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西洋とアジアを結ぶ「トルコ」
トルコには、独特の文化や歴史、正解三大料理にも数えられるトルコ料理などあらゆる魅力に溢れている見どころ満載の国になります。そんなトルコは、誰もが一度は訪れてみたいと思った方は多いのではないでしょうか？初めてのトルコ旅行を考えている方は、どの時期に行くのがベストなのか治安はどうなのか、知っておいた方がいい情報はあるのかなど不安なことも多いですよね。トルコ旅行を快適なものにするためには知っておくべき情報が沢山あります。
そこで、今回は「トルコの治安は？ベストシーズンは？海外旅行準備で知りたいトルコの基本情報まとめ」と題して、トルコでの滞在が有意義なものになる情報をご紹介致します！
トルコのベストシーズン
トルコの国土は日本の約2倍と非常に広く、トルコ国内でも地域によって気候が異なるのが特徴的です。
トルコ南部では、地中海性気候であり、冬でも比較的温暖で夏は高温で湿度が低いので非常に乾燥しています。北部では、温暖湿潤気候であり、穏やかな気候で雨量や湿気が多いのが特徴です。北東部では、地中海性気候と温暖湿潤気候の中間くらいの気候で、日本でいう東京の気候と似ているので過ごしやすいかと思います。首都イスタンブールはその気候にあたります。内陸部では、大陸性気候であり、寒暖の差が激しく、山岳地帯における冬の寒さは非常に厳しいので防寒着が必須になります。
そんなトルコのベストシーズンは、訪れる地域によって気候が大きく異なってはいますが、基本的には4月～10月の春から秋の気候が安定しており、旅行に適している時期と言えます。この時期は晴天が多くなり、日差しが強すぎるといったこともそれほどないかと思います。ただし、朝晩は冷え込むことがありますので、上から羽織れるものを持参していくと便利です。
トルコの治安
トルコの治安は、外務省の発表によるとほとんどの地域は治安警戒レベルが最低とされており、トルコ全体的に安全な国ということになります。過去には、アンカラの中心部がテロの影響で警戒地域として扱われていましたが、テロ発生後は念入りに警備体制が強力になり、その結果、2年以上大規模なテロが発生していません。観光の中心地であるイスタンブールが警戒レベル1に設定されていますが、大半の有名観光地のある地域は危険度の対象外となっているので、安心して大丈夫です。しかし、日本に比べると治安が良いとは言い切れませんので、スリや置き引きなどの軽犯罪には注意が必要です。特に観光客が多い都市部や空港、駅、鉄道内、レストランなどにおいて置き引きやスリなどの犯罪が多発している傾向にありますので、気をつけてください。流暢な日本語を交えながら親しげに話しかけてきて、ある程度関係を築いたところで犯罪を冒す悪徳な手口のものも見られます。海外で日本語で話しかけられると言語が通じると思い、安心してしまうところですが、それが逆に罠でもありますので、決して知らない人からの怪しげな誘いには乗らないようにしてください。
以下にあげることに気を付けて、トルコでの旅行を快適なものにしましょう。
スリに気をつける
特に電車の乗り降りや人混みでは観光客を狙ったスリが非常に多くなっています。バッグはなるべくファスナーなどで口が閉まるもの、財布など大事な貴重品は奥に入れて簡単に取り出せないように対策しておくことが大切です。また、メイン財布はバッグの奥底に入れて人前では取り出さないようにするもの良いでしょう。その日使う分の現金とクレジットカード1枚を小さな小銭入れなどに入れて普段使いにするのがおすすめです。特に、駅には改札口がないので、誰でも駅構内や列車内に入ることができてしまいます。もしかすると、犯罪目的の人もいるかもしれないということを忘れないように覚えておくようにしましょう。
多額の現金を持ち歩かない
トルコでの観光の際にはなるべく現金を持ち歩かずに、少額の現金とクレジットカードで支払いを行うようにしましょう。観光客は犯罪のターゲットになりやすいので、沢山の現金を持ち歩いていると分かれば間違いなく犯罪に巻き込まれる可能性が高くなります。また、バックは必ず口を閉めて持ち歩き、置きっぱなしにするということもないようにしましょう。バックのなかの貴重品は一カ所にまとめずに分散させておくことで防犯対策になります。常に危険と隣り合わせにいることを意識するようにしてください。
夜道は一人で出歩かない
夜間は昼間と違って、人の数も少なくなり静まり返っているので、犯罪がおきやすい時間帯になります。特に観光客は狙われがちなので、十分に注意しなければなりません。夜の1人歩きは非常に危険なので、避けるようにしてください。トルコでは、なるべく昼間に観光スポットを巡り、夜はホテルでゆっくりと時間を過ごすことをおすすめします。
トルコの習慣・文化
タブーな動作に注意
代表的なものとして、日本のＯＫマークはトルコではタブーになります。日本人にとっては、ＯＫの意味を表す動作として当たり前ですので、つい癖になってやってしまいがちですが、トルコでは絶対にやってはいけません。この仕草は、相手を侮辱したいときに見せる仕草であり、意味を勘違いしてこの仕草をやってしまうと相手を気づつけてしまうことになります。このように日本では良い意味で使われていても海外では全く逆の悪い意味で使われているものもあるということを覚えておくようにしてください。
