【UAE】海外旅行で避けるべき危険エリアと対策まとめ

皆さんはUAE(アラブ首長国連邦)と聞くとどのようなイメージを持たれるでしょうか？石油王が集まる場所なんて思う方も多いとは思いますが、UAEに滞在する際、気になるのが国内の治安です。安全な国であると言われる一方で、いくつか注意しなければならないポイントもあります。

ぜひこの記事を読んで安全に対する知識を付けてから、UAE旅行へ臨んで欲しいと思います！

UAEで注意したい地域

2024年7月9日現在、外務省のホームページによると、UAE国内全域に危険情報は出ていません。
だからといって滞在中は気を抜かず、安全に対する意識を持って過ごすようにしましょう。

以下に緊急時の連絡先を掲載しています。

警察：TEL　999
救急：TEL　998（アブダビ首長国、フジャイラ首長国およびコールファッカン市）
：TEL　999（その他の地域　←※ドバイはこちら）
消防：TEL　997

また、ドバイには日本語が通じる病院もあります。以下で、その病院の連絡先をご紹介します。
病院：
さくらクリニック　TEL: +971(0)4-4452875
AMERICAN WELLNESS CENTER　TEL: +971(0)55-9189701

UAEで注意したい犯罪など

スリ

UAEで滞在する際に最も気をつけたいのがスリです。レストランでの置き引きなどが発生しているようです。貴重品は必ず肌身離さず携帯し、カバンはファスナー付きのものにして道路側に持たないなどといった対策をするようにしましょう。

偽物の販売

UAEでは高級ブランドの模倣品が日常的に販売されています。
模倣品の日本への持ち込みは法律で禁止されており、「偽物」と知って持ち込んだ場合には1000万円以下の罰金が科され、知らずに持ち込んだ場合でも所有権の剥奪、つまり返金も交換もなしに買ったものは没収されてしまいます。
高級ブランドを買う際には必ず正規店であることを確認するようにしましょう。

UAEの滞在で注意したいこと

UAEでは広くイスラム教が信仰されており、観光客であってもある程度宗教の規律に準じた行動が求められます。

ここではどのようなことに注意する必要があるのか、いくつかご紹介しています。

服装

暑さから肌を露出した服装をしたくなるかもしれませんが、そのような恰好は男女問わずできるだけ避けるようにしましょう。

特にUAEの中でもシャルジャ首長国では、女性の肌を露出した服装を禁止しているなど厳しいルールがあるため注意するようにしてください。

またモスクを訪れる際には、女性は髪を隠すようにスカーフを巻く必要があります。

飲酒

ホテル内のレストランやバーなどで飲酒をすることが可能です。

しかしシャルジャ首長国では外国人も含めて飲酒が禁止されているため、注意するようにしましょう。

食事

イスラム教では豚肉食が禁止されています。日本から食材を持ち込む際には、成分などにも気をつけるようにしましょう。

ラマダン

ラマダンはイスラム暦の9月に行われる、世界中のイスラム教徒が1か月間にわたって日中の飲食をしないなどといった禁欲の期間です。

ラマダン中は日の入りまで、人目につく場所での飲食、喫煙はしないようにしましょう。

写真撮影

イスラム教礼拝所の内部や軍事施設、インフラ施設、橋梁や政府関係施設、空港などにおける許可のない撮影が禁止されています。

またイスラム教の女性を無断で写真に納めてはいけません。一般常識ではありますが男女問わず撮影の際には必ず一言かけてから、ということを徹底しましょう。

スキンシップ

イスラム教では人前での男女のスキンシップがタブー視されています。

握手をすることをはじめ、恋人同士であれ公衆の場でスキンシップを取ることは控えましょう。

（おまけ）UAEのおすすめスポット

ブルジュハリファ

高さ828mと世界一の高さを誇るビルとして有名なブルジュハリファ。階数でいうと206階までありますが、高層階は機械室のため立ち入り禁止で、一般人が入れるのは159階までとなっています。

中はホテルや住居、オフィスやレストランなど多種多様な利活用がされており、124階と148階には展望台が設置されています。それぞれ展望台の高さは442mと555mで、東京スカイツリーの第二展望台(展望回廊)が450mであることを踏まえると、非常に高い位置にあることがわかると思います。さらに上層階にはラウンジがあり、超高層からの景色を楽しみながらゆったりとした時間を過ごすことができます。

パーム・ジュメイラ

パーム・ジュメイラはその名の通りヤシの木の形をした人工島です。ここには数多くの高級ホテルや高級レストランがひしめき合っています。

その中でも特に有名なのがドバイを象徴する高級ホテル「アトランティス・ザ・パーム」です。このホテルの中には、宿泊客以外も楽しめる水族館が併設されており、こちらもホテルに併設されている高級レストランではその水槽を眺めながら食事ができるスペースがあります。

また交通の便はよく、車以外にも鉄道が走っているなど、陸上交通が発達しています。

パーム・ジュメイラの全貌を見るためのヘリコプターツアーなども展開されています。

バスタキア地区

UAE、ドバイと聞くと高層ビルなど近代的なイメージを持つ方も多いと思います。

しかし、このバスタキア地区はアラブの古き良き街並みが残る地域になっており、アラブの歴史を感じることができます。

細い路地が入り組んでいる中にカフェやレストランもいくつか点在しているため、暑い時には休憩をはさみながら散策をしてみるのはいかがでしょうか？

ドバイ・ファウンテン

世界最大の噴水ショーといわれる「ドバイ・ファウンテン」は、巨大ショッピングモール「ドバイ・モール」に隣接するブルジュ湖という人工湖で行われます。

毎日13:00～13:30、18:00~23:00の間、30分おきにショーが行われます。噴水の高さは1階あたり140mにも達し、日が落ちてからのライトアップはショーをさらに豪華に見せてくれます。

シェイク・ザーイド・モスク（アブダビ）

ドバイから少し離れたUAEの首都、アブダビに位置するシェイク・ザーイド・モスクは、白い大理石の建築や装飾が非常に美しいことで有名です。

内装も豪華絢爛で、世界最大の手織りカーペットやスワロフスキーのシャンデリアなどがみられるほか、一つ一つ人の手で描かれたイスラム模様がいたるところに施されているなど、いくつも見どころのあるモスクになっています。

ただ、先程もご紹介した通りモスクはあくまでも宗教施設ですので、イスラム教の教えに乗っとり、肌見せの少ない服装をするようにしましょう。女性はスカーフが必須になるので忘れずに。

UAEで素敵な思い出を作ろう！

今回は「【UAE】海外旅行で避けるべき危険エリアと対策まとめ」をご紹介いたしました。

旅先で楽しい気分になるとつい安全への意識は遠ざかりがちになります。いくら安全な国とはいえ、旅先でのトラブル回避のためにも犯罪等には十分に気を付けながら過ごすようにしてくださいね。

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