中央アジアに位置する内陸国で、シルクロードの一部を構成していた、ウズベキスタン。
ウズベク・ソビエト社会主義共和国時代からの歴史と、独立後に始まった民主化と改革が重なって、多様な文化と歴史的遺産が残っています。
首都タシケントも、モスクワの影響を受けたモダンな建築が特徴であり、古代遺跡と現代建築のコントラストが魅力的です!
そして、中央アジアの中でも比較的観光地化が進んでおり、観光客向けのツアーやホテルが充実しています!!
今回はそんなウズベキスタンの観光日数や物価、現金の目安について詳しく紹介します!この記事を参考にウズベキスタンを楽しんでくださいね!!良い思い出がたくさんできますように!!
ウズベキスタンってどんなところ?
ここからはウズベキスタン滞在に役に立つ基本的な情報をご紹介いたします。
【場所】
中央アジアのまさに中心と呼んでいい位置にあります。北及び北西はカザフスタン、北東はキルギスタン、南東はタジキスタン、そして南西はトルクメニスタンに囲まれています。日本からすると西にあります。
【通貨】
スム(UZS)です。両替前には日本円よりもアメリカドルを事前に準備しておくことをおすすめいたします。なぜなら、両替できる場所が日本円よりもアメリカドルの方が圧倒的に多く、レートも良いことが多いからです。
【宗教】
人口に対する割合は、スンニ派イスラム教が93%、東方正教会が9%、その他が3%となります。スンニ派の方々は偶像崇拝が禁じられていて、アッラーへの信仰と伝統的な共同体の安定を重んじます。
【時差】
ウズベキスタンは日本より4時間遅れています。つまり、ウズベキスタンが正午の時、日本は午後4時となります。
【言語】
公用語はウズベク語です。しかし、ロシア語も広く使用されています。
【電圧】
プラグの電圧は220V、周波数は50Hzです。プラグの形は欧州式の丸い2極プラグです。
【気候】
ウズベキスタンの気候は、典型的な大陸性気候であり、夏は45度以上になることもあるため非常に暑く、冬は気温がマイナスになり、比較的寒くなります。
また、湿度は日本と比較して極端に低いため蒸し暑さはないでしょう。また、朝晩は冷え込むため昼夜の寒暖差も大きく、降水量が少なく、乾燥していることも特徴としてあげられます。
【ベストシーズン】
ウズベキスタンのベストシーズンは3~6月にあたる春と9~10月にあたる秋と言えます。1年を通して最も過ごしやすい季節であり、観光もしやすくなります。
【服装】
ウズベキスタンはイスラム教国であるため、公共の場所では身体を覆うような服装が望ましいです。女性は肌の露出が少なく、ヒジャブを着用することをおすすめします。
【ビザ】
ウズベキスタンへの入国において、日本国籍の方は30日間までの短期間滞在の場合はビザなしで入国することができます。そして、入国の際には出国時3ヵ月以上のパスポートの有効期限が必要になります。
【アクセス】
東京からタシュケントまでは、ウズベキスタン航空の直行便が運航しています。ただし、本数が少ないため注意が必要です。直行便以外の行き方として経由地で乗り換えて行く方法もあり、一般的には、韓国・ソウルを経由していきます。その場合、所要時間は合計で約9時間40分となります。
【観光日数】
ウズベキスタンの観光日数は、個人の旅程やスケジュールによって異なりますが、最低でも5日〜7日程度は必要とされています。特に、世界遺産であるサマルカンド、ブハラ、ヒヴァなどの中央アジアの歴史的・文化的な観光地を十分に楽しむには、最低でも5日程度の滞在が望ましいとされています。
また、ウズベキスタンは広大な国土を有しており、各地域の文化や歴史を十分に味わうためには、より長期間の滞在が望ましいです!
ウズベキスタン全土を回る場合は、最低でも10日以上の日数が必要です。トルファンと呼ばれる乾燥した砂漠地帯もあるため、移動にも余裕をもって計画を立てましょう!