トルコの食文化
トルコ料理は、フランス料理、中華料理と並んで世界三大料理の1つであることはご存知でしょう。大きな半島で三方を海に囲まれたトルコでは、陸の幸も海の幸も豊富にとれるので、ほぼ100％自給自足ができる国でもあります。トルコでは、主食がパンであり、「エキメッキ」と呼ばれています。エキメッキは、バケットタイプの細長いパンで中は真っ白でふわふわ、外はカリッと香ばしく、焼きたては丸ごと1本ぺろりと食べられるほどの美味しさです。他にもオリーブオイルを使った料理やサルチャという濃厚トマトペーストを使った料理もあり、パンとの相性も抜群です！トルコには絶品料理が多いので是非、色々な料理に挑戦してみてください。
顔写真付き身分証明書の所持
トルコでは、交通検問や病院の手続き、郵便局の受け取りなど、生活の様々な場面で写真付きの身分証明書の提示が求められます。特に交通検問や警察検問などの場合には時間がかかったり、面倒なことにもなりかねませんので、顔写真付きの身分証明書は必ず携帯しておくことをおすすめします。提示ができなければ、手続きができませんので注意してください。
食事に招待し合う習慣
トルコでは、食事に招待し合う習慣があります。その時、手土産を持参するようにしましょう。トルコ人はお客様をもてなそうとはりきって沢山の料理をお皿に盛り付けてきます。食べ終わったら必ずおかわりを強要してきますので、必ず空腹で訪れるようにしましょう。お皿の上のものを少しでも残したままだと口に合わなかったのかと心配して、他の料理さえも提供してくるようです。非常に手厚いおもてなしで有名ですので、招待された場合はそれに応えられるようにするとすごく喜んでくれますよ。
チップ文化
トルコにはチップの文化があります。基本的にレストランでは合計額の10％を目安にチップを渡すのが一般的です。他には、ホテルのポーターさんやタクシー運転手さんなどに渡します。しかし、あくまでも金額は目安になりますので、自分が気持ちの良いサービスを受けた際にそのサービスに見合ったチップを渡すとよいと思いますよ。
おすすめ観光スポット
トプカプ宮殿
最初にご紹介するのは、トルコの世界最大の宮殿博物館のひとつである「トプカプ宮殿」です。
トプカプ宮殿は、約70万平米の広大な敷地があり、オスマン帝国時代の約400年もの間、行政や教育、芸術の中心地として栄えてきた歴史を持っています。宮殿の中で最大の見どころは「ハレム」です。アラビア語で聖域、禁断の場所という意味の“ハラム”が語源とされており、皇母や皇后、王宮に仕えた女性の居住区でした。ハレムには、300以上の部屋や寮、9つの浴場、2つのモスク、病院、ランドリーで構成されており、その部屋の一部が観光客に開放されています。貴重な歴史を見ることができますので、訪れた際は是非ゆっくりと鑑賞してみてください。ハレムへは、入場料とは別にチケットが必要ですので気をつけましょう。
グランドバザール
続いてご紹介するのは、約4000軒ほどのお店が並ぶ巨大な市場である「グランドバザール」です。
世界最古の屋根付きバザールであり、トルコの活気と歴史を全身で存分に感じることのできる人気の観光スポットになります。ここでの最大の楽しみはやはりショッピングであり、アクセサリーやギフトアイテム、トルコのスイーツ、スパイスなど色々なものが市場にはならんでいます。トルコ旅行のお土産もここで調達してみても良いと思います。トルコならではのものが買えるうえに、グランドバザールで購入したものなんてトルコ旅行の思い出も濃く残りますよね。特に目的地を決めずに、迷路のようなバザール内を自由に探索していると、思いがけない素敵なお店と出会えるかもしれません。是非、楽しんでみてください！
ブルーモスク
最後にご紹介するのは、ユネスコ世界遺産に登録されている「ブルーモスク」です。
ブルーモスクは、トルコのイスタンブールの中心地にあり、オスマン建築の傑作のひとつと言われています。毎日観光客で賑わっており、イスタンブールでも最も人気のある観光スポットになります。そんなブルーモスクの内部には、何百メートルもの貴重なシルクの絨毯や世界中から取り寄せたクリスタルのランプがあり、異国情緒が感じられます。その他にも見どころは沢山ありますので、美しくて煌びやかな装飾に魅了されちゃってください。1つ注意点として、モスクの中に入る際、宗教上の理由から女性はスカーフを巻くことが義務付けられています。入口でも無料で借りられますので、忘れた場合は必ず借りてから入るようにしましょう。
トルコで素敵な思い出を作ろう！
いかがだったでしょうか。
今回は「トルコの治安は？ベストシーズンは？海外旅行準備で知りたいトルコの基本情報まとめ」を紹介致しました。トルコには魅力あふれる観光地や日本ではみることのできない美しい絶景など沢山あります。きっと忘れられない大切な思い出ができること間違いありません！今回紹介したことを参考に、トルコ旅行の計画を立ててみてください。
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