミリームMillimes。
1ディナール=1000ミリームです。例えば、値札に「4500」と書いてあれば4ディナール400ミリームのことです。
レート
1ディナール=約43円(2023年3月現在)
両替時の手数料を考慮して、だいたい「1ディナールは40円」と思っておけば買い物のときに換算しやすいです!
両替方法
①現地で日本円から両替
日本国内での両替はできないため、現地の空港や両替所、一部ホテルなどでの両替となります。
・チュニス・カルタゴ国際空港・両替所・銀行・ホテル(日本人観光客が多いホテルの中の一部)
首都チュニスのメインストリート「ハビーブ・ブルギバ通り」にはたくさんの両替所があります。
日本円からの両替ができる店も多いですが、夏季やラマダンの時期は閉店時間が早まる店舗があるので注意です!
ホテルでは手数料が多く取られる場合があるので、お得な方法を望む方にはお勧めできません。
②日本でドルに両替してからさらに現地で両替
有名な通貨でない限り、日本での直接的な両替が難しいため2段階の両替を行う方も多いです!
ドルに両替してから現地で両替する場合、両替できる場所も多く、チュニジアではドルをそのまま使える場所もあるため、お勧めです!
ただ、現地で直接両替するよりも手間はかかるため、前もっていくら使うのか考え、計画を立てておきましょう。
日本円からドルのお得な両替方法
円とドルを両替する場合、一般的に日本国内で行う方が有利です。
世界の基軸通貨である米ドルは、日本を含めどこの国でも需要が高く、他の国の通貨と比べて低い手数料で両替ができます。
円はアメリカでの需要が低いため、アメリカで円をドルに替える際には日本国内よりも手数料が高いのです。
成田空港 Travel Support GPA外貨両替専門店の為替レート
135.42円 127.72円
金券ショップでの外貨両替(目安手数料:1ドル当たり1.5~2円)
大黒屋の為替レート
ユーロ:135.68円 127.68円
金券ショップ Ticketyの為替レート
ユーロ:135.68円 127.68円
空港の両替所は銀行が運営をしているので、手数料は高くなっています。
空港を使い慣れていない人の場合は、出発前のあわただしいときに、外貨両替所を探さなければならないので、飛行機に遅れることや、両替をし損ねるといったリスクが出てきてしまうため銀行で換金するという方法もあります。
また、時間があるのであれば、外貨宅配の外貨両替がおすすめです。
時間がない場合や小額の場合には、海外の空港に比べれば、日本の空港のレートが良いためおすすめします!
空港の中で考えると、関空はユーロのレートが良く、3万円以下の両替であればそもそも空港を使った場合のほうがお得となる事が多いです。手数料を踏まえると、成田空港の場合は3万円以上、関空の場合は5万円以上がお得になります。
③クレジットカード
クレジットカードは、値札のある土産物店、高級店、スーパーマーケットなどで使えます。
個人商店や地方都市では、カード会社のシールが貼ってあったり店員が「使える」と言っていたりしても、いざカードで支払おうとすると端末が壊れていて実際には使えないことが多いです。そのため、少しは現金を持ち歩くことをお勧めします。
ハビーブ・ブルギバ通りにはATMがたくさんあります。またドルやユーロからディナールに替えられる自動両替機もあるので、予め観光する予定の場所の近くにATMがあるのかを調べておきましょう。
注意
①レートを確認
金融機関や空港の大型両替所ではあまり心配することはありませんが、空港内でも小さなブースで営業しているところや街中の両替所の中には、客寄せのための換算率のよいレートを張り出しておいて、実際はかなり悪い換算率で計算されることがあります!
おとり広告に騙されずきちんと確認してから両替しましょう。
②現金の持ちすぎに注意
両替した現金を大量に持ち歩くと、盗難や紛失のリスクが高まります。必要な分だけを持ち歩くようにし、ホテルのセーフティボックスなどに預けることも考えてみましょう。
③両替手数料に注意する
両替手数料は両替所によって異なるため、低い手数料で両替できる場所を探すことが重要です。また、クレジットカードを使って両替する場合は、海外利用手数料がかかることがあるため、事前に確認することが大切です。
④両替前に通貨の情報を調べる
海外で使用する通貨について事前に調べておくことが大切です。また、紙幣のデザインや色が異なる場合があるため、偽札に注意することも重要です。
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