【物価】
ウズベキスタンの物価は比較的安く、日本円にして1,000円あればかなりの物が買えます。ただし、外貨両替ができる場所が限られているため、現地通貨であるスム通貨を用意する必要があります。
・宿泊費:観光地によって異なりますが、1泊あたりの宿泊費は5,000円程度からあります。
・食費:1食あたりの食費は500円程度からあります。
・交通費:地下鉄やバス、タクシーなどがあり、1回あたりの運賃は約50円から200円程度です。
・観光費:主要な観光スポットの入場料は1,000円程度からあります。
【現金の目安】
ウズベキスタンでは、現金決済が一般的です。ATMは限られており、クレジットカードもあまり使われていないため、現地通貨のスム通貨を事前に用意しておくことをおすすめします。現地で両替する場合、1ドルあたり3,500スム程度が相場です。
【日本からの行き方】
日本からウズベキスタンへの行き方で、比較的楽な方法は、直行便が就航しているタシュケントへの航空便を利用することです。タシケント国際空港には、日本の主要都市から直行便が運航されています。航空便の選択肢は限られているため、事前に予約を行うことが必要です。
また、タシケント市内から他の都市への移動は、航空便や鉄道、バス、タクシーなどが利用可能ですが、鉄道がおすすめです!詳しくは次で紹介します!
【ウズベキスタンでの交通手段】
バス
ウズベキスタンには長距離バスが運行されており、主要都市同士を結んでいます。車内はエアコンがないことが多く、換気が必要です。また、混雑していることが多く、快適とは言い難いです。
鉄道
ウズベキスタンには、タシュケントを起点に各地を結ぶ鉄道があります。車内はエアコンがあり、快適に過ごすことができます。ただし、混雑していることが多く、予約が必要です。
タクシー
タクシーは観光客にとって便利な交通手段の一つです。タクシーにはメーターがついていないことが多く、料金は交渉で決めることになります。料金交渉には事前に交通費の目安を調べておくことが重要です。
自転車
観光地でレンタルできる自転車は、自由に周ることができるため、観光客に人気があります。ただし、道路が舗装されていないことが多いため、注意が必要です。
おすすめ観光スポット
サマルカンド
ウズベキスタン最大の都市タシケントから南東へ約300kmの距離にあるサマルカンドは、中央アジアで最も美しい都市の1つとされ、世界遺産に登録されています。ティムール朝時代に栄えた歴史的な都市で、青いドームのある建物や壮大な庭園が特徴的です。
ブハラ
ウズベキスタンの南西部にあるブハラは、イスラム文化圏で最も美しい都市の1つとされ、世界遺産に登録されています。中央アジアで最も古い都市の1つで、ブハラ・ハン国時代の建造物が多く残っています。また、カラヴァンサライやミナレット・カリヤン、カラ・ジャウズ・マドラサなどの見所もあります。
ヒヴァ
ウズベキスタン西部のヒヴァは、古代ペルシャの大宰相・ニザームッディーン・アリー・シーラーズィーの生まれ故郷であり、世界遺産に登録されています。砂漠に囲まれた中心街は城壁に囲まれ、外側には古代のオアシス都市としての面影を残す地区が広がっています。
ウルゲンチ
ウズベキスタンの北西部、カラクルム砂漠の縁に位置するウルゲンチは、かつてのホラズム・シャー国の首都であり、世界遺産に登録されています。ジャンギ・ギラー広場やカラ・テピェ、アミール・ティムール像などが見どころです。
タシュケント
ウズベキスタンの首都タシュケントは、中央アジア最大の都市で、旅の拠点としても人気があります。歴史的建造物も多く残っていますが、近代的なビルや公園も充実しており、現代的な雰囲気も感じられます
〜穴場観光スポット〜
タシュケントの小さな博物館 :モハマド・アミーン・マドラサ
タシュケント市内にあるマドラサ(イスラムの学校)で、現在は博物館として公開されています。内部には民芸品や工芸品の展示があり、伝統的な建築物も見どころのひとつです。
フェルガナ盆地観光
ウズベキスタン東部に位置するフェルガナ渓谷は、美しい自然と文化的な観光スポットがあります。また、近隣のキルギスやタジキスタンとの国境に近いため、中央アジアの文化を肌で感じることができます。
ウズベキスタンで素敵な思い出を作ろう!
いかがでしたか?
ウズベキスタンには観光スポットが沢山あるので、これを機にぜひウズベキスタン旅行の計画を立ててみてください。
